スタイリッシュに憩い、好みの温度でととのう!新岐阜サウナでほっと一息

温泉・サウナ・ホテル
スポンサーリンク

2025年9月下旬に、岐阜市へ遊びに行ってきました。目的は金華山への登山です。

当時、北アルプス前穂高岳への登山を計画しており、そのための最後の練習のつもりだったんですよ。当然ながら前穂高岳と金華山とでは規模が違いすぎますが、登山本番を想定した荷物を持って、険しい馬の背登山道を攻めることで、岩場を登る感覚を確かなものにしようと思っていました。もっとも、前穂高岳への挑戦は結局、登山予定日(10月4日の予定でした)に天気が荒れて中止となったため、来年以降へ持ち越しとなりました(苦笑)

訪問当時はまだまだ暑さが残っており、昨年(2024年)の経験から「金華山に登るなら、暑くない朝のうちに登りたい」と考えていました。まあ、名古屋からなら頑張って早起きすれば十分朝のうちに金華山に登れるのですが、どうせならサウナチャンスをものにしたい前乗りしてしっかり準備をしておきたいと考えた僕は、岐阜駅と岐阜公園の中間あたりにある、男性専用サウナ兼カプセルホテル「新岐阜サウナ」に宿泊することにしました。

新岐阜サウナを一言で表すと「手の届く範囲に、欲しいものが全て揃ったサウナ施設」でした!

スポンサーリンク

新岐阜サウナに泊まる

新岐阜サウナは岐阜市一番町にあります。立地的には「岐阜駅と岐阜公園の間」とも「柳ヶ瀬商店街のはずれ」ともいえる場所です。名鉄岐阜駅からは徒歩12分、JR岐阜駅からは徒歩15分の距離ですが、バスでのアクセスも容易です。岐阜バスの柳ヶ瀬バス停や徹明町2丁目バス停が最寄りで、いずれも岐阜駅前のバス停を出る多くの系統が停車するバス停です。

宿泊予約は各種トラベルサイトまたは公式サイトから可能です。カプセルプランと、個室タイプのプレミアムルームプランがあり、いずれのプランにも朝食が付属します。

入館したら、入口のフロントで受付をします。今回は宿泊予定だったので、宿泊者カードに記入の上、入館受付をしました。受付が済むとロッカーキーと館内着を渡されるので、フロント奥のロッカールームにて着替えます。ロッカーは細長いので、荷物のサイズによっては入らないのですが、大きなものはフロントで預かってもらえますし、宿泊フロアである5階にはスーツケースを繋いでおけるスペースがあります。

5階のカプセルルームには鍵がかかっていますが、チェックイン時に渡されるカードキーで解錠できます。ただ、解錠用のパネルに一旦触れて、テンキーを表示させた状態でカードキーを当てないと解錠できない点にご注意ください。僕以外の宿泊客もそこそこ引っかかっていました。

カプセルは木製です。部屋もカプセル内も、照明はデフォルトで暗くなっており、カプセル内にテレビもありません。眠ることに特化していると言えるかもしれません。カプセル内にはコンセントと、USB電源が1つずつ設けられています。

館内で発生する料金はロッカーキーで管理し、退館時に精算します。一時外出は自由ですが、退出時にそれまでの料金を精算する必要があります。再入場には、退出時に精算した料金の領収書が必要です。

フロア構成は以下のようになっています。

5階:コワーキングスペース、カプセルルーム
4階:ボディケア、レストスペース
3階:レストスペース、食事処「飯と酒 蘭丸」
2階:浴室
1階:フロント、ロッカールーム

サウナ後のくつろぎに使えるレストスペースは、3階と4階にあります。人をダメにするタイプのソファや、マットレスなどが置かれているほか、漫画も3000冊あります。

5階のワークスペースは仕切りで区切られたブースになっており、USB電源が配置されています。パソコンを使ったちょっとした作業にうってつけです。なお、全館でフリーWi-Fiが利用可能です。

スポンサーリンク

好きな温度のサウナと水風呂を選んでととのう!そして、サウナの中でオロポを飲む!?

入館し、真っ先に向かったのはもちろんサウナです。サウナ並びに浴室は2階にあります。

(イメージ)

武将の名前が書かれた、扉のないロッカーに脱いだ館内着を置き、早速入浴していきます!

