夕食のおかずにもう一品欲しいときってありますよね。
そんなときにいつも気になっていたのが、徳島市佐古六番町の「やきどりセンター富永」でした。
雰囲気抜群の年季の入った佇まいに、焼き鳥(やきどり)1本60円というリーズナブルな価格設定。地域で長く愛されている雰囲気ですが、問題が一つありました。
やってるのかやってないのかわからない!!
店のシャッター自体は夜7時ごろに閉まるのですが、シャッターが開いていても店頭に誰もいないこともしばしばあるのです… それゆえに、利用しようと思ってもあきらめざるをえないことが多かったのですが、先日ようやくご主人を捕まえて焼き鳥を買うことができました(笑)
あっさりやきどりと、骨付きから揚げ
店頭のホットショーケースもまた雰囲気抜群なんですよね。味わいのあるフォントで「特選若鳥」「今日もチキンで健康!」と書いてあります。
メニューは1本60円の「やきどり」 以外にも「つくね」「レバー」「もも焼き」「から揚げ」があります。今回はやきどりとから揚げを注文しました。
から揚げはパックに、やきどりはポリ袋に入れて、紙包みに包まれた状態で提供されます。また、豚を模したかわいらしい容器に入ったやきどり用のタレが付いてきます。
やきどりの部位は胸肉です。甘辛いタレがあらかじめ控えめにかかっており、あっさりとした口当たりです。お好みで付属のタレを追加することもできます。
そしてこのやきどりには、鶏肉と鶏肉の間に、ねぎまのような感じで玉ねぎが挟まっています!
少し調べてみたところ、ねぎまの「ねぎ」として長ねぎが使われる地域と玉ねぎが使われる地域があり、北海道の道央地域や青森、岡山ではねぎまに玉ねぎを挟むのだとか。
やきどりセンター富永のやきどりのルーツも、そうした地域にあるのかもしれませんね。
ちなみに岡山出身ですが、ねぎまには普通に長ねぎが挟まっていた記憶しかありません(笑)
から揚げは骨付きで、こちらも脂身の少なめな胸肉のから揚げです。
コショウがぴりっときいていて、お酒が欲しくなる感じですね。
遅い時間帯だとご主人が奥に引っ込んでいて出てこなかったり、やきどりやから揚げも冷めた状態だったりしますが、日中だったらご主人が店頭でやきどりを焼いているところを見かけることもあるので、できたてが欲しい場合は日中が狙い目だと思います。
あっさりとした味わいのやきどりです。皆様も試してみてください。
徳島県徳島市佐古六番町4-28 エステイト佐古
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