自由ヶ丘のごはん お住(名古屋市千種区自由ヶ丘)

お住ハンバーグ定食1 グルメ

いつもは、お昼には職場で弁当を食べるようにしているのですが、その日はたまたま外出しており、地下鉄名城線自由ヶ丘駅のあたりでランチを食べられる店を探していました。近くには先日紹介した「うどんのいなや」もあるのですが、その日は待機列ができるほどに混んでいました。

ですが、行こうと思っていた店が混んでいるときは、新たな店を開拓するチャンスでもあります。今回も、うどんのいなやのお向かいに、良い感じの店を見つけました。

お住外観

今回は、自由ヶ丘駅前の洋食店「自由ヶ丘のごはん お住」を紹介します!

ふわふわのハンバーグランチ

扉を開くと、紳士のような雰囲気のご主人が元気よく迎えてくれました。

店内はカフェのような内装で、観葉植物や緑の小物が各所にあしらわれたお洒落な雰囲気です。近隣の住民と思われる常連さんもたくさん来店しています。

お住ランチメニュー

ランチメニューはとんかつ定食、みそかつ定食、ハンバーグ定食、海老かつ定食、鶏の唐揚げ定食の5種類あり、いずれも税込950円です。

アルコール系のドリンクメニューもあり、種類が多いわけではないものの、お昼から飲むこともできるようです。というかお昼から飲んでるお客さんがいました(笑)

それにしても、メニューを見ていると、説明文の隅から隅まで、ご主人のこだわりを感じられますね!どれも美味しそうです。ですが、全て味わいたいのはやまやまながら、残念ながらお腹のスペースの都合上、注文できるのは一つだけです。悩んだ挙句、心を決めて、ご主人に注文を伝えました。

待つことしばし。この日のお昼ご飯がやってきましたよ…!

お住ハンバーグ定食1

というわけで、ハンバーグ定食を注文しました。ちなみにご飯は大盛り可能で、大盛りにしても値段は変わらないようです(今回は普通盛り)。

ご飯と赤だしの味噌汁と、主役のハンバーグプレートやってきました。ハンバーグプレートには付け合わせとしてキャベツサラダとポテトサラダが付いてきます。

お腹に優しく、まずはベジファーストでいきましょう。野菜から頂いてみます。サラダにはオニオンドレッシングがかかっており、酸味とコクが食欲を加速させてくれます。

お住ハンバーグ定食2

ある程度弾みがついたところで、ハンバーグを頂いてみることにしましょう。

お箸で一口サイズに切ってみます。おお、この時点で柔らかいですね。デミグラスソースをたっぷりと付けて、一口頂いてみます。

ふわふわだ!ふわふわじゃないか!!

お住のハンバーグは、とても柔らかく、とろける食感に仕上がっています!肉肉しい粗挽きハンバーグも良いですが、こういうきめの細かいふわふわのハンバーグも優しくて、肉汁もダイレクトに感じられるので、とても好きです。

ワインを煮詰めて作ったというこだわりのデミグラスソースは、酸味と旨味が絶妙でした。

こだわりと「ひと手間」を感じられる、とても美味しいハンバーグランチでした!

箸で切れる柔らかいみそかつランチ

ハンバーグ定食は、ご主人のこだわりを感じられるとても丁寧な一品でした。こうなったら、他のメニューもぜひとも食べてみたいです!

そう思った僕は、気が付けばお住にちょくちょく通うようになっていたのでした。

お住味噌カツ定食1

こちらはランチメニューの「みそかつ定食」です。豚ロースカツに、赤味噌ベースの甘辛い味噌ダレが付いてきます。

お住味噌カツ定食2

このロースカツが、非常に柔らかくて旨いんですよ!メニューにも書いてある通り「箸で切れる」柔らかさです。ロース肉の、脂身の少ない部分をカツにしているので、ボリュームがありつつもくどすぎないのが30代のお腹には嬉しいですね。

そして、甘辛くしょっぱい味噌ダレが食欲をしこたま刺激してくれます。豚肉の旨味との相性も良好だし、ご飯もとても進みます。

お住の人気メニューでもあるようで、多くのお客さんから注文されている印象でした。

ぷりぷり食感とこだわりのタルタルソース!海老かつランチ

お住えびカツ1

こちらはランチメニューの「海老かつ定食」です。写真には写っていませんが、ご飯と赤だしも付いています。

この海老かつには、特にたくさんのこだわりが詰まっている印象です。単なるエビフライと思うことなかれ。えびの身の周りにはえびのすり身が纏わせてあり、ぷるぷる食感とプリプリ食感の両方を楽しむことができます。食べ応えも食感も抜群です!

