【男の楽園】サウナ&カプセル ウェルビー今池でほっと一息

ウェルビー今池外観 温泉・サウナ・ホテル

どの界隈においても「最強の存在」というのは自ずと耳に入ってくるものです。

名古屋市内に数あるサウナの中で、最強の存在と名高い施設に「ウェルビー」があります。サウナ検索サイト「サウナイキタイ」では愛知県内でもかなりの人気を誇っており、サウナ愛好家たちからの評判も上々です。

最強の存在には最強たる所以があります。今池にある「ウェルビー今池」に実際に宿泊して確かめてみました!

地下鉄今池駅のすぐそばにあるサウナ

ウェルビーは、名古屋市内では栄と今池に店舗があります1。地下鉄今池駅を8番出口から出て、大通り(名古屋環状線)を少しだけ南に進むと、左手側に「ウェルビー通」と書かれたアーチが見えてきます。このウェルビー通をしばらく進むと右手側に、今回の目的地であるウェルビー今池が見えてきます。

ウェルビー今池は男性専用カプセルホテルです1。今回はサウナを利用するだけでなく、宿泊もしてみることにしました!宿泊できるのは通常のカプセルルームと、個室タイプのプレミアムルームの2種類となっています。今回は通常のカプセルの宿泊予約をとりました。

チェックインは入口にある端末で行います。決済には現金、クレジットカードのみならず、QRコード決済も利用可能です。

端末でのチェックインが済んだら、ロッカーキーを渡され、ロッカーに荷物を置いて館内着に着替えます。カプセル宿泊者は、自分の泊まるカプセルの番号と同じロッカーキーを渡されます。なお、この手の施設の例に漏れず、ここでも館内の飲食やサービスの料金をロッカーキーで管理するので、なくさないよう肌身離さず持っておきましょう。

3種のサウナでととのいまくり!

無事にチェックインできたところで、お待ちかねのサウナといきます!館内着に着替えたばかりですが、早速脱ぎ散らかしていきますよ。お風呂は1階にあります。

……ここで僕は、ウェルビーが最強サウナと呼ばれる理由の一つに気がつきました。まだお風呂にもサウナにも入る前ですが、脱衣室に嬉しすぎる気遣いがあったのです。

ウェルビーロッカー
(イメージ。茶色い塊は館内着です。)

それはロッカーに貼られた「北海道」「宮城県」といったステッカーです。……ここまで読んで、いろいろな点で「なんのこっちゃ?」と思われている方が多いかと思いますので、順に説明していきますよ。

一般的なスーパー銭湯では、脱衣室のロッカーは鍵がかかるタイプである場合が多いのですが、この手のカプセルホテルのサウナでは、基本的に利用客が館内着に着替えた状態でやってくるので、脱衣室のロッカーは小学校の教室のロッカーのように鍵も扉も無いタイプになっています。しまうものも館内着だけですからね。

しかし、この方式には「自分がどのロッカーを使ったかわからなくなってしまう」という罠があるのです!なんたって、しまってあるのが全部同じ館内着ですからね。万が一間違えようものなら、他の誰かが着ていた館内着を着る羽目になってしまいます。そんなのはお互いに嫌ですよね!

ここで役に立つのが先ほどの都道府県ステッカーなのです。自分が何県のロッカーに入れたか覚えておくだけで、間違えずに済みますからね。数字でなく都道府県なのがミソで、忘れにくいです。この一工夫を見て、サウナに入る前にかなりの好印象を抱きました。「突破ファイル」ばりの突破術ですよ、これは。

地元の「岡山県」のところに館内着を入れ、裸になっていざサウナへ!……といきたいところですが、入浴・サウナ浴前には水分補給が大切です。大浴場入口に備え付けられた給茶器から、キンキンに冷えたほうじ茶を頂いて、サウナに繰り出します。お茶があるのも嬉しいですね。最強サウナポイント、2ポイント目です。

