グルメアプリ「SARAH」の東北エリアオフ会にて知り合ったyaoさんから、Instagramにメッセージが届きました。なんでも、6月に旅行を予定しており、その際に名古屋に立ち寄るのだそうです。せっかく名古屋にいらっしゃるのならご挨拶しておきたいと思った僕は、6月某日にyaoさんと合流して一緒に食事をすることにしました。
行先は守山区白山の「カプサイメン 名古屋守山店」です。yaoさん曰く「以前から気になっていた店」であり、僕も訪れたことがなかったので、落ち合うにはぴったりだと思いました。yaoさんは旅程を、僕は仕事を終えてから現地集合したわけなのですが、yaoさんの「当初の予定より早く着きそう」というメッセージを見逃していて待たせてしまいました…(すみません)
気を取り直しまして。「カプサイメン」という店名からして非常に辛そうな予感がしますが、なまこマンは激辛にまあまあ強い自信があります。対戦よろしくお願いします!
辛さを選べる激辛「カプサイメン」
カプサイメンは株式会社岐阜タンメンBBCが運営する激辛麺の店です。運営会社名からもわかる通り、以前に紹介した「岐阜タンメン」と同じ系列の店で、店舗のつくりやオーダーのシステムも岐阜タンメンと非常によく似ています。
オーダーの仕方は非常に簡単です。まずは好きなラーメンを選び、続いて好きな麺の種類を選び、最後に単品かセットかを選びます。
ラーメンは辛さを選べる看板メニューの「カプサイメン」と、辛くない「たまごらーめん」「しょうゆらーめん」の3種類あります。ゆえに、辛い物が苦手な方でも安心して楽しめます。
麺は「小麦ストレート麺」「中華ちぢれ麺」「冷麺風そば粉麺(+50円)」の3種類から選ぶことができます。
ラーメンは様々なトッピングでカスタマイズすることも可能です。卵とじや野菜といったデフォルトのトッピングの増量のほか、ニラや生卵やホルモン等を追加できます。
注文したのはもちろん「カプサイメン」です!5段階の辛さのうち4段階目である「特辛」に挑戦してみました。yaoさんも同じものを注文しています。
卵とじの浮かぶ真っ赤なスープの上に、粉唐辛子がかかっていていかにも辛そうです。これはいつもの「口から火を吐くなまこマン」の画像を貼り付けることになりそうですが…
あれ?意外と…
しょっぱなから爆発的な辛さに殴られるかと思いきや、意外にも、にんにくの効いたまろやかな醤油スープの旨味を感じられるだけの余裕があったのです。とはいえ全く辛くないわけではなく、口の中で辛味がじんわりと広がりながら全身の発汗を促します。「特辛」を選んだのでまあまあ辛いのは覚悟していましたが、一口目からいきなり辛い味仙の台湾ラーメンよりは有情であるように思いました。
ふんわりとした卵とじはスープによく絡み、柔らかい口当たりでスープを美味しく食べさせてくれます。
麺は「小麦ストレート麺」を選びました。加水率低めの、ぷつんと切れる食感がスープの中で存在感を放っています。
激辛メニューには強い刺激を求めたいという方も多いかもしれませんが、カプサイメンは体をじわじわと温めてくれます。さすがにスープを全部飲むのは厳しいとはいえ、カプサイメンの特辛スープは、最後まで辛味がスープの旨味を覆い隠すことなく味わうことができるものでした。過去にも似たような宮崎辛麺風の激辛麺をいろいろな場所で食べたことがありましたが、それらと比べると辛味の効き方はマイルドです。それでいて発汗効果は高く、食べ終わる頃には汗びっしょりでしたね。カプサイメンのWebサイトには「食べるサウナ」という文言がありましたが、言いえて妙な例えだと思いました。
「特辛」で注文したときには「ちょっと背伸びしすぎたかな?」と思いましたが、蓋を開けると余力を持って完食できました。ただし、この感想はあくまで、辛味にそれなりに慣れているなまこマンの感想であることにご留意ください。
ちなみにyaoさん曰く、カプサイメンは川崎の「ニュータンタンメン」に似ているとのことでした。見た目ほど辛味が強くなく、食べやすいところがニュータンタンメンにそっくりなのだとか。画像を見てみると確かに瓜二つでした(笑)
食欲が加速する名物「カプ菜炒め」
お腹が空いていたので、一緒に「カプ菜炒め」を注文してみました。カプサイメン名物の肉野菜炒めです。ゴロゴロと入った刻みにんにくと、キャベツ、ニラ、豚バラ肉を強火で炒め、仕上げに粉唐辛子をかけています。
「カプ菜炒め」という名前からこちらも辛そうな印象を受けますが、これは激辛メニューの皮を被ったパワー系にんにくメニューです!ガツンとニラとにんにくが効いた、塩系の味付けの肉野菜炒めは、にんにくの風味と豚の脂の旨味が問答無用で食欲を刺激します。上にかかったカプサイシン要素である粉唐辛子はアクセントとして機能しており、にんにくとは方向性の違う辛さが食欲を刺激します。これはご飯がかなり進みますね… 野菜の食感もパリパリで食べ応え十分です。
ちなみに、僕はこれをずっと「カプサイいため」だと思っていたのですが、隣の席に座ったお父さんが「カプナいためちょうだい」と言っており、結局正しい読み方はわからずじまいでした(笑)
カプサイメン まとめ(&yaoさんへのお礼)
カプサイメンは岐阜タンメン系列の、激辛ラーメン専門店です。今回訪問した名古屋守山店以外にも、岐阜市と愛知県一宮市に店舗があります。
宮崎辛麺やニュータンタンメンにも似た、真っ赤なスープに卵とじとひき肉と野菜とにんにくの乗った看板メニュー「カプサイメン」は、しっかりと辛味がありつつも、その辛さがスープの旨味を覆い隠してしまうことのない絶妙なバランスの味わいを楽しめます。食べ進めていくと全身が熱くなり、汗がたくさん出ます!麺は「小麦ストレート麺」「中華ちぢれ麺」「冷麺風そば粉麺(+50円)」の3種類から、辛さレベルは「小辛」「中辛」「大辛」「特辛」「超辛」の5段階から選ぶことができます。また、各種トッピングにて自在にカスタマイズすることも可能です。
名物サイドメニュー「カプ菜炒め」は、にんにくのたっぷりと入った肉野菜炒めです。にんにくやニラの風味と肉の旨味に食欲をそそられ、粉唐辛子の辛味が良いアクセントとなって食欲をさらに加速してくれます。カプ菜炒めとご飯、生卵、卵スープのセットになった「カプ菜炒め定食」もあります。
辛くない「たまごらーめん」と「しょうゆらーめん」もメニューにあるため、辛味の苦手な方が付き添っても楽しめます。
全体的に「辛味」「発汗」といった面白いコンセプトがあり、それをうまく生かしたラーメン店だと思いました!
最後に、今回快くご一緒させてくださったyaoさんに改めて感謝致します。限られた時間ではありましたが、久しぶりにグルメの話ができて楽しかったです。名古屋のご飯選びの際にこのブログを参考にしてくださったとのことで、それも嬉しかったです。yaoさんがまた名古屋へいらっしゃることがあれば、もしくは僕が仙台へお邪魔することがあれば、ぜひともまたご一緒させてください!それまでにもっとグルメの話題を仕入れておきます!
カプサイメン 名古屋守山店
愛知県名古屋市守山区白山2丁目710
営業時間:11:00~1:00
※訪問時点での情報です。
カプサイメンのWebサイトはこちら↓
同系列の「岐阜タンメン」の紹介記事はこちら↓
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