(シリーズ・なまこマンの2泊3日伊豆・熱海大満喫の旅【温泉・道の駅】)
海沿いの温泉地である熱海は、市内の様々な場所で海鮮を楽しむことができますが、海鮮を楽しむうえで個人的におすすめのスポットとして挙げたいのが熱海駅ビル「ラスカ熱海」です。館内にはレストラン、カフェ、名店街、お土産物の店などがバランス良く揃っており、熱海駅すぐそばという立地も相まって、とても便利に使うことができます。
ラスカ熱海で海鮮を楽しみたいときには、3階のレストラン街へ向かいましょう。「伊豆中(いずちゅう)ばんばん食堂 ラスカ熱海店」と「伊豆太郎 ラスカ熱海店」の、2つの海鮮食堂があります。伊豆中ばんばん食堂は先日紹介したので、今回は伊豆太郎を紹介します。
伊豆中ばんばん食堂は干物の美味しい店でしたが、伊豆太郎には寿司を中心に、様々な海鮮和食メニューが揃っています!
マンボウに、ちんちん揚げ!?伊東魚市場の魚介で呑む!

伊豆太郎ラスカ熱海店は、伊豆中ばんばん食堂の向かいにあります。伊豆の海鮮を食べたくてやってきた観光客たちに、究極の二択を迫ってきます。
伊豆中ばんばん食堂が、伊東市の干物製造業者「伊豆中」の直営だったのに対し、伊豆太郎は伊東市の川奈に本店のある寿司屋です。ゆえに、同じ海鮮料理といっても、それぞれの得意分野が違っているということです。もっとも、伊豆太郎には寿司以外の一品料理も充実しています。
熱海から下田まで、伊豆半島を220kmほど運転して道の駅巡りをしてきた帰りに、ハンドルから解放された喜びのまま、伊豆太郎でお酒を飲むことにしました。

入店すると、カウンター席に通されました。席にはメニュー表のほか、伊東で行われる漁法と、伊東で獲れる魚を紹介するシートもありました。伊豆太郎では、伊東市の伊東魚市場で仕入れた魚介を使っています。アブラボウズ、アコウダイ、ブリ、アワビなど、高級魚界のアベンジャーズみたいな名前の並ぶ中に、マンボウが混ざっているのも気になります。

とにもかくにも飲みます。「静岡緑茶サワー」のお供に、「マンボウ鉄板炒め」「ちんちん揚げ」「鮮魚の漁師干し」を注文しました。

静岡といえばお茶。安直な発想ではありますが、お茶のサワーって丁度良いんですよね。甘くなくて、かといってビールやハイボールほど苦くもなくて。爽やかにサラサラとご飯に合わせられる選択肢だと思います。

安定のお茶サワーに対し、選んだお供はメニュー表を見て気になった謎の料理たちです。
「マンボウ鉄板炒め」って…。いや、マンボウはわかりますよ。でも、食べようとするとこんな感じなんですか!?もやしと謎の白い物体を炒めてネギをかけたものが、熱した鉄皿に乗ってやってきます。
早速一口頂いてみます。男は度胸、なんでもためしてみるものです。
ゴリゴリゴリッ
これは…ホルモン!?
くるんと丸まったマンボウと思われる謎の物体は、ゴリゴリ、ジョキジョキと、固くも心地良い歯応えでした。なんなんだこれは!?ホルモンか!?少なくとも、魚肉の食感とは思えませんでした。マンボウってこんななの!?
そんなゴリゴリのマンボウともやしは、塩ニンニクベースの味付けで炒められています。食感で言えば「ホルモンの塩ニンニク炒め」なので、美味しくないはずがありません。
なお、この記事を書くにあたって、僕が食べたものは本当はマンボウのどこだったのかを調べてみたのですが、どうもマンボウの腸だったらしいのです。食べたときに抱いた「ホルモン」という感想も、あながち間違っていなかったようです。