ウェルビーお風呂
(イメージ)

お風呂に入る前に長々と尺を使ってしまいましたが、ここでようやく入浴です。内風呂は季節のかわり湯、ぬるめのバイブラバス、熱めの白湯、水風呂から構成されています。露天風呂は岐阜県池田町から汲んできた「池田さくらの湯」というアルカリ性の天然温泉(ナトリウム-炭酸水素塩温泉)で、肌がすべすべになるような感覚を覚えます。

洗い場にはアメニティもしっかりと揃っています。歯ブラシ、カミソリ、体を洗うナイロンタオル、軽石、スカルプブラシがあるため、自前でアメニティを準備してこなくても手ぶらで入浴できてしまいます。カプセルホテル系のお風呂はここが便利ですね!

体を洗い、お風呂で体を温めたところで、いよいよお待ちかねのサウナです。ウェルビー今池には、なんと3種類のサウナがあります!

ウェルビー至宝サウナ
(イメージ)

「至宝サウナ」は一般的な高温のサウナです。温度は90℃ほどで、比較的広く、段は2段あります。ロウリュサービスもここで行われます。

ウェルビーのアウフギーサー(ロウリュサービスでタオルを振る人)は達人揃いです。世界大会優勝者もいます。アロマ水をサウナストーブにかけて、熱気をサウナ室全体に広げるところまでは他の施設と同じなのですが、ここからが違いました。

アウフギーサーがタオルを振り、室内の空気を回すその動きは、さながらピザ職人のピザ生地回しや、F-1のチェッカーフラッグ振りのようにダイナミックです。タオルの舞から目が離せません。

もちろん、見た目に派手なだけでなく、サウナ室内の空気もしっかりと混ざるので、体感温度は非常に熱くなります。数値上は90℃ちょっとだというのに、熱がダイレクトに伝わって汗が噴き出しました!

ウェルビー森のサウナ
(イメージ)

「森のサウナ」は至宝サウナよりやや低温のサウナです。フィンランドの森をイメージしたサウナで、木の温もりを感じられる内装が印象的です。セルフロウリュもできます。

このサウナの特筆すべき最大の特徴は、サウナ室内に水風呂があることです!なんという、掟破りの最短距離なのでしょうか!!

ゆえに、サウナの熱気を浴びてからシームレスでクールダウンすることができるというわけです。水風呂はしっかりと冷たいのですが、頭上はサウナ室の熱さなので不思議な気分です。

なお、森のサウナのすぐ外にはととのい椅子もあるので、冷水浴後のシームレスなととのいが可能となっています。

ウェルビーからふろ
(イメージ)

「からふろ」は奈良時代の蒸し風呂を再現した一人用サウナです。露天風呂スペースに小屋のように2つ建っています。小さなサウナ室に入り、自らサウナストーンに水をかけて蒸気を起こし、浴びるスタイルです。

からふろのポイントは、室内が静かで暗いことです。邪魔するものが何も無い環境なので、ただひたすらに熱気のみと向き合い、瞑想するのに最適です。汗と一緒に雑念が出て行く感じがします!

サウナの後は水風呂もしくは冷凍浴にてクールダウンが可能です。水風呂は12℃と、よくあるスーパー銭湯の水風呂の一歩先を行く低温で、温度差による最高のととのいを楽しめます!

一方で、冷凍浴は例えるなら岩盤浴の冷風房の強化版です。零下の冷風を浴びながらクールダウンできます。名前とは裏腹に体をゆっくりと冷やすのに向いています。

ウェルビー今池のサウナに実際に入ってみて、その強みがわかりました。他の施設ではなかなか見かけないような種類豊富で個性的なサウナに、ダイナミックなロウリュサービスに、選べるクールダウン方法は、まさにウェルビー今池の強みであると言えますね。自分に合うととのい方を見つける楽しさがあります。一度この良さを知ったら、はまるのも頷けます。文句なしの最強サウナポイント加点です!

