道の駅紹介
岐阜-52 可児ッテ
2010年8月9日(第34回)登録、2010年9月18日開業
道の駅 可児ッテ
岐阜県可児市柿田416-1
営業時間:9:00〜18:00
定休日:年始、数日休業
※訪問時点での情報です。
【スタンプ】

【記念きっぷ】


※道の駅カード、記念指定券は取り扱っていません。
可児御嵩ICすぐ。地域の農産物勢ぞろい

道の駅可児ッテは、岐阜県可児市の国道21号線可児御嵩バイパス沿いにある道の駅です。東海環状自動車道を可児御嵩ICで下車してすぐの場所にあります。
道の駅施設は農産物直売所、テイクアウトの惣菜コーナー、食事処「可児ッテ食堂」、休憩スペース兼情報コーナーから構成されています。施設のイメージは「賑やかな直売所」といった感じで、訪問時は日曜日の昼ということもあり、多くの買い物客で賑わっていました。また、施設入口にはフリーマーケットのテントも出店していました。
農産物直売所には野菜、農産加工品、惣菜、お酒などが幅広く揃っています。そのラインナップも、地元可児市を中心とした岐阜県産の野菜や加工食品から、沖縄の「島バナナ」のような珍しいものまで多岐にわたり、さらに後述するような道の駅オリジナル商品もあるので、買い物の目的地として立ち寄りたくなります。道の駅のイメージとして「ご当地の野菜や魚といった食材が安く、幅広く手に入る」というのがあると思いますが、可児ッテはまさにそのイメージに違わぬ施設である印象です。
ご当地の味をアレンジ!「里芋コロッケ」&「鶏ちゃんからあげ」
農産物直売所から奥の方に進むと、惣菜コーナーおよび可児ッテ食堂があります。今回は惣菜コーナーに立ち寄りました。
惣菜のほか、揚げたてのコロッケやからあげを提供しているのですが、そのコロッケやからあげに「可児らしさ」があふれていたので、頂いてみることにしました。

それがこちらの「里芋コロッケ」(左)および「鶏ちゃんからあげ」(右)です。里芋は道の駅スタンプにも描かれている可児の特産品ですし、鶏ちゃんは言わずもがなの岐阜名物です。テイクアウト商品ですが、店内で食べたい旨を述べると皿に乗せて提供してくれました。

包装を剥ぐと、こんな見た目になっています。里芋コロッケのいびつな形がハート型に見えてかわいらしいですし、鶏ちゃんからあげも大ぶりで齧りごたえがありそうです。

まずは里芋コロッケから一口頂いてみると、その滑らかさに驚きます!前歯の跡がくっきりとついています。ペースト状の里芋は薄味で、ねっとり、ほくほくとした里芋の風味が生きています。カリッとした衣の中から飛び出てくる熱々の里芋ペーストの食感がとても楽しい一品です。
一方で、鶏ちゃんからあげのほうはというと、一口齧って確かに「鶏ちゃんのからあげだ!」と思える味でした。鶏ちゃんの甘辛い味噌ダレに鶏もも肉がしっかりと漬けこまれているので、丸々としたからあげにかぶりつくと、ジューシーなもも肉の美味しさの奥に、確かな「鶏ちゃんのタレの味」を感じられるのです。味がしっかりしているので、ビールと相性が良さそうに思いました。
鶏ちゃんが餃子に!道の駅可児ッテオリジナル「鶏ちゃん餃子」

お土産に「鶏ちゃん餃子」を購入しました。その名の通りに鶏ちゃんをイメージした餃子で、道の駅可児ッテのオリジナル商品です。関連商品に「鶏ちゃん小籠包」もあります。
冷凍餃子も鶏ちゃんも大好物です。これが欲しくてクーラーボックスを持参しましたからね!
ですが、いざ調理する段になると…。

アッー!解けてくっついてる!!
どうも、帰宅した時点で半解凍状態になっていた鶏ちゃん餃子を再冷凍した影響で、塊になってくっついてしまったようです(笑)ある程度剥がしましたが、強固にくっついていて下手に剥がそうとすると崩壊しそうな箇所もあったので、結局そこはくっつけたまま火を通しました。
調理手順は一般的な冷凍餃子と同様です。熱したフライパンに餃子を並べて熱湯を注ぎ、蓋をして3分半強火で加熱し、その後蓋を取って水分を蒸発させます。最後に油大さじ1を垂らし、中火にして約2分ほど焼けば完成です。

お見せできる仕上がりになったのはこれだけです。あとはお察しください(え)

そんな鶏ちゃん餃子は、やはり一口齧って確かに「鶏ちゃんの餃子だ!」と思える味でした。キャベツや鶏ひき肉から構成された餡には甘辛い味噌ダレの下味がしっかりと付いており、さらに、にんにくもしっかりと効いているので、タレに浸けずとも濃い味です。もっちりとした薄皮を噛み切って滲み出てくる肉汁は、味噌とにんにくの香りを纏っており、非常に食欲を刺激しますが、そこから畳み掛けるようにやってくる、餡のパンチある濃い味がたまりません!ご飯やビールのお供にぴったりです。
そもそも鶏肉のみならず、餃子の餡によく使われるキャベツやにんにくも鶏ちゃん焼きの構成成分ですからね。そう考えると、道の駅可児ッテの鶏ちゃん餃子は、かなり高い水準で鶏ちゃんという料理を餃子という形に落とし込んだ一品だと思います。
道の駅可児ッテ まとめ
道の駅可児ッテは、岐阜県可児市の国道21号線沿いにある道の駅です。農産物や農産加工品を中心に、バラエティ豊かな地元の商品が揃う市場のような道の駅です。
地元の特産品をうまく活かしたオリジナルメニューが揃っているのも特徴です。惣菜コーナーでテイクアウトできる「里芋コロッケ」は、可児市の特産品である里芋を使っており、里芋のねっとりと滑らかな食感と、素材の旨味を堪能できる一品です。また、岐阜の郷土料理である鶏ちゃんをアレンジしたメニューも多く揃い「鶏ちゃんからあげ」は鶏もも肉に鶏ちゃんの濃い味噌ダレが染みている、ジューシーで濃い味わいですし、オリジナル商品「鶏ちゃん餃子」もジューシーな餃子と濃い味噌ダレが一体となったパンチある味わいです。その他、可児ッテ食堂にも鶏ちゃんを乗せた「可児ッテタンメン」などがあります。
地域の良い食材が揃っているので、野菜の購入や食事にとてもおすすめです!
道の駅可児ッテのWebサイトはこちら↓
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