道の駅紹介
徳島-18 くるくる なると
2021年6月(第55回)登録、2022年4月開業
※道の駅カードは販売していません
道の駅 くるくる なると
徳島県鳴門市大津町備前島字蟹田の越338-1
営業時間:
9:00~17:00
10:00~17:00(大渦食堂、ホレタテキッチン)
9:00~16:00(ファストフード ナルトエエモン)
大賑わい!徳島県18カ所目の道の駅
僕は徳島に住んでいた頃に、当時開業していた徳島県の道の駅17カ所全てに訪問しました。記事にしていない道の駅大歩危へはブログを始める前に行っていますし、道の駅宍喰温泉と道の駅日和佐に関しては先日ようやく記事にできました。
そして、僕が徳島を離れた後である2022年4月に、鳴門市の吉野川バイパス沿いに道の駅くるくるなるとがオープンしました。しかも、聞くところによるとなかなか賑わっているようで、さらには僕の集めている道の駅記念きっぷも販売しているというのです。
記念きっぷはぶっちゃけるとメルカリにも出品されているので買えてしまうのですが、それではあまりにも味気ないです。メルカリは「せっかく訪問した遠方の道の駅で記念きっぷが売り切れていたとき」限定で使っている最終手段です。必ずや道の駅くるくるなるとへと訪問し、記念きっぷを直接購入しようと心に決めていました。
そして、2023年12月に、満を持して訪問することができたわけです。
道の駅くるくるなるとのある吉野川バイパスは、神戸淡路鳴門自動車道鳴門インターチェンジと徳島市街とを結んでおり、四国どころか日本全国でも屈指の交通量を誇る幹線道路です。それゆえ、道の駅くるくるなるとも多くのドライバーに利用されており、大盛況だといいます。
訪問日が丁度年末の仕事納めの時期だったこともあってか、道の駅くるくるなるとの駐車場はかなり混雑しており、入場に手間取りました。入場してから駐車できるまで10分は待ったような気がします。ですが、これは言い換えると、この道の駅が鳴門市の新たな名所として人を集めているということでもあるので期待が持てます。
充実した施設!隙の無いエンタメ系道の駅
施設の入口には、鳴門市の名物である鳴門金時さつまいもを模したオブジェがあり、フォトスポットとなっています。
施設は2階建てで、1階は物産館とレストラン(大渦食堂、ホレタテキッチン)、フードコート(ナルトエエモン)、テイクアウトの飲食テナント(ベーカリーイモホレタ、芋屋鳴福、おいも、なる。、鳴門ほれほれプリン)から構成されており、2階は休憩スペースと公園になっています。
物産館の入口には「鯛キャッチャー」や「鳴門金時キャッチャー」といった面白いクレーンゲームがあります。それぞれ、鯛や鳴門金時を模したマスコットを獲得したら、お土産と交換することができます。マスコット自体の出来も良いので、個人的にはこのマスコットも持って帰りたいのですが!もし道の駅の方がこの記事を読まれていたらぜひともご検討のほどよろしくお願いします(え)
物産館には徳島県や四国、淡路島のお土産がところ狭しと並んでいます。メジャーどころのみならず、マイナーなお土産もかなり揃っており、品揃えは非常に豊富です。地元の農水産物や惣菜も揃っています。雰囲気で言うと近隣の道の駅いたのに似ていますが、道の駅いたのよりもお土産に特化した印象を受けました。
実家へのお土産に、こちらのレンコンチップスを購入しました。薄切りのレンコンを揚げたものが入っているのかと思いきや、どうやらレンコンを練って成形したものを揚げているようです。サクッと軽い食感でした。
なお、同じ敷地内にはJA大津松茂の農産物直売所「えがお」もあります。お土産も地元の農産物も高い水準で充実しており、本当に隙の無い道の駅です。
飲食テナントには、徳島県や鳴門市の農水産物を活用したフォトジェニックなメニューが揃っています。いかにもSNS映えしそうな、今時のメニューという感じがしますね!訪問時間の都合上、今回はこちらで「ご飯」は頂いていないのですが、大渦食堂にはデカ盛りの海鮮丼があるといいます。コンディションが良いときにぜひとも挑戦してみたいですね。そもそもまた行ける機会があるかどうかわかりませんが…
2階の休憩スペースにはテーブルと椅子があり、腰を落ち着けながらテイクアウトのグルメを食べたり、ドライブの疲れを癒やしたりすることができます。
さらに、個室のカラオケブースまであったりします!1曲100円で歌うことができます。「ごくわずかな休憩であっても歌いたい」という需要があるから成立しているのでしょうかね。
とりあえず歌いました(笑)
休憩スペースからは屋上に出ることができます。屋上は公園となっており、家族連れが憩っていました。
徳島や鳴門の名物を模した遊具があり、ちょっとしたフォトスポットにもなっています。また、そり滑りのできる斜面や、ジップラインもあります。
ジップラインは前日までの予約が必要だったので今回は乗れませんでした。決して体重制限に引っかかったからではありません!(え)1
ホレタテキッチンの「鳴門金時パンケーキ」を味わう!
おやつに丁度良さそうな時間だったので、カフェ「ホレタテキッチン」にて鳴門金時パンケーキとアイスコーヒーを注文してみました(ドリンクセット、税込1210+275円)。
見て下さい!すごくおしゃれで映える見た目ですよ!上には鳴門金時バター、ふかした鳴門金時、アイス、小さな大学芋が乗っています。
さっそくナイフとフォークで切り分けていきます。
おおっ!ふわふわ!
ナイフがふかふかのパンケーキにすっと入っていきます。びっくりするほど柔らかいです。一口サイズに切り分けて、早速頂いてみます。
ホクホクで優しい甘味だなぁ!
ダイエットの敵だと分かっているのに食べてしまう、罪の味です…!
鳴門金時の自然な甘味は、パンケーキと非常によく合います。鳴門金時バターも、ふかした鳴門金時も、アイスも、大学芋も、それぞれがパンケーキを美味しく彩っています。さらに、パンケーキには柔らかいお餅も乗っており、これが食感をとても良くしています。アイスコーヒーと一緒に頂くのがとても美味しかったですね。
なお、鳴門金時パンケーキは焼けるまでに20分かかります。食べたい気持ちを熟成させながら、ゆっくりと待ちましょう!
道の駅くるくる なると まとめ
道の駅くるくるなるとは、鳴門市の国道11号線吉野川バイパス沿いにある道の駅です。徳島市から京阪神方面へ向かう際にはほぼ必ずと言って良いほど通りがかる立地であるので、徳島を発つ前にお土産を買いそろえるのに非常に便利です。品揃えも非常に豊富です。ここから非常に離れた徳島県の南の端にある、道の駅宍喰温泉にて購入した「DMVカレー」も売っていました(笑)
飲食テナントでは、鳴門金時やレンコン、鯛、ぶり等、鳴門の物産をたっぷりと使ったフードメニューを楽しめます。
道の駅の制度が始まってから30年が経ち、道の駅は今やドライブの休憩地点としての役割のみならず、地域に賑わいを創出する拠点としての役割も求められるようになっています。道の駅くるくるなるとには、人を集め、徳島の物産を広めるための仕掛けがたっぷりと詰まっていて、しかもその全てが思惑通りに当たっているような印象を受けました。地域の魅力を発信しつつ、目的地としても経由地としても優秀な、道の駅の理想型の一つと言えるかも知れませんね。
もし僕が徳島に住んでいる間にここがオープンしていたら、間違いなく通い詰めていたと思います!
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