名古屋市はとても広い上に、市域の端から端まで街が広がっているので、まだまだ足を踏み入れたことのないエリアもたくさんあります。なので、様々な気になるスポットを探すついでに、未踏のエリアも開拓していきつつ、ピクミンブルームの花畑も広げています。
暑くなってきた5月某日の休日にも、名古屋の未踏のエリアを開拓していくつもりでした。最初は、まだ訪問したことのなかった地下鉄鶴舞線/名鉄豊田線赤池駅周辺1で様々なスポットを開拓する予定だったんですよ。そんでもって、ついでにお風呂にも入りたいなぁ、なんて思っていたんですよ。赤池駅から徒歩15分ほどの場所に「平針東海健康センター」という健康ランドがあり、そこに入浴してから、赤池駅近辺のスポットをいろいろと回る予定だったのですが…
アッーーー!!!
なんと、平針東海健康センターが臨時休業だったのです…!もうすっかり入浴したい気分が仕上がっていたのに!これは困りました!
ですが、まだ慌てるような時間ではありません。このあたりから行けそうな別のスーパー銭湯を探せば良いんです。今はスマホのマップアプリがあれば、土地勘のないエリアでも簡単にスーパー銭湯を探せます。一度騒ぎ始めたサウナ欲は簡単には引っ込みがつきません!
というわけで「スーパー銭湯」で検索してみたところ、どうやら緑区の「みどり楽の湯」というところの近くまでバスで行けそうでした。平針東海健康センターの昭和な雰囲気を味わいたい気分を引きずりながら訪れたみどり楽の湯でしたが、そんな気分を吹き飛ばしてくれるぐらい快適なスーパー銭湯でした!意外な穴場を見つけてしまったかもしれません。
迫力の三段風呂!自然あふれる天然温泉露天風呂
地下鉄桜通線徳重駅から歩くこと15分。高台になっている住宅街の幹線道路(愛知県道56号線 名古屋岡崎線バイパス)沿いを進むと、右手の方向にみどり楽の湯があります。
200台駐車可能な無料駐車場があるだけでなく、天白、緑、豊明方面の3系統のシャトルバスでもアクセス可能です。シャトルバスの運行範囲は広く、様々な場所で乗降可能です。
入泉料は大人(中学生以上)900円(平日)/950円(休日)、子供(小学生以上)400円、幼児(4歳~小学生未満)200円となっています。さらに、お得な会員制度や回数券もあります。入浴料は券売機制で、キャッシュレス決済はできません。
みどり楽の湯の男湯は「龍神の湯」、女湯は「月兎の湯」となっています。早速入浴していきましょう!
ここの見どころは、なんといっても露天風呂です。とてもスペースが広いうえに、ちょっとした庭園のようになっています!檜風呂、寝湯、腰掛湯、壷湯、季節の香り湯と、かなりバラエティに富んだ浴槽が揃っていますが…
視覚的なインパクトが大きいのはこちらの「三段風呂」ですね。その名の通り、浴槽が三段重なっており、上の浴槽から下の浴槽に向けてお湯が流れ落ちています。お風呂に入りながらちょっとした滝を楽しんでいるようで、なかなか風流です!
みどり楽の湯の露天風呂は天然温泉です。泉質はナトリウム塩化物泉と炭酸水素塩泉です。湯温は40℃前後ですが、泉質ゆえに体がとても温まりますし、炭酸水素塩のアルカリパワーで肌がトゥルトゥルになる感覚も良い感じです。
内風呂には炭酸風呂、水風呂、電気風呂、ジェットバスの浴槽があります。
サウナは5段で、20人ほど入れそうな広さです。温度は下段の方も結構熱く、上段のほうは90℃にも及びます!アロマの香りも漂っており、心地良く汗を流すことができます。
水風呂は15℃ほどで、温度差でしっかりととのえます。もちろん露天風呂スペースにはととのい椅子も多く用意されており、外気浴も気持ち良いです。
お風呂上がりのリラックス!休憩スペース
スーパー銭湯の楽しみといえば、風呂上がりのだらだらタイムです。だらだらできる設備が整っていると、スーパー銭湯で過ごす時間の質が大幅に向上します。
みどり楽の湯には、浴室の近くに、6000冊のコミックが揃い、ヨギボーの置かれた畳敷きの休憩処があります。寝そべりながらだらだらするのに適しています。
さらに、2階には「AVリラクゼーションルーム」という休憩室もあります。室内にはリクライニングチェアが18台置かれています。テレビこそ点いていますが、照明が暗く設定されており、とても静かな環境なので、非常に仮眠に適しています。さらに言うと、リクライニングチェアには一口のコンセントが設けられているので、スマホ等を充電しながら眠れるのが非常にありがたいです!充電しながら眠れる仮眠室は最高です!
「ざるそば&3色丼セット」でお腹いっぱい!
食事処「楽然」にて、お風呂上がりの昼食をとることにしました。
和食を中心に様々なメニューが揃っていますが、中でもおすすめなのは「お造り定食」等の魚介料理とのことです。市場から仕入れた新鮮な魚介を使っています。
サウナ後にスタミナがつきそうな「牛ホルモン野菜炒め定食」や「レバニララーメン」なんてのもありましたが、この日はあっさりとしたものを食べたい気分だったので「3色丼&ざるそばセット」を注文することにしました。
アッ!さてはこれ、全然軽くないな!!
この3色丼&ざるそばセットは、名前の通り、しらす丼・ネギトロ丼・かき揚げ丼の3つのミニ丼と、ざるそばがセットになった一品です。ミニ丼3つって、よく考えなくてもご飯3膳弱ですし、そこにざるそばまで付いてくるわけですから、まあお腹にヘビーにたまりますよね!これは見誤りました!!
とはいえ、ミニ丼もざるそばも間違いのない旨さです。釜揚げしらすと明太子の組み合わせはご飯があっという間に消えていきますし…
市場直送のネギトロは、脂の乗ったねっとり食感が最高です。
かき揚げ丼は、甘めの天だれと、玉ねぎを中心とした野菜の甘味が良い具合に嚙み合います。
ざるそばは、のど越しと鼻に抜けていくそばの風味が良くて「しっかりそばを喰ってるなぁ」という感じがします。
「軽いものにしよう」という当初の目論見からは外れてしまったことになりますが、バラエティに富んだ味わいで満足度が高かったので、これはこれで良しとしましょう!
サウナスイーツ「オロポかき氷」
浴室への通路に貼ってあったポスターにて紹介されていた「オロポかき氷」が、あまりに気になったのでこちらも注文してみました!これまでオロポは飲むものだと思っていましたが、まさか食べることになるとは思いませんでしたよ!
食べ方は簡単です。かき氷にポカリパウダーとオロナミンCをぶっかけるだけです。
まさにこれは「オロポのかき氷」ですね。かき氷の分、味が薄まるのではないかと思っていましたが、そんなことは全くありませんでした。ポカリが粉なのがポイントで、こうすることで氷と一緒に食べた時に、ポカリとして丁度良い濃さになるんですよ。そこにオロナミンCがかかることで、まさしく「オロポのかき氷」になるわけです。かき氷にかけても、オロナミンCの炭酸が残っていて、口当たりの優しい超微炭酸で楽しめるのが嬉しいです。
みどり楽の湯のサイトを見る限りでは、オロポかき氷はおそらくレギュラーメニューではなく夏季限定メニューなのですが、暑い夏にぴったりのさわやかなととのいスイーツですし、この斬新な味わいはぜひ味わってみてほしいです!
みどり楽の湯 まとめ
みどり楽の湯は、名古屋市緑区徳重にあるスーパー銭湯です。
温感と美肌に効果的な天然温泉の露天風呂が目玉で、露天風呂スペースには滝のような三段風呂や檜風呂等のバラエティに富んだ浴槽が揃っています。もちろん、内風呂も充実しており、炭酸泉や90℃のドライサウナがあります。
お風呂上がりには6000冊のコミックが揃う畳の休憩処や、電源付きリクライニングチェアのある仮眠にぴったりのAVリラクゼーションルームにてゆったりとくつろぐことができます。
お食事処「楽然」では市場直送の魚介を使った料理や、スタミナのつくサウナ飯等を楽しめます。また、平日・土曜の朝8:00~10:00には無料のモーニングサービスがあります。
その他、岩盤浴やマッサージコーナー、理髪店、日焼けマシン、ゲームコーナーもあります。
料金は、
入泉料
大人(中学生以上)(一般):900円(平日)/950円(土日祝)
大人(会員):800円(平日)/850円(休日)
こども(小学生以上):400円
幼児(4歳~小学生未満):200円
岩盤浴(大人のみ)
大人(一般):550円
大人(会員):450円
回数券(10枚綴り)
会員:8000円
一般:9000円
となっています。お得な回数券や会員制度があり、会員は安価に入浴できるほか、楽然の会計が5%引きになります2。入泉料の支払いは現金のみです1。
平日限定で、緑区、天白区、豊明市方面へ向かうシャトルバスも巡回しています。
自然を近くに感じながら、比較的リーズナブルな料金で気持ちよく入浴できる穴場のスーパー銭湯です!
みどり 楽の湯
愛知県名古屋市緑区徳重3丁目2904
営業時間:8:00~24:00
※訪問時点での情報です。
みどり楽の湯のWebサイトはこちら↓
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