とば作は徳島のセルフうどんの草分け的存在で、1977年に小松島で創業した。
小松島の本店は2017年に閉店したが、たくさんの系列店は今なお営業している。
小松島港まつりで見かけた、とば作のキッチンカー。ファンシーな見た目だが書いてあることは世知辛い
JR佐古駅前にあるとば作佐古店
今回はJR佐古駅前の通りにある「とば作 佐古店」にお邪魔した。
入口から入ってすぐのところに、麺が置いてある。
うどんとそばの2種類、サイズを大・中・小から選ぶことができる。
サイドメニューの天ぷらも複数種類がある。
そして麺をお湯で温めて、出汁を注ぐ。本格的なセルフサービスだ。
佐古店のメニューは基本的に「かけ」で、そこに天ぷら等のトッピングを足していく形式だ。
うどん(大)、かにかま天、みそチキン(350+120+120円)
とば作のうどんは讃岐風。出汁はいりこ出汁で、ほのかな塩気が優しい味だ。
うどんの命である麺も、もっちりとしつつやや柔らか目でだしがしみておいしい。
物珍しくて注文した、フライメニューの「みそチキン」は、一口食べると味噌の甘く芳醇な味わいが口いっぱいに広がる。衣もクリスピーで、頼んでみて正解だった。
提供が早く、値段もリーズナブルな庶民の味方ともいえる店で、何より徳島の地元民にとっては思い出に残る心の味という側面もあるようだ。懐かしい気持ちになれる古き良きセルフうどん店だった。
ごちそうさまでした。
セルフうどん とば作 佐古店
徳島県徳島市佐古二番町18-9
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