宮城-01 七ヶ宿
※記念きっぷは販売していません
七ヶ宿は刈田郡七ヶ宿町の国道113号線沿いにある道の駅です。宮城県南部の水瓶である、七ヶ宿ダムに面した七ヶ宿公園の中にあります。
地域の物産、特に白石温麺が充実
道の駅七ヶ宿の施設は物産館「にぎわい産直市場」、レストラン、軽食コーナー、資料館「水と歴史の文化館」から構成されています。
にぎわい産直市場には地域の農産物や農産加工品が多く並んでいます。町内産のそば粉を使用した、七ヶ宿町名物の七割そば「七ヶ宿そば」も取り扱われています。個人的に特筆しておきたいと思ったのは「幻のフルーツ」と呼ばれるポポーが販売されていたことですね。ポポーはとても傷みやすいことから、産地で少量しか出回りません。ゆえに幻と呼ばれるのだそうです。収穫時期は秋頃なので、この記事が投稿される頃にはもう出回っていないかもしれませんが、興味のある方はぜひ次の秋に探してみてください。僕も買っておけばよかったかも(笑)
にぎわい産直市場の数々のお土産の中で最も目を引くのは、近隣の白石市の名物である白石温麺(うーめん)です。さまざまなメーカーの温麺を複数種類取り揃えています。
すみっコぐらしや仙台弁こけし、宮城県応援ポケモンのラプラスなどとコラボした温麺も販売されていました。
白石温麺はそうめんに似た麺類で、油を使わずに仕上げており、胃に優しいのが特徴です。「おくずかけ」と呼ばれる和風餡のようなものをかけて食べるのが定番の食べ方です。
温麺はつるつると滑らかで、なおかつ柔らかく、確かに胃腸が弱っているときでも食べられそうな優しさでした!
道の駅七ヶ宿は自然に囲まれた場所にあり、隣接する七ヶ宿公園や七ヶ宿ダムではグラウンドゴルフやアスレチック、水遊びなどを楽しむことができます。街の喧騒から離れて、自然と触れ合う休日を過ごしたいときにピッタリの道の駅です!あとは、駐車場も広いのでドライブ中の休憩にも適していますね。
(おまけ)旧駅舎
道の駅七ヶ宿が現在の場所で営業を始めたのは2014年で、それ以前には別の場所で営業していました。道の駅も初回登録からもう30年近く経ちますからね。施設の移転や統廃合も珍しい話ではなくなってきました。
現在の場所から南東に4km離れた場所に、旧・道の駅七ヶ宿があります。閉鎖後も建物と駐車場がそのまま残されている珍しいパターンです。
七ヶ宿ダムを観察する場合は、旧施設からのほうがよく見えるのでおすすめです。
七ヶ宿ダムでは大噴水が有名で、旧施設からも大噴水がよく見えるようです。ただし訪問時にはちょうどその日の分の噴射が終わった後だったので、見られませんでした(笑) ちなみにこの大噴水には、ダム湖の湖水のプランクトンを処理し、水質を保全する役割があるそうです1。
(おまけ2)謎の記念入場券!?
道の駅七ヶ宿では記念きっぷを販売していないのですが、一方でこのようなものも存在するんですよね…
「見本」のはんこが押された、いかにも非売品な「記念入場券」です。道の駅記念きっぷの黎明期(2003年頃)に、配布されていたのでしょうか…
すごいですね。こんなもの、どうやって手に入れたんですか?
いや、あの、メルカリで…
い、いくら使ったんですか!!
うーん、これぐらい。ハンバーガーが(ピー)個分ぐらいかな?
……なまこマンさんのお財布はわたしが管理します。今月はもうサウナに行かないでくださいね。
ウィッス…
道の駅七ヶ宿の記念入場券について、詳細をご存知の方がいらっしゃったら情報提供よろしくお願いします!(出品者に尋ねてみましたが詳細は不明なままでした)
道の駅 七ヶ宿
宮城県刈田郡七ヶ宿町上野8-1
- 参考:七ヶ宿ダム湖「大噴水」
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