サウナ茶屋でサウナ飯!

サウナ後の楽しみといえば、ご飯もしくは冷たい飲み物ですよね!2階の食事処「サウナ茶屋」にてサウナ飯を頂きます。

サウナ茶屋には丼、定食、麺類、おつまみ、サウナドリンクといった食事メニューが揃っています。どこか街の定食屋のような雰囲気もあり、常連さんと思しきお客さんとカウンターの店員さんとが親しげに会話していたのが印象的でした。

注文したのはサウナ茶屋名物「ベトコンラーメン」です。食べるとベストなコンディションになれるやつです。その日は一日スポット巡りをして、サウナにも入り疲れが出てきた頃だったので、ここいらでコンディションを整えていくことにしました!

ベトコンラーメンは、野菜も麺もマシマシにすることが可能です。野菜は通常量でも200g以上あり、マシマシにすると倍になります。つまりこれは実質サラダですね!(え)

まずはスープから頂きます。おっ、しっかりと辛いですね。にんにくのパンチも効いています。にんにくが丸のままたっぷりと入っています。それこそ、次の日に人に会えないぐらいたっぷりです!会う予定なんか無いから全く問題ありませんが!!(え)

麺はマルタイの棒ラーメンのようなストレート細麺で、固ゆで気味です。スープの中で静かに存在感を放っています。辛くて力強いスープを妨げない一方で、麺もその食感でしっかりと存在感を放っています。

トッピングは野菜とにんにくのみならず、豚の細切れ肉が入っているのもポイントです。ベトコンラーメンって肉が入っていないこともしばしばありますからね。男の子(31歳)なので、やっぱりお肉があると嬉しいです。もやしとニラの食感も楽しいです。

一緒に「キレポ」を注文しました。キレートレモンとポカリスエットをブレンドしたサウナドリンクです。サウナ茶屋のキレポはポカリ成分が多めで、グビグビと飲めるのが良いです!

ふぅ… 食った食った。でも…

また来ちゃった★

最初にサウナに入ったのが夕方頃だったのですが、もう一回サウナに入って、今度はサウナ茶屋に晩酌をしに来ました(笑)

お酒は「レッドブルサムライ」、おつまみは「四日市トンテキ」を注文しました。

レッドブルサムライは、焼酎をレッドブルで割ってレモンを添えたお酒です。体にあまり良く無さそうでゾクゾクします!こういうの大好きです(え) びっくりすることに、エナドリ系の甘いケミカルな味は、お酒と混ざると結構爽やかに飲めてしまいます。アルコール特有の苦さがエナドリの味で上手に隠れるんですよね。カラカラな体が喜ぶ味です。まあ利尿作用ありますけどね(笑)

四日市トンテキは、その名の通り三重県四日市市のB級グルメです。厚切りの豚肉をにんにくとソースで焼いたポークステーキです。ソースというのはデミグラスではなく、ウスターソース系の甘酸っぱいやつですね。ボリューミーで甘味のある豚肉と、ソースの甘酸っぱさとが非常によく合いますし、そこににんにくのパンチが加わることで料理としての満足度も高まっています。

トンテキと一緒にたくさんの千切りキャベツも添えられているのですが、にんにくの風味の溶け込んだソースを楽しむのに最適な付け合わせです。

サウナ茶屋には、サウナ後に食べたいものがたくさん揃っていました!サウナに入る時間と同じぐらい、サウナ後のくつろぎやサウナ飯の時間も重要だと思うんですよ。サウナ茶屋のサウナ飯は、塩分の欲しいサウナ上がりに沁みるしっかりとした味付けで、とても満足できました。飯の旨いサウナは最高です。最強サウナポイント加算です!

カプセルスペースに潜入!