続いて「ちんちん揚げ」を頂きます。
はぁ…。まだ頭の中が秘宝館でいっぱいなんですか?
別にふざけてないよ!!
さすがにふざけているわけではなく、本当にこういう料理名です。ちんちん揚げは伊東市で食べられているさつま揚げで、ちんちんは「熱い」の意、もしくは油で揚げた時の擬音とされています。
山芋をつなぎにしたサバやイカのすり身に、玉ねぎやにんじんなどの野菜を混ぜて揚げています。
柔らかくて、野菜も甘くて美味しいですね。
旨味たっぷりで食感も良いすり身が美味しいのはもちろん、中の野菜の甘味もまたすり身の美味しさを引き立てていますね。薬味としてショウガとカラシが付いてきますが、どちらで食べても美味しいです。

「鮮魚の漁師干し」は、伊東で水揚げされた魚を使った日替わりの干物です。訪問時に頂いたのは、トビウオでした。
トビウオといえば「あごだし」ですが、そのイメージに違わず、かなり濃い旨味が詰まっています。さらに言うと、肉もみっちりと締まっています。そういえば、宮城の「廻鮮寿司 塩釜港」で頂いたトビウオも筋肉質でしたね。小さなボディの中に、決して侮ることのできない美味しさが詰まっていました。

もう一品、「あじのタタキ刺」を追加注文しました。これ、もう、見るだけでわかります。うまいと。ピンクの身と、銀色に輝く皮目に惚れ惚れとします。
ギュッと締まって詰まったアジの身を細かく切ってたたきにすることで、食感を楽しみながらモリモリと食べられます。ギュッと締まった身を噛めば噛むほど、染み出てくる旨味が本当に素晴らしいんですよ。ネギとショウガも、アジを程良くさっぱりと食べさせてくれます。最近「噛めば噛むほど旨味が出る」に頼りすぎているような気がしますが、本当に旨味が出てくるのだから、こう言うしかないじゃないですか!(え)
こうして、伊豆ならではの海鮮一品料理に大満足して、ドライブ後の安らぎのちょい飲みのひと時を終えたのでした。
アジのたたき×釜揚げしらす!こんなの旨いに決まってる「鯵しらす2色丼」
旅行最終日の夕食も、伊豆太郎にて頂きました。
伊豆太郎では、海鮮一品料理以外にも、寿司や定食や海鮮丼を提供しています。

伊豆を、そして熱海を発って、名古屋での日常に戻る前に、何を食べておきたいか。考えてみたときに、やはり、アジのたたきを忘れられなかったんですよ。アジのたたきと釜揚げしらすの乗った「鯵しらす2色丼」を頂きました。
これはもう、本当に、期待に違わぬ美味しさでした!ごまねぎと薬味で味わうアジのたたきも、柔らかく苦味の無い釜揚げしらすも、ご飯にとてもよく合います。
伊豆での日々を美しい思い出として締めくくることができたのも、この鯵しらす2色丼のおかげと言っても過言ではないかもしれません。
伊豆太郎 ラスカ熱海店 まとめ
伊豆太郎は伊東市川奈にある寿司屋で、今回お邪魔した伊豆太郎ラスカ熱海店はその支店です。
伊東魚市場にて買い付けた魚介を使った海鮮料理を提供しています。価格帯は高級なものからリーズナブルなものまで揃うほか、ジャンルも海鮮丼、刺身、寿司、海鮮一品料理と、幅広く取り揃えています。
僕のお気に入りは「あじタタキ刺」と「マンボウ鉄板炒め」です。アジは産地ならではの新鮮な歯触りと旨味を楽しめますし、マンボウ鉄板炒めはマンボウの腸の歯応えを皆様にもぜひとも体験していただきたいです。
あらゆる「魚料理を食べたい」という需要に応えてくれるので、友人や恋人との熱海旅行で「寿司を食べたい」「干物を食べたい」と意見がぶつかったときでも、伊豆太郎へ行けばきっと丸く収まります。
伊豆太郎 ラスカ熱海店
静岡県熱海市田原本町11-1 ラスカ熱海3階
営業時間:11:00~21:00
※訪問時点での情報です。
伊豆太郎のWebサイトはこちら↓


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