【初心者登山】坪庭から北横岳へ!北八ヶ岳ロープウェイでお手軽高山チャレンジ

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2025年8月に、八ヶ岳連峰の北横岳に登ってきました。

僕も登山をするようになって初めて知ったのですが「八ヶ岳」というのは単一の山を指す名称ではなく、長野県から山梨県にかけての地域にそびえる山々の総称です。そして、今回登った北横岳は、南北に伸びる八ヶ岳連峰の北側に位置しています。

北横岳の大きな特徴として、蓼科高原から伸びる北八ヶ岳ロープウェイを使うことで、比較的容易に登頂できることが挙げられます。標高2237m地点にある北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅から約1時間半ほど歩くと、標高2480mの北横岳山頂に辿り着きます。もちろん、ゴツゴツとした溶岩の上を歩く箇所ばかりなので登山用の装備は必要なのですが、言うなれば「手軽に挑戦できる高山」なのです。

崖登りや鎖場を経験した僕にまだ足りないのは、標高2000m以上の高山の経験です。酸素の薄い高所における体力の使い方を学びつつ、溶岩の作り上げた庭園・坪庭自然園をはじめとした、北八ヶ岳の美しい自然を満喫してきました!

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北八ヶ岳ロープウェイで、溶岩の作り上げた庭園「坪庭自然園」へ!

北横岳を登るために、まずはアクセスの起点となる北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅を目指しました。茅野市街から観光道路「ビーナスライン」を北東方向に進んでいくと、周囲の風景は地方都市のそれから、だんだんと自然豊かな森林の風景へと変化していきます。沿道には、森林に溶け込むように数多くの別荘が立ち並んでおり「ここがいわゆる避暑地の別荘ってやつかぁ」と思いました。様々な意味で、知らなかった景色でした。

曲がりくねった高原の道路を、案内標識に従いつつ、少しずつ標高を稼ぎながら登っていくと、標高1771m地点の、北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅に辿り着きます。車を600台停められる、無料駐車場があります。

山麓駅には売店「かもしか」とスカイレストラン「こまくさ亭」があります。ここは登山前に最後の本格的な補給ができる拠点でもあり、お土産のみならず、登山道具なども取り揃えているので、足りないものがあればここで購入しておきましょう。僕もここで防水素材の登山用帽子を購入しました。

ロープウェイのチケットは、クレジットカードや電子マネーでも購入可能です。ロープウェイは基本的に20分間隔で運行しており、山麓駅から約7分で山頂駅に到着します。

山頂駅は「坪庭自然園」に接続しています。

横岳の噴火によって流れ出た溶岩が冷えて固まり、そこに様々な高山植物が定着したことによって形作られた、まさに「自然の庭園」とでも呼ぶべき光景が広がった空間です。

ロープウェイ山頂駅から、1周約1.15kmの周遊散策路が設けられており、様々な角度から坪庭を楽しむことができます。

北横岳を登る前に、まずは坪庭自然園の景色を楽しむことにしました。

冷涼な雰囲気の草原が広がっています。

朽ち木に苔が生え、神秘的な雰囲気を放つ場所もあります。

真っ黒な溶岩の上には、背の低い高山植物が這うように茂っています。

植物の生育には厳しい環境であるにもかかわらず、芽吹き繁茂するその様子に、自然の力強さを感じます。

散策路をしばらく進んだところで、山頂駅方面を振り返ってみました。雲より高い場所まで来たことに、改めて驚かされます。

遠くの方に、立ったまま枯れる針葉樹の姿が見えます。高山では、シラビソやオオシラビソの立ち枯れが規則的に発生し、遠くから見ると縞模様のように見えることから「縞枯れ」と呼ばれるのだそうです。

散策路はきちんと整備されているのですが、それでも一部に溶岩がゴツゴツと飛び出していたり、急な階段があったりなどするので、歩きやすい靴で訪れることをおすすめします。

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坪庭から標高2480mの北横岳へ!

坪庭の散策路を1周し終えたところで、いよいよ北横岳を目指します!

散策路の途中で、北横岳方面の登山道への分岐路があります。そして、北横岳へはここから約60分ほどで登頂できます。

登山道としてしっかりと整備されてはいるのですが、あくまで登山道基準です。坪庭散策路よりもずっと足場がゴツゴツとしているので、当然ながら進むためには登山靴などの着用が必須です。

急な登りこそ存在するものの、鎖場や崖登りのような場所は無いため、登山道としてはある程度取っつきやすい印象です。金華山の馬の背登山道のほうがよほど険しいです。

登山道をある程度登ったところから、坪庭方面を振り返ってみました。視界一杯に広がる溶岩台地の上を絨毯のように高山植物が覆っています。散策路から眺めることができていた範囲が、あくまで「氷山の一角」でしかなかったことに驚かされます。このスケールの大きさには、圧倒されるしかありませんでした。