食事が終わったら次は休息です。サウナ茶屋と同じフロアには日帰り入浴客も使える休憩スペースがあります。リクライニング椅子に座って、テレビを見たり漫画を読んだりしてくつろぎましょう。こういうところではテレビを見るか寝ることが多いのですが、今回は珍しく漫画を読んでみましたよ。ウマ娘シンデレラグレイ、泥臭いスポ根って感じで熱いですね…

主人公のオグリキャップが中央トレセンの所属になったあたりで、カプセルルームに移動しました。序盤も序盤だということは秘密です(え)

こちらが今回泊まったカプセルです。カプセルは一般的な二段タイプで、上段に泊まりました。

敷かれているマットはテンピュールです。固めで、腰をしっかりと支えてくれます。

カプセル内にはテレビがあります。カプセルホテルのカプセルって、枕元でいろいろと操作できるので「秘密基地」感があって良いですよね。

なお、ウェルビーにはグランドサウナ心斎橋にあったような「無料AV」はありませんでした(笑) 健全!

宿泊フロアにもワークスペースと称した談話室があります。ここにはテレビと椅子と机と自販機があり、漫画が置かれていますが、お酒もソフトドリンクも高い高い!氷結缶が1つ350円しました!

ただし、無料の冷水機もあるので喉が渇いても安心です。

カプセルではぐっすりと眠ることができ、朝一で三度目のサウナに入りました。

サウナ上がりにはサウナ茶屋にて宿泊客向けの無料朝食が提供されます。無料朝食はビジネスホテルのようなビュッフェ形式で、メニューもパン、和定食、オムレツ、カレー、味噌汁と、ビジネスホテルの朝食のラインナップです。こういうところで食べる朝食って「非日常」という感じがして最高ですね!

ブログ記事用のメモをまとめながら11時頃までのんびりと過ごして、僕はウェルビー今池を後にしたのでした。ちなみにチェックアウト時刻は昼12時までとなっています。とてもゆっくりできます!最強サウナポイント加算です!

ウェルビー今池 まとめ

ウェルビー今池は、地下鉄東山線/桜通線今池駅の近くにある男性専用サウナ・カプセルホテルです。

名古屋でも非常に人気のあるサウナ施設であり、個性的なサウナが3種類あるほか、入浴後のくつろぎもサウナ飯も良い感じのものが揃っています。

今池という立地は名駅からはやや遠いですが、東山動植物園やバンテリンドームナゴヤ、長久手市のジブリパーク等へアクセスしやすい立地なので、名古屋東部の観光にも活用できます。

ここにしかないサウナも、クオリティの高いロウリュサービスも、サウナ飯も「また行きたい」と思えるような素晴らしいものばかりでした!やはり、最強のサウナには最強たる所以がありましたね。

なお、日帰りでの利用料金は

1時間:1500円(平日)/1800円(土日祝特定日)
2時間:2000円/2300円
3時間:2500円/2800円
フリータイム:3500円/3800円

となっています。

サウナ&カプセル ウェルビー今池
愛知県名古屋市千種区今池5-25-5

営業時間:
5:00~25:00(サウナ)
14:00~翌日12:00(カプセル)

ウェルビーのWebサイトはこちら↓

  1. 博多にも『ウェルビー福岡』があります。

ブログランキングに参加中です!

にほんブログ村 地域生活(街) 中部ブログ 名古屋市情報へ
にほんブログ村 グルメブログ 愛知・名古屋食べ歩きへ
にほんブログ村 旅行ブログ ドライブイン・道の駅へ
日本全国食べ歩きランキング
愛知県名古屋市ランキング
道の駅ランキング
温泉・サウナ・ホテル
この記事を書いた人

日本各地を渡り歩くさすらいのなまこ。食べ歩き、道の駅巡り、スーパー銭湯巡りが好き。流れ着いた地域の飲食店、道の駅、スーパー銭湯情報をブログにて発信中。【これまでの拠点】徳島、仙台、名古屋

namakomanをフォローする
namakomanをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました