道の駅紹介
宮城-13 三滝堂
第44回(2015年11月)登録、2017年4月開業
※記念きっぷは販売していません
所在地:宮城県登米市東和町米谷字福平191-1
三陸沿岸道路の便利な休憩スポット
道の駅三滝堂は、宮城県仙台市と青森県八戸市を結ぶ高速道路「三陸沿岸道路(三陸自動車道)」の沿線に位置しています。三陸沿岸道路は大部分が無料区間であることから、沿線の休憩施設として下道にある道の駅が活用されていますが、道の駅三滝堂に関しては登米市の三滝堂インターチェンジに併設されており、三陸沿岸道路本線上からダイレクトにアクセスが可能です1。
道の駅施設は売店、コンビニエンスストア(ファミリーマート)、フードコート、ファストフードコーナー、休憩室から構成されているほか、屋外にはドッグランもあります。また、車中泊用の駐車場「RVパーク」も併設されています。
施設自体はよくある高速道路のパーキングエリアといった印象ですが、地域の物産も幅広く取り扱っています。(売店のみならず、ファミリーマートにもご当地のお土産コーナーが大きく設けられています)
食事関係は特に充実しており、人気メニューである登米牛のステーキを味わえるフードコートがあるだけでなく、売店には手作りの弁当や総菜、パンなどがたくさん並んでいます。さらに言うとファミリーマートでも弁当類を販売しているので、休憩の際の食事には困らないでしょう。
情報コーナー兼休憩スペースは広々としており、三陸沿岸道路をはじめとした周辺の主要道路の道路情報をリアルタイムチェックできるモニターが設置されています。
トイレには、武家屋敷の残る旧登米町をイメージした装飾があったのですが… さすがにトイレなのでカメラを回すのは自重しました(笑)
残る震災の爪痕
ご存知の通り、東北地方の太平洋沿岸地域は2011年の東日本大震災にて甚大な被害を受けています。三陸の道の駅を巡る中で、震災の爪痕を至る所で目にしたわけなのですが、道の駅三滝堂にも震災の遺物が残されています2。
広い休憩室の一角に、それはあります。
こちらは街灯の基礎の部分です。津波によって、基礎、支柱、灯具が引きちぎられ、ばらばらになって流されたというのです。あんなに固い街灯がいとも簡単に壊されてしまうとは… 想像以上の破壊力に言葉が出ませんでした。
この時計は、三陸の沿岸を走る国道45号線を維持管理する、気仙沼国道維持出張所にて使用されていたものです。同出張所は津波に飲まれて崩壊しており、この時計も津波に飲まれた時刻で止まっているということになります。
道の駅三滝堂の休憩スペースには他にもいくつかの震災の遺物が残されています。いずれの遺物からも、震災並びに津波のすさまじさを感じ取ることができます。
ですが、これはほんの序の口でした。三陸の道の駅は、まだまだこんなものじゃないぐらい、震災の歴史を雄弁に物語っていました。そのことについては、また後日の記事にて紹介致します。
道の駅三滝堂 まとめ
道の駅三滝堂は、三陸沿岸道路の三滝堂インターチェンジに併設された道の駅です。三陸沿岸道路本線からのアクセスが容易ですし、車中泊用スペースのRVパークや、24時間営業のコンビニエンスストア(ファミリーマート)も併設されているため、長距離ドライブの際の休憩に適しています。フードコートがあるだけでなく、売店ではバラエティに富んだ弁当や総菜類を販売しているので、食事にも困りません。
三陸方面のドライブの際に、ぜひ利用してみてください!
ちなみに、三滝堂ではソフトクリームも販売しているのですが…
そのイメージ画像は完全にアウトだと思います!!
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