(シリーズ・なまこマンの2泊3日伊豆・熱海大満喫の旅【温泉・道の駅】)
商店街で食べ歩きをしつつ、熱海の街を散策していると、丁度お昼時になりました。
まあ、散々つまんだばかりではあるのですが、旅先だから別腹というか、むしろ商店街で食べたあれこれが呼び水というか…。とにかく、しっかりとしたお昼ご飯を食べたいと思いました。どの店舗で食べるかは決めていませんでしたが、漠然と「海鮮を食べたい」とは考えていました。
とはいえ、熱海の街を歩いていると、海鮮料理の店なんてそこらじゅうにあるわけなんですよ。さすがは伊豆半島、海沿いの街です。いろいろ歩き回った末に「熱海おさかな・大食堂」という店にお邪魔することにしました。
さすがは「大食堂」と言うだけありました。インパクトある海鮮丼と、旅の気分を盛り上げてくれるおもてなしに満ちていて、とても楽しい気持ちになれました!
そびえ立つ山盛り海鮮丼!「海鮮てっぺん丼」

熱海おさかな・大食堂は、平和通り名店街の、熱海駅とは反対側の入口近くにあります。
ファミマがあるビル(熱海魚熊ビル)の2階に店舗があります。また、3階には同じ系列(後述)の刺身ビュッフェ「熱海おさかなパラダイス」が入居しています。

入口から入ってすぐの場所に、発券機があります。平日だったのですが、ちょうど昼の12時頃に訪問したこともあってか4組ほどの入店待ちが発生していました。土日や休日にはもっと混むのかもしれません。
2階に上がると入店待ち用の待合スペースがあります。そして、待っている間、スタッフさんがおすすめのメニューを解説してくれます。

「一番人気はなんといっても『海鮮てっぺん丼』」とか「金目鯛も伊豆の特産だから人気」とか「あら汁は海鮮てっぺん丼の端材を使っている」とか、メニュー表を見ているだけでは伝わらない部分の情報を伝えてくれるものだから、これはずるいです。美味しそうな説明をされてしまうと、どんなに高くても食べたくなってしまいます。
そして、メニュー表に並ぶ丼の数々は見るからに豪華絢爛で、彩りも豊かで、美味しい味わいに期待が高まります。被写体としても魅力的ですね。

インバウンド客の来店も想定しているようで、英語表記のメニューもありました。
待ったとはいえ、10分程度でしょうか。席に案内されました。前払い制となっており、注文と同時にお金を払います。
店内はなかなか広く、木のぬくもりにあふれた空間です。六角形のブース状になったテーブル席とカウンター席が、合わせて85席あります。お茶やお冷などはセルフサービスです。

「海鮮てっぺん丼」、単品の「金目鯛の刺身」、「あら汁」を注文しました。入店の時にスタッフさんがお勧めしてくれたもの、全部乗せです!

海鮮てっぺん丼は、惚れ惚れするほどに綺麗な山を作っています。インパクトあるビジュアルなのですが、サイズはお茶碗です。これは入店前のスタッフさんの説明でも言われていて、少食な方でも完食できるようなサイズにもなっているようです。さらに言うと、海鮮の山を半分にしたハーフサイズ(海鮮てっぺん小丼、税込1958円)もあります。
まぐろ、サーモン、カンパチ、いくらといった、皆が大好きなお刺身がたっぷりと盛られています。

醤油を満遍なくかけ、わさびも適度に纏わせながら食べ進めていきます。
やっぱりね!安心の味だね!間違いないよね!!
美味しいまぐろに、美味しいサーモンに、美味しいカンパチ。どこをつついても、たっぷりと食べられるのが嬉しすぎます。「お刺身を食べ過ぎて、ご飯だけが余ってしまう」というのを心配することなく、欲望のままに刺身を喰らえます。刺身も一口サイズのぶつ切りで、山盛りながらも食べやすいですね。

ご飯は茶碗の縁のあたりまで盛られています。なので、丼の上の山はハリボテではなく、本当に刺身が山盛りになっているのです。この断面が嬉しすぎますよ。

ある程度食べ進めたら、胡麻だれでの味変がおすすめのようです。スタッフさんが教えてくれました。

胡麻だれは結構、どろりとした質感です。質感からも想像できるような甘く濃い味で、サーモンやカンパチの味に負けない存在感があります。旨くて濃い味の合わせ技で満足させてくれます。

山盛りの刺身に、胡麻だれで味変と、ここまででもなかなかにエンタメ性に満ちた丼だったのですが、最後には〆として、なんとアツアツの出汁まで注いでくれるというのだから大変です。
力強い旨味のだしと一緒に、ご飯と残った刺身をサラサラとかきこんでいくのは、すごく贅沢なことをしているような気分でした。良いのですか。こんな食べ方しちゃって!!