お住えびカツ2

タルタルソースにもこだわりがあります。写真だと多少見にくいかもしれませんが、ソースの中に細かく刻んだカリカリ梅が入っているのです。このカリカリ梅が良い仕事をしていて、食感と風味をより華やかにしてくれていますね。

お住の海老かつは、ご主人の細かなこだわりを特に強く感じることができるので大好きです!

ディナー限定メニューのお野菜と豚肉のとろとろ煮

お住ディナーメニュー

ディナータイムには、ランチタイムにも提供されていた5品に加え、ディナータイム限定のメニューとして「お野菜と豚肉のとろとろ煮」と「ポークピカタ」が提供されます。お値段は全て税込1250円です。

お住お野菜と豚肉のとろとろ煮1

「お野菜と豚肉のとろとろ煮」を注文してみました。

お住お野菜と豚肉のとろとろ煮2

豚バラ軟骨と、なすやパプリカといった野菜をとろとろになるまで煮込んだ一品です。パプリカとブロッコリーが入っていることで、彩りも豊かですね!こういう視覚的な楽しさからも、ご主人のこだわりを感じられてほっこりとします。

名前の通り、豚バラ軟骨も野菜も非常にとろとろに仕上がっており、昆布醤油の甘辛い味がとてもよく染みているのでご飯も非常に進みます。そして、練りからしも味変として優秀で、辛さが味を引き締めてくれます。

家庭風カレーを楽しめるイベント「おうちカレー食べにこない?」

お住イベント告知

2023年7月23日には「おうちカレー食べにこない?」というイベントが開催されました。先着30食限定で、普段はメニューとして提供されていないお住の自家製カレーを味わうことができます。参加費は大人が300円でした。

開始に合わせて訪問すると、地域の常連さんで既に賑わっていました!

僕も席に着いて、待つことしばし。お住のカレーがやってきました。

お住おうちカレー

辛味よりも、具材由来の様々な旨味が複雑に絡み合った深いコクが前に出たカレーで、これは確かに、ポスターにも書いてあった通り、辛い物が苦手な子供でも食べやすい一杯だなと思いました。

例えるなら「二日目のカレーの最上位種」みたいな感じでしょうか。自宅で作ったカレーも一晩寝かせると、様々な旨味が絡み合った味わいになりますが、その一方で多少味がぼけた感じにもなってしまい、物足りなさがあります。ですが、お住の家庭風カレーは「二日目のカレー」のような美味しさがありつつ、絡み合う旨味の一つ一つが濃いので味がぼけておらず、とても美味しい一杯に仕上がっていました!

自由ヶ丘のごはん お住 まとめ

お住は地下鉄名城線自由ヶ丘駅前の商店街「自由ヶ丘プラザ」にある洋食店です。営業時間はランチタイムおよびディナータイムで、ひと手間かかったこだわりの洋食の数々を楽しむことができます。

ご主人が一人で切り盛りしていることが多いので、店内の混み具合によっては席への案内や料理の提供が遅れることもあるので、その点は要注意です。

ご主人は人好きのする笑顔が印象的な方で、入店時から会計時に至るまで細やかな心配りをしてくれます。お住は地域のたくさんの常連さんに愛されている店ですが、人気の秘密は料理のクオリティもさることながら、ご主人の人柄にもあるのではないかと思います。

自由ヶ丘のごはん お住
愛知県名古屋市千種区自由ヶ丘3丁目2-27

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この記事を書いた人

日本各地を渡り歩くさすらいのなまこ。食べ歩き、道の駅巡り、スーパー銭湯巡りが好き。流れ着いた地域の飲食店、道の駅、スーパー銭湯情報をブログにて発信中。【これまでの拠点】徳島、仙台、名古屋

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