坪庭散策路から、登山道をしばらく進むと山小屋「北横岳ヒュッテ」が現れます。周囲には休憩可能な広いスペースが設けられているほか、北横岳ヒュッテにて緊急時の飲み物の補給や、トイレの利用なども可能です。ただし当然ながら価格はロープウェイ山麓駅などと比べると高額ですし、トイレも維持管理のために利用料金の徴収があります。

北横岳ヒュッテからは、七つ池という池に伸びる分岐路があります。七つ池という名前の通り、池が7個あるのですが、登山道は2つ目の池までしか続いていません。

天気が良い日には、北横岳の上から森の中に7つの池がある様子を眺めることができたようですが、訪問時はこの雲だったので残念ながら拝めませんでした。

北横岳ヒュッテからは斜面がさらに険しくなるものの、特に難しいところはありません。少しずつ進んでいくと、北横岳南峰に辿り着きます。

せっかく上までたどり着いたのですが、残念ながら雲が覆っていて、景色はあまりきれいに見えなかったですね…。

雲の向こうに、かろうじて蓼科山の輪郭を確認できました。

それでも、下山時には少しだけ雲が動き、美しく広がる山々を眺めることができました。

帰り際に、ロープウェイ山頂駅のカフェ「山のカフェ2237」に立ち寄りました。

ドリンクやデザートを提供する、小さなカフェです。

こけももジュース(500円

「こけももジュース」を頂きました。コケモモは高山のような冷涼な場所の地面に這うように生える、とても背の低い低木で、食べられる赤い実をつけます。そんなコケモモを使用したジュースです。登山後の体に染みる、きゅんとした酸味がありましたが、同時に濃厚な甘さも感じました。

今回挑戦した北横岳は、登山道自体はそこまで険しくなく、登山用の装備を備えている前提ではありますが、とても気軽に挑戦できる山でしたね。登る高さも、坪庭自然園から山頂まで実質200mほどです。しかしながら、酸素の薄さもあってか、いつもより息切れしやすかったように感じました。北アルプス前穂高岳に挑戦するなら、心肺機能も強化しなければならないと感じました…。水泳をがんばります(笑)

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北八ヶ岳ロープウェイ・坪庭・北横岳 まとめ

蓼科高原にある北八ヶ岳ロープウェイは、標高1771mの山麓駅と、標高2237mの山頂駅とを結んでいます。100人乗りの大きなゴンドラで、雄大に広がる八ヶ岳や南アルプスの絶景を楽しみながらの空中散歩ができます。

また、山麓駅にはレストラン「こまくさ亭」と売店「かもしか」があるほか、山頂駅にもカフェ「山のカフェ2237」があり、グルメやお土産購入を楽しめます。

料金は以下の通りです。

往復
大人(中学生以上):2600円
子供(小学生):1300円

片道
大人:1400円
子供:700円

※小学生未満の子供は、同伴の保護者1名につき2名まで無料。
※障がい者割引あり。
※団体割引あり。詳細はこちら

山頂駅でロープウェイから降りると、そこには溶岩が作り上げた自然の庭園「坪庭自然園」が広がっています。黒い溶岩の上に背の低い高山植物が生い茂った、荒涼としつつもどこか自然の力強さを感じられる景色を楽しめます。

坪庭自然園の散策路は全周1.15kmで、1周30~40分程度ですが、溶岩の段差があったり、大粒の砂利が転がったりしていて、足場はあまり良くないです。歩きやすい靴で散策することをおすすめします。

散策路の途中には、北横岳や縞枯山、麦草峠方面の登山道に繋がる分岐がいくつかあります。

特に、北横岳は坪庭自然園から約1時間半ほどで登頂できます。足場は坪庭自然園の散策路以上に悪いのですが、登山道自体は整備されていて、鎖場や崖登りなどは無いですし、道中に物販やトイレの可能な山小屋「北横岳ヒュッテ」もあるので、2400m級の高山の中でも、特に手軽に挑戦しやすいのではないかと思います。

道中の蓼科高原の景色も含め、雄大な自然に圧倒されました。「日本にはまだまだ知らない大自然がたくさんあるんだなぁ」と、改めて思いましたね。

北八ヶ岳ロープウェイ 山麓駅
長野県茅野市北山4035-2541

※営業時間は季節や曜日によって細かく異なります。詳細はこちら

※訪問時点での情報です。

北八ヶ岳ロープウェイのWebサイトはこちら↓

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この記事を書いた人

日本各地を渡り歩くさすらいのなまこ。食べ歩き、道の駅巡り、スーパー銭湯巡りが好き。流れ着いた地域の飲食店、道の駅、スーパー銭湯情報をブログにて発信中。【これまでの拠点】徳島、仙台、名古屋

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