道の駅紹介
岩手-17 遠野風の丘
第15回(1999年8月)登録、1998年6月開業
所在地:岩手県遠野市綾織町新里8地割2-1
永遠の日本のふるさと
遠野風の丘は、岩手県遠野市の国道283号線沿いにある道の駅です。遠野市の市街地から少し西に行ったあたりに位置し、近くには釜石自動車道遠野インターチェンジもあります。
東日本大震災の際には被災地の後方支援拠点として活躍し、このことがきっかけで全国モデル道の駅と防災道の駅に選定されています。
到着です!ちょっと休憩にしましょう。
そうだね!ここでいろいろ買おう!
遠野風の丘の施設愛称は「永遠の日本のふるさと」です。その名の通り周囲には長閑な風景が広がっています。
近くを走るJR釜石線にはSL銀河という蒸気機関車が走っており、道の駅の敷地からも走行の様子がよく見えるようです。もっとも、今回は時間の都合上SLは見られませんでしたが、非売品のSL記念きっぷを入手しました。
なお、SL銀河は2023年5月に運行終了予定とのことなので、興味のある方はお早めにどうぞ。
遠野風の丘の施設は情報コーナー、フードコート、物産館より構成されています。訪問日には軽食の屋台も出店していました。観光客が非常に多く、賑わいを見せていました。
施設の至る所に、藁ぶき屋根の日本家屋風の意匠が見られます。遠野に抱く日本の原風景的なイメージともぴったり合っていますね。
そんな日本の原風景的なイメージの一方で、インフォメーションコーナーではバーチャル職員の綾織楓花さんが地域の案内をしています。バーチャル、メタバースの波は道の駅にも来ているんですね1。
物産館の品揃えは良好で、遠野市に多くの伝説が残るカッパのグッズや、遠野物語の関連製品はもちろんのこと、遠野市で生産されたホップを使用した地ビールや、遠野市のソウルフードである、バケツで調理するジンギスカンなど、遠野市の特産品が豊富に揃っています。また、それだけでなく岩手県や三陸エリア全般の特産品も揃っています。
職場へのお土産と一緒に、個人的にとても心惹かれたあるものを購入してみました。
それがこちらの「カッパ捕獲許可証」です。
いいんですね?捕まえちゃっても!買ったからには手ぶらでは帰りませんからね!(え)
余談ですが、宮城県がラプラスを「応援ポケモン」として推しているのと同様に、岩手県ではイシツブテを「応援ポケモン」として推しています。遠野風の丘にもイシツブテのスタンプがありました。
なぜイシツブテを起用しているのかというと、文字通り岩から手が生えたデザインが岩手にぴったりだからなのだとか。
ちなみに岩手県応援ポケモン就任に合わせてイシツブテの着ぐるみが作られているのですが、それがなかなか衝撃的なデザインなので興味のある方は画像検索してみてください(笑)
遠野の物産の揃う、遠野観光の拠点
遠野風の丘は高速のインターチェンジに近い好立地から休憩スポットとしての需要が高いだけでなく、豊富に存在する遠野市の名物も幅広く揃えた道の駅です。遠野市街にあるとおの物語の館などにもお土産コーナーはありますが、充実度や売り場の面積では遠野風の丘のほうが上回っているので、遠野観光の際のお土産購入にピッタリです。
のどかな田園風景にも癒されますし、タイミングが良ければ、田園風景の中を走り抜けるSL銀河を見ることもできますよ!
よし!カッパ捕獲許可証もゲットしたことだし、カッパを捕まえるぞ!!
カッパを捕まえたとして、勝手に連れて帰って良いのでしょうか?
確かにカミツキガメとかは捕まえた川から生きたまま移動させちゃダメだもんな… じゃあ、捕まえたその場で食べる?
無茶言わないでくださいー!
(道の駅遠野風の丘のホームページはこちら↓)
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