中華亭 分店(刈田郡蔵王町)

中華亭ラーメン1 グルメ

日頃から宮城の美味しいラーメン情報を仕入れているなまこマンですが、とある噂を耳にしていました。それは「蔵王町の山中に、すごく評判の良いラーメン屋がある」というものです。

その店は「中華亭 分店」という店で、白石市内に本店があるほか、近年、仙台市の五橋にも分店ができたようです。

五橋だったらわりと行きやすくもありますが、せっかくだから蔵王の自然に包まれたロケーションでラーメンを味わってみたいです!

そう思った僕は、蔵王への紅葉狩りドライブの道中に中華亭分店へと立ち寄ってみることにしたのでした。

紅葉狩りドライブの様子はこちら↓

オープン前から大人気!

中華亭分店は、遠刈田温泉の温泉街から少し離れた山中にあります。国道457号線からえぼしスキー場へアクセスする、木々に囲まれた道路を走っていると、左手に中華亭分店の黄色い建物が見えてきます。

中華亭外観

とても長閑な場所ではあるのですが、事前に「とても混む」という情報を仕入れていたので、オープンの11時よりも少し早い10時30分に着くように車を走らせました。30分前乗りして待つなんて、それこそ一人旅じゃないとなかなかできませんからね。僕はスマホさえあればブログ記事の下書きをしながらいくらでも待てるので(笑)

ただ、一番乗りのつもりで30分早く前乗りしたのですが、写真にも写っている通り、先客が他にもいたのです。写真に写っていないところにも、もう1台車が停まっていました。

とりあえず車から下りてみると、店の玄関が開いていて、あらかじめ食券の購入と客待ち名簿への記入ができるようでした。一緒に待っていた方曰く、あらかじめ食券を購入しておいたほうがスムーズなのだとか。名簿には既にかなりたくさんの名前が残されていました。どれだけ人気なんだここは…!

中華亭食券

とりあえず食券を購入です。メニューは中華そばと各種トッピング類、ドリンク類で、量は並盛からトリプルまで選べます。それにしてもトリプルはちょっとわんぱく過ぎじゃないですかね!?

でもトリプルにしよっと…

言ってるそばから!?

車に乗ってオープンを待っていると、駐車場には次々と車が入ってきました。どうやら客待ち名簿に名前を書いた後に、別の場所で時間を潰していた方が多かったようです。駐車場はあっという間に車でいっぱいになりました。とりあえず車から下りて玄関の前に行くと、丁度店員さんが外に出てきてのれんをかけ、オープンとなりました。そして、先着順に店内へと案内されました。店内はかなり広く席数も多いですが、それ以上にお客さんが次々とやってきます。

てきぱきとラーメンを作り、たくさんのお客さんに運んでいく店員さんの様子を見守りながら待つことしばし。注文したメンマチャーシューメンがやってきました。

帰ってくる場所は「オーソドックスな味」

中華亭ラーメン1

おお!透き通った茶色いスープが素敵ですね!たくさん乗っかったモモ肉のチャーシューにも心が躍ります。まずはスープから、早速一口頂いてみましょう。

とってもおいしいです!

すごいぞ!これはいろんな旨味が感じられるぞ!!

オーソドックスな鶏ガラ醤油スープなのですが、これがとても旨いのです。野性味を感じられる力強い旨味がありつつも、その野性味を優しい味が「まあまあ」と宥めるように包み込んでいて、全体的に滋味深い味のスープに仕上がっています。すっきりと澄んでいるようで、いろいろな旨味が折り重なった、奥行きのある味わい深いスープでした。

中華亭ラーメン2

麺はつるりとした中細麺で、あっさりとしたスープと共にするすると入ってきます。存在感はありつつも主張はしすぎない麺ですね。

脂身の少ない歯ごたえのあるチャーシューも、こりっとしたメンマも、あっさりとした味付けでスープによく合います。スープを吸った海苔も旨いです。そしてこのあっさりとしたスープには、白ネギが合いますね!

近年はラーメンも多様化してきて、魚介豚骨や鶏白湯やつけ麺など、各店舗が趣向を凝らした一杯を提供しています。ですが、バラエティに富んだラーメンを一通り味わった後で最後に帰ってくる場所は、やっぱりシンプルでオーソドックスなラーメンなのかなと思います。中華亭分店のラーメンはその「シンプルでオーソドックスなラーメン」の最高峰といった印象の一杯で、シンプルながらも奥深くいろいろな旨味を楽しめる、丁寧な仕事を感じられるラーメンです。客層も老若男女問わず訪れていましたが、良い意味で癖が無い分、幅広い世代が美味しく楽しめるのだろうなと思いました。

蔵王や遠刈田温泉の観光の際には、ぜひとも訪れておきたいラーメン店です!

やっぱり時代はオーソドックスだ!奇をてらっちゃダメなんだ!

「地上侵略を目指すなまこが運営する食べ歩きブログ」は大分奇をてらった設定だと思いますけどね…

だからなまこマンもオーソドックスに武力で侵略するぞ!覚悟!!

人間の力って、強いんですよ?(ギュゥ

潰れる!ギブ!!

とりあえず地上の平和は守られましたね。

中華亭 分店
宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉七日原478-1

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この記事を書いた人

日本各地を渡り歩くさすらいのなまこ。食べ歩き、道の駅巡り、スーパー銭湯巡りが好き。流れ着いた地域の飲食店、道の駅、スーパー銭湯情報をブログにて発信中。【これまでの拠点】徳島、仙台、名古屋

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