海鮮てっぺん丼は、着丼の瞬間から〆まで、驚きと感動と楽しみに満ちたアトラクションのような一杯でした。
着丼の瞬間は、その見事なまでの山盛りに驚くのもそうですが、スタッフさんが記念撮影もしてくれるんですよ。もうっ!どこまで楽しませてくれるんでしょう。
伊豆名物「金目鯛の刺身」&じんわり旨い「あら汁」
海鮮てっぺん丼と一緒に注文した、金目鯛の刺身とあら汁も頂いていきます。

皮目も美しい金目鯛の刺身が、5切れ乗っています。
強く主張するような味ではないけれど、確かな旨味があって、脂のたっぷりと乗った柔らかな歯ざわり。刺身をしっかりと頂いたのは高知県の室戸で食べたキンメ丼以来でしたが、改めて、金目鯛の良さを文字通りに噛み締めましたね。

あら汁は、すっきりとした味噌汁の上に、あらから出た魚の旨味がどっしりと乗っかっています。臭み消しのショウガが味をまとめているんですよね。
海鮮てっぺん丼には様々な刺身が乗っかっているので、その端材を使っているあら汁にも必然的に様々なあらが入っています。たくさんの魚から出た旨味が溶け込んでいるので、とても満足度が高い一杯でした。
熱海おさかな・大食堂まとめ
熱海おさかな・大食堂は、熱海市の平和通り名店街にある海鮮食堂です。
ランチタイムには海鮮丼を中心に、様々な海鮮料理を提供しています。中でも人気なのは「海鮮てっぺん丼」で、茶碗の上に刺身の山がそびえるインパクトある見た目でありつつ、見掛け倒しでない、脂がしっかり乗った美味しい海鮮丼です。胡麻だれでの味変や、出汁茶漬けでの〆までできてしまう隙のなさです。また、伊豆名物の金目鯛の刺身も、脂が乗って肉厚で新鮮です。
ディナータイムには、お酒のアテにぴったりの海鮮一品料理が多く揃います。お酒の選択肢も広く、地酒や地ビールも揃います。
スタッフから人気メニューや美味しい食べ方の解説があったり、記念写真撮影のサービスがあったりなど、料理提供以外の面のサービスも手厚いです。ある種アトラクション的な側面も感じますね。観光旅行で熱海にやってきて、美味しい海鮮を食べられるところは割と沢山あるけれど、楽しい気持ちにもしてくれるのは観光客には嬉しいです。
なお、熱海市内には熱海おさかな・大食堂の系列店が多く展開しています。「熱海おさかなパラダイス」、「熱海銀座おさかな食堂」、「熱海銀座おさかな食堂はなれ」、「熱海渚町おさかな丼屋ビストロ」のほか、先日紹介した「ソフとろクリーム」の「熱海駅前おさかな丼屋」も系列店です。「海鮮てっぺん丼」など、主力メニューは系列店でも提供されています。
元をたどると、運営元は伊豆・村の駅などを手掛けるTTCです1。やはりお前か。地域の食材を使いつつ、話題にもなるような楽しいメニューと、旅の気分を盛り上げる楽しい空間を作り上げる手腕はさすがですよね。そういえば「熱海プリン」の運営もTTCらしいです2。TTCの戦略に、まんまと踊らされてます。
熱海おさかな・大食堂
静岡県熱海市田原本町3-1 熱海魚熊ビル2階
営業時間:11:00〜15:00/17:00〜21:00
定休日:不定休
※訪問時点での情報です。
熱海おさかな・大食堂のWebサイトはこちら↓


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