道の駅紹介
岩手-19 錦秋湖
第16回(2000年8月)登録、2000年10月開業
所在地:岩手県和賀郡西和賀町杉名畑44地割264
災害から復活したばかりの道の駅
三陸沿岸には積もっていなかった雪も、内陸の花巻市あたりまで来るとかなり積もってきました。花巻市から南下し、北上市から秋田自動車道に沿うように国道107号線を西に進むと、雪はさらに深くなっていきます。
それもそのはず。目的地である道の駅錦秋湖があるのは、日本屈指の豪雪地帯である西和賀町(旧湯田町)なのです。
錦秋湖と呼ばれる湯田ダムのほとりに、道の駅錦秋湖があります。ただし道の駅敷地から湖はあまり見えません。
道の駅錦秋湖は、2021年5月に起きた国道107号線の地滑り災害のため2022年11月まで休業していました。訪問時は営業再開して間もない頃だったため、館内には営業再開を祝う横断幕があったほか、利用客の中には観光客だけでなく工事関係者も多かったです。
内部はログハウスの山小屋のような雰囲気です。薪ストーブが味わい深いですね。
施設は物産館とレストランから構成されています。
西和賀町は豪雪地帯であることを売りに町おこしを行っています。寒く雪深い厳しい冬が育んだ自然の産物を、道の駅錦秋湖では数多く扱っています。「西わらび」などの山菜や、寒い冬の間に漬ける「大根の一本漬け」など、西和賀町の豊富な物産が揃います。
レストランは季節ごとにメニューが変わるのが特徴で、春は雪の育んだ山菜、夏は夏野菜、秋は芋やきのこ等の秋の味覚、冬は体の温まる納豆汁等を提供しています。地元産へのこだわりを随所に感じられます!
その他、四季折々の錦秋湖をイメージしたダムカレー、ソフトクリームにわらび餅とそばかりんとうがセットになった「にしわがまるごとスイーツ」も人気です。
岩手の地ビールを味わう!
お土産として、岩手県の地ビールを購入しました。
こちらは銀河鉄道999の車掌さんがデザインされた缶が印象的な「車掌さんの黒ビール」です。銀河鉄道の夜はともかく、銀河鉄道999も岩手の作品というくくりなのでしょうか?
グラスに注いでみました。惚れ惚れするような黒色ですね!香ばしく濃厚な飲み口の黒ビールです。同じ黒ビールである山形県西川町の地ビール「月山ビール」のミュンヒナーと比べるとかなり濃厚です。
こちらは西和賀町の地ビール「ユキノチカラ白ビール」です。雪解け水が長い時間を経て変化した湧水で仕込んだ地ビールです。
こちらもグラスに注いでみました。透き通った綺麗な色ですね!
だからレモンサワーのグラス!!
これが使いやすいんだもん!
黒ビールとは対照的に、すっきりとした飲み口です。香りもどこかフルーティーで、酸味と甘みを感じられる爽やかなビールでした。
道の駅錦秋湖 まとめ
道の駅錦秋湖は、錦秋湖のほとりにあるログハウス風の道の駅です。厳しい冬の育む豊かな恵みを、物産館やレストランにて楽しむことができます。雪や自然に囲まれたロケーションも最高です!
乳製品や山菜など、西和賀町の恵みが様々に揃っていますが、地ビールが特におすすめです!
七ヶ宿ダムの近くにある宮城県の道の駅「七ヶ宿」の紹介記事はこちら↓
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