新岐阜サウナの素晴らしいところは、ズバリ好きな温度でととのうことができる点です。浴室自体はそこまで大きくないのですが、サウナも水風呂も様々な温度のものが揃っています。

(イメージ)

お風呂は内風呂のみで、露天風呂はありません。浴槽は40℃のあつ風呂と、3種類の水風呂が設置されています。

サウナは95~100℃のタワーサウナ「フィンランド式大部屋サウナ」と、薬草の香りを纏うスチームが吹き付ける「薬用スチームサウナ」のほか、定員1~2名の個室ロウリュサウナが3つあり、それぞれ80℃の「ザ・フィンランド」、90℃の「ザ・スタンダード」、100℃の「ザ・令和ストロング」となっています。

水風呂も、15℃の「ザ・ジャスト」、7℃の「エクストリームコールド」、27℃の「ゼログラビティ」の3種類が用意されています。ゼログラビティはリクライナータイプとなっており、寝そべった姿勢で不感温浴を楽しめます。そして、エクストリームコールドはさすがに冷たすぎました。1分も入っていられません。

5種類のサウナに、3種類の水風呂。単純計算で、サウナと水風呂の組み合わせを15通り味わえるわけです。とびきり熱い100℃のサウナに入った後、7℃の水風呂で強烈な温度差に酔うもよし、ミストサウナと不感温浴でゆるゆると過ごすのもよしです。様々なサウナを経験すると、だんだんと「自分が一番快適にととのうことができる温度」がわかってくるものですが、新岐阜サウナはとにかく温度の選択肢が多いので、幅広いサウナーのツボにリーチしますし、あるいは、自分がまだ知らなかった快適な温度を知るきっかけにもなります。

外気浴ができるスペースはありませんが、脱衣場の一角にベンチが設けられ、サウナ後のととのいスペースとなっています。ととのいスペースには白樺があしらわれ、空調も絶妙で、森林浴気分で心地よくクールダウンすることができます。

その他の特筆できる点として、サウナ内でオロポを飲めることが挙げられます。サウナで飲むためのオロポはフロントで注文でき、注文したオロポは脱衣場の棚に置かれたタンブラーの中に入っています。自分のロッカー番号が書かれたタンブラーを取りましょう。なお、オロポを持ち込めるのはフィンランド式大部屋サウナ内のみである点と、それ以外の飲食物はサウナ内に持ち込めない点にご注意ください。

オロポはサウナで汗を流して失った水分とビタミンとミネラルを補充する目的で飲むものですが、流した汗の分をその場で補給するのは、なんだか不思議な感覚でした(笑)断熱性の高いタンブラーに入っているので、サウナの中でもしっかりと冷たいんですよ。暑い中でゴクゴクとオロポを飲むのは、さながら暑い日にようやく見つけた自販機でジュースを飲んでいるかのようで、とても美味しかったです。

スポンサーリンク

飛騨牛すき焼きユッケ丼に、朝豚汁定食!サウナ飯を味わう

サウナでの楽しみといえば、もちろんサウナ飯ですね!

新岐阜サウナの3階には食事処「酒と飯 蘭丸」があり、お酒や軽食を楽しむことができます。サウナ上がりに、軽くつまむ程度に気になるメニューを頂いてみることにしました。

飛騨牛すき焼きユッケ丼、オロポ(1480+500円)

それがこちらの「飛騨牛すき焼きユッケ丼」です。「ユッケ」というワードに惹かれつつ、同時に登場する「すき焼き」というワードも気になり、どのような一杯が出てくるのか楽しみにしていると、甘辛いタレの絡んだ飛騨牛のすき焼き肉に生卵の落とされた、まさに「すき焼き」で「ユッケ」な雰囲気の一杯が登場しました。甘辛くてサシの入った飛騨牛すき焼きの味わいは、とても贅沢でした!

クリックで拡大

また、宿泊プランに付属する朝食も蘭丸にて提供されます。無料朝食として食べられるのは「朝豚汁定食」「朝焼き魚定食」「ハムエッグ定食」の3種類です(というか『手作り熟女カレー』が気になりすぎる…)

朝豚汁定食を頂きました。野菜がたっぷりと入った豚汁には、旨味がたっぷりと染み出しています。豚汁で赤だしなのは珍しい気がしますが、これが東海スタンダードなのでしょうか。

旨味たっぷりの豚汁で、朝から体もしっかりと温まります。「こういうのでいