道の駅紹介
静岡-13 天竜相津 花桃の里
2000年8月18日(第16回)登録、開業日不明
道の駅 天竜相津 花桃の里
静岡県浜松市天竜区大川31-10
営業時間:
9:30~15:00(店舗・平日)/9:30~15:30(店舗・土日祝)
11:00~14:00(食堂・平日)/11:00~14:30(食堂・土日祝)
定休日:火曜日(4月は無休で営業)
【スタンプ】
【記念きっぷ】
ブルーきっぷが出ました!
※道の駅カード、記念指定券は販売していません。
※訪問時点での情報です。
夢のかけ橋!レイクビューの道の駅
(シリーズ・なまこマンの1泊2日道の駅巡りドライブの旅【豊橋~御前崎~富士山】)
道の駅天竜相津花桃の里は、静岡県浜松市天竜区(旧天竜市)の国道152号線沿いにある道の駅です。天竜市街から山間部のほうへ車を走らせていくと、国道152号線に沿って流れる天竜川は大きなダム湖「船明ダム」へと姿を変えます。道の駅天竜相津花桃の里は、そんな船明ダムのほとりにあります。
道の駅施設は物産館と食事処「花桃の里」から構成されています。物産館では米や野菜、干ししいたけ、ヤマメの甘露煮といった山の恵みが売られていますが、中でも目を引くのは天竜茶の茶葉です。とてもたくさんの種類が売られています。改めて、静岡がお茶処であることを実感しましたね。もっとも、お茶はこれから待ち受ける道の駅でたくさん見かけますし、なんなら撮れ高がお茶頼みにすらなってしまうのですが(笑) 他にも「小麦まんじゅう」や「みそまんじゅう」といったまんじゅう類が人気なようです。
缶のお茶も売られていたので購入してみました。ちょうど冷たい物が飲みたかったんですよ。購入したのはJA遠州中央の「茶ピア」です。浜松市天竜区、袋井市、磐田市、森町にて生産された茶葉を使った緑茶です。すっきりとした渋みで、後味がさっぱりとしていました。
道の駅天竜相津花桃の里は、船明ダムの美しい景色を眺めることができる絶景スポットでもあります。
道の駅施設は船明ダムを横断する「夢のかけ橋」のたもとにあり、駐車場から階段を登ると夢のかけ橋を渡ることができます。とても大きくて見事なアーチ橋ですが、これは現・天竜浜名湖鉄道の天竜二俣駅と、現・JR飯田線の中部天竜駅とを結ぶ路線として計画された国鉄佐久間線の構造物「天竜川第2橋梁」を再利用したものです。国鉄佐久間線は建設途中で国鉄再建に伴い建設が凍結され、そのまま完成しなかった未成線です。
夢のかけ橋を渡っていきます。アーチ形の主塔が美しいですね。そして、対岸が見えないほどに長いです!
先が見えないな!まるで海底帝国の地上侵略の進捗みたいだ!!
それは見えないままで良いですよー。
訪問時は雨が降ったり止んだりという天候だったのですが、それゆえに、湖面を流れるように霧が発生していて幻想的でした。写真には、残念ながらあまり上手く写っていませんが!(写真右側に注目)
実は、道の駅に着いた頃に雨が止んでしまったんですよ。ゆえに、湖面の霧が一番綺麗に見えていたのは、道の駅に到着する前の運転中の車窓からでした(苦笑)
なお、夢のかけ橋の対岸には「天竜ボート場 伊砂ボートパーク」があります。船明湖は「全国高校選抜ボート大会」等の各種ボート競技が開かれる、日本のボート競技の聖地となっています。
コクたっぷりの人気メニュー「花桃カレー」を味わう!
お昼時ということで、食事処「花桃の里」にて昼食をとることにしました。
山菜そばや天ぷら等の和食メニューがラインナップされている中で、今回頂いたのは「花桃カレー」です(850円)。具材が煮溶けてどろりとした質感のルーをご飯に絡め、早速一口頂きます。
ココイチとはひと味違う!おうちの美味しいカレーだ!!
いろんな具材の美味しさが溶け込んでいますね。
これはとても優しい味ですね!肉や、たくさんの野菜が煮溶けていて、野菜由来の自然な甘味やコクがたっぷりと引き出された味わい深いカレーです。二日目のカレーをよりフレッシュにしたような感じです。これは子供から大人まで、皆が大好きなカレーだと思います。
天竜茶の産地ならではのサービスとして、急須で淹れた天竜茶を無料で飲むこともできます。やはりすっきりとした渋味で、後味がさっぱりとしています。給茶器の粉のお茶と比べると、香りが違いますね… 嬉しすぎる太っ腹なサービスです。
道の駅天竜相津 花桃の里 まとめ
道の駅天竜相津花桃の里は、静岡県浜松市天竜区の国道152号線沿いにある道の駅です。船明ダムのほとり、夢のかけ橋のたもとに位置しており、見事に架かる夢のかけ橋の上から、穏やかに広がる船明ダムを眺めることができます。
道の駅施設は物産館、食事処「花桃の里」から構成されており、物産館では天竜茶をはじめとした地場特産品を購入可能です。食事処花桃の里では、急須で淹れた天竜茶を自由に飲めるサービスがあるほか、たくさんの野菜が煮溶けたコクたっぷりの「花桃カレー」が人気です。
今回の訪問は夏だったため見られなかったのですが、道の駅周辺の天竜区相津エリアは花桃の木が多く植えられており、3~4月頃にかわいらしいピンク色の花が見頃を迎えます。
南信方面へ向かう山間部のドライブルートの休憩地点としての需要のみならず、地域のコミュニティの拠点としても機能している様子も伝わってきたのが印象的でした。
(おまけ)月まで3km
月って意外に近くにあるんですよ。ご存知でしたか!?なんと、天竜区某所からたった3kmで月に到着できるのです!
なまこマン、宇宙進出!!
・・・・・。
ツッコんで!!
ここからの運転も長いので、無駄なことに付き合わず体力を温存しておこうと思いまして…
……むろん、夜空の月ではなく「天竜区月」という地名のことを指しています1。
この道路標識はかつてテレビ番組「トリビアの泉」にて紹介されたり、伊与原新氏の小説のタイトルの元ネタになっていたりするので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
国道152号線から見える場所にあるので、思わず立ち止まって写真を撮りたくなっちゃいます!
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