長く住んで慣れ親しんだ土地でも、行ったことの無い場所や知らない場所がたくさんあると思いますが、特に「地元のホテル」にはなかなか泊まる機会が無いのではないかと思います。
先日、用事のため仙台から徳島へと行きました。宿泊先は、蔵本駅前にあるビジネスホテル「セルフイン徳島 蔵本駅前」です。徳島時代に数えきれないほど何度も前を通り過ぎてきたこのホテルを初めて利用してみたところ、とてもリーズナブルなうえに、満足できる時間が過ごせました!
蔵本駅前の小さなビジネスホテル
今回利用したセルフイン徳島 蔵本駅前は、その名の通り蔵本駅前のロータリーに立地しているビジネスホテルです。セルフインは徳島が発祥のホテルチェーン「ハイパーインホテルズ」の廉価版ブランドで、徳島市内には他にも東船場町に「セルフイン徳島 東船場」があります。
宿泊代金は3月の平日、シングルルームで1泊3600円程度でした。なかなかリーズナブルです。やや年季の入った佇まいですが、とても入念にメンテナンスされており、綺麗に維持されている印象でした。壁は少々薄い感じもしましたが、まあこの値段だったらそんなものか、と許容できる程度です。
部屋はこんな感じです。シングルベッドにテレビ、机、冷蔵庫など必要なものは一通り揃っています。
コンセントが多めなのも嬉しいポイントですね。枕元にもあります。
ルームキーは最近多いカードキーではなく、懐かしの差し込んで回すタイプの鍵です。なお、このホテルは夜9時以降はセキュリティロックがかかって正面玄関が閉まってしまうのですが、ルームキーがあればセキュリティロックを解錠してホテルに入ることができるようになっています。
Wi-Fiは全館無料のものが整備されているほか、各階廊下に、自由に使える電子レンジやポット等のサービスもあります。また、フロントのある1階には無料で使える洗濯機もあります1。
また、今回は利用しませんでしたが、レンタサイクルのサービスもあるようです。
テンションの上がる、ホテルの朝食
先ほど、セルフイン徳島 蔵本駅前の宿泊料金は1泊3600円だったと書きましたが、これは朝食付きでの値段です!
朝6時半になると、ホテル1階のフロントとロビーが朝食会場に早変わりします。朝食は好きなものを選ぶ、ビュッフェ形式です。
小鉢は切り干し大根や煮物といった和食メニューから、ウィンナー炒めやスクランブルエッグ、サラダなどの洋風メニューまで、朝に食べたくなるものを幅広く押さえたラインナップです。
ご飯と一緒に、カレーまでありますよ!さらに、味噌汁は機械から出てきます。
パンもあるので、パン派の人でも安心です。
甘くコクのあるカレーに、素朴な味わいのウィンナーやミートボールやスクランブルエッグ。とても心が落ち着く味わいです。なんだか部活をやっていた頃の合宿を思い出しましたね。
次の日は強欲にいろいろ取ってみたりしました(笑)
煮物も甘辛くしっかりと味が染みていましたね。朝からたくさん食べて、とても元気が出ました。
とにかくリーズナブルに泊まれるホテル
セルフイン徳島 蔵本駅前は、徳島市の中心街から離れた場所にあるものの、それゆえか安価な宿泊料金となっています。蔵本駅の目と鼻の先にあるうえに、徳島駅方面へ向かうバスもたくさんあるため、うまく利用すれば利便性に関してはそこまで問題とはならないでしょう。
そして、安価でありながらも施設はしっかりとしているし、サービスも必要なものが最低限揃っています。宿泊費を抑えたい、という需要に、特にフィットしてくれるホテルです!
なお、ホテルの駐車場は無いので車を利用する際には蔵本駅前の駐車場が最寄りとなるのですが、蔵本駅前の駐車場はかなり割高なので、そこはご注意ください!
徳島県徳島市蔵本町2丁目13-2
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