大船渡の穴場的日帰り温泉!夏虫のお湯っこ

夏虫のお湯っこ外観 温泉・サウナ・ホテル

1泊2日の三陸道の駅巡りの旅も、そろそろ折り返し地点です。1日目には7か所の道の駅を巡りました。宿泊予定のホテルに向かう前に、旅の汗を流すことにしましょう。

釜石市からホテルのある大船渡市街に向かうまでの間に、どこか良さげな日帰り温泉が無いかを探してみたところ「夏虫のお湯っこ」という日帰り温泉を見つけました。バイブラバスやドライサウナのある本格的な人工温泉施設とのことです。長距離運転の疲れを癒しましょう!

山道の先にある穴場的な温泉

長距離の運転で疲れました… それに冬だからすっかり真っ暗でちょっと怖いです…

長距離運転本当にありがとう!次の目的地は温泉だから、ゆっくり休もう!

しっかり休んで、ホテルまで安全運転でいきますよ!

カーナビの行き先に「夏虫のお湯っこ」を設定し、道の駅釜石仙人峠を後にした僕は、夕闇に包まれた国道45号線を南下していました。

カーナビの指示に従いつつ車を走らせていると、途中で国道45号線を離れて細い道に誘導されたのでした。

この道、本当にあってますよね?

カーナビが合ってると言っている!!

国道から離れるにしたがって沿線の人家も消え、道はどんどん山奥へと続いていきます。「この先に温泉がある」とわかっているからこそ迷いなく進めるのですが、ふと我に返って「なぜ僕は知らない街の知らない山奥に進んでいるんだろう」と思ったりもしました(笑)

カーステレオで東海オンエアの動画を再生しながら心細さを緩和しつつ進んでいくと、目の前に「夏虫のお湯っこ」の看板が見えてきました!道が間違っていなかったことがわかって安心しました。なお、実際の道のりは国道から一本道なので、迷うことは無いと思います。

どうやら、このあたりには「夏虫山」という山があるようで、施設名もそこからとられているようです。山の中ということもあり、雪が少し残っていました。人里からはそこそこ離れた山の中でしたが、駐車場には主に地元ナンバーの車が多く停まっており、地元の方の普段使いであることが伺えます。

夏虫のお湯っこ外観

もうすっかり真っ暗になっていたので建物がまともに写っていませんが(笑) こちらが夏虫のお湯っこの建物です。屋根付きの階段に趣のある、コテージ風の建物です。宿泊施設「遊YOU亭夏虫」が併設されているとのことですが、訪問時は休業中でした。

ちなみに写真にはまともに写っていませんが、階段の向かって左手側には池があり、チョウザメが泳いでいるそうです。

室内

いかんせんこれまでの道のりが寂しすぎたので、明るいのがとにかく嬉しいです!

入浴可能時間は10時~21時と、割と遅くまで営業しています。入浴料は大人1名400円とかなりリーズナブルですが、何より便利だと思ったのは、入浴料の支払いがキャッシュレス対応だったことです!クレジットカードやPayPayが使えました!仙台市内でも券売機式のスーパー銭湯が多いのに、これは画期的ですよ!

タオルやアメニティ類はフロントの傍で販売しているので安心です。僕もタオルを忘れてきたのでここで買いました(え)

ここまでの道のりでとてもくたびれました。早速お風呂に入りましょう!脱衣室は脱衣籠式ですが、貴重品を入れられるコインロッカーもあるので安心です。

女子禁制!

はいはい。

自然を眺めながら浸かれる温かい人工温泉!

お湯っ子お風呂
(イメージ)

当然ながら温泉内ではカメラを回せないのでイメージイラストです。

夏虫のお湯っこの内風呂には超音波風呂、バイブラバス、水風呂の3種類の浴槽があります。露天風呂はありませんが、大きな窓があるので日中には夏虫山の豊かな自然を眺めながら入浴できます。もっとも訪問時は既に外が真っ暗だったので、風景は見えませんでした。そこが残念でした!

夏虫のお湯っこは温泉ではありませんが、仙台のとぽすのように人工温泉となっています。とぽすは人工ラジウム温泉でしたが、夏虫のお湯っこはヘルストン温泉という種類の人工温泉で、弱アルカリ性のミネラルが溶け込んだお湯です。肩こりや腰痛、そして何より疲労回復にも効果があるので、運転の疲れを癒すのにとてもありがたかったです!

イラストで描いた部分の手前側にはドライサウナがあります。温度が高めで、中にテレビもあるので、じっくりと温まることができます。テレビの無いサウナに10分も居られない贅沢な体になってしまいましたが、そんな僕でも安心です(笑)

お風呂上がりにもゆったりできます

夏虫のお湯っこにはお風呂以外にも売店、リラクゼーション、食堂、有料の個室休憩室があります。売店はフロントに隣接しており、アメニティの他にも地元の野菜や婦人服などを販売しています。手作りの南蛮味噌やお湯っこまんじゅうが人気とのことです。

辛い「サウナラーメン」を提供する食堂もあるのですが、僕が訪問した平日はランチタイムのみの営業だったので残念ながらサウナ飯はできませんでした。

R-1

なので湯上がりの一杯は、ロビーのソファーに座りながら、牛乳自販機で買ったR-1です!飲むヨーグルトの爽やかな酸味が火照った体に染み渡りますね!

極楽だ… このまま寝たい…

何言ってるんですか!?早く出ないとホテルのチェックインに遅れちゃいますよ!

そうだね!

夏虫のお湯っこは、あまり目立たない山の中にある、言うなれば「知る人ぞ知る日帰り温泉」ですが、施設はかなり充実した穴場スポットなのでおすすめです!とはいえ「知る人ぞ知る」と言いつつ、1996年のオープンから累計150万人訪れているらしいです。なので長い間根強く愛されている温浴施設とも言えますね。

自然に囲まれながらの入浴は爽快ですよ!

旅の1日目終了…

大船渡プラザホテル

夏虫のお湯っこを後にし、無事に宿泊予定のホテル「大船渡プラザホテル」に到着しました。

大船渡プラザホテル客室

かなり新しいホテルで、とても快適に過ごせました!

翌日の冒険も充実したものにしていきたいです!

せっかくの港町だから、朝ごはんは朝市の食堂で食べたいね!

良いですね!開店時間を調べてみます!

……大船渡市魚市場のレストラン、12月19日から年末年始休みに入ったみたいです…(※宿泊日12月26日)

なんだってー!

三色丼完成

もういい!道の駅さんりくの海鮮丼食べちゃう!!凍ってるけど!!!

だから凍ってたんですね!

夏虫のお湯っこ
岩手県大船渡市三陸町越喜来小出59-1

夏虫のお湯っこのサイトはこちら↓

自然の中で入浴できる日帰り温泉のある香川県の道の駅「ことなみ」の紹介記事はこちら↓

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この記事を書いた人

日本各地を渡り歩くさすらいのなまこ。食べ歩き、道の駅巡り、スーパー銭湯巡りが好き。流れ着いた地域の飲食店、道の駅、スーパー銭湯情報をブログにて発信中。【これまでの拠点】徳島、仙台、名古屋

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