2019年6月3日、北矢三の田宮街道(徳島県道30号線)沿いの長らく空きテナントだったところに、「こがね製麺所 徳島北矢三店」がオープンした。
こがね製麺所は香川県を中心に展開するチェーンのうどん店で、徳島には初進出となる。
一般的な讃岐うどん店と同じく、こちらの店もセルフサービスであり、最初にうどんを注文してから天ぷらや小鉢などを取っていく。
讃岐うどん店ではおなじみのおでんの他に、「カレーとり天」などの変わり種な一品もある。アルコールもあるが、なぜか「ストロングゼロ」や「99.99」などの強いヤツばかりが充実していた(笑)
また、ねぎと生姜とわかめと天かすを無料でトッピングすることができる。わかめを無料トッピングできる店は貴重なのでうれしいところだ。
うどん激戦区である香川県でチェーン展開しているということは、うどんに関して抜群に舌の肥えた香川県民を満足させるだけのクオリティがあるということに違いない!期待が高まる。
注文したのは「しょうゆうどん(中)」「カレーとり天」「おにぎり」。(420+130+100円)
しょうゆうどんというのは、茹でたての麺に大根おろしを乗せてすだち(またはレモン)を絞り、その上から醤油をかけて食べるだけという実にシンプルなメニュー。讃岐うどんの肝である、麺の味をしっかりと味わうことができる。
強いコシと、つるんとした舌触り、喉ごしがたまらない!
変わり種の天ぷら、カレーとり天はいわゆる「カレー粉」の味で、わかりやすいカレー味だった。やや塩辛かったような気がする。おそらくだしに浸けて食べると丁度良くなるだろう。
こちらは別日に訪問した際に注文した、「かけうどん(中)」「おでん(大根)」「野菜かきあげ」。(370+100+130円)
讃岐うどんといえば麺が命だが出汁も重要。こがね製麺所の出汁は、いりこがベースで、甘みを感じる優しい味わいだ。
大根のおでんも出汁がしみていて、とてもおいしい!味噌をかけすぎてしまった気がするが(笑)
こがね製麺所では茹でたての麺の提供に強くこだわっており、茹であがってから30分以上経過した麺は無料で持ち帰ることができる。
これは独り暮らしの男にはとてもありがたい(笑)
一袋にたくさん入っているので、小食な方なら2食分ぐらいになるかもしれない。
本場の讃岐うどんをお腹いっぱい楽しむことができる、おすすめの店だ。
ごちそうさまでした。
徳島県徳島市北矢三町3丁目2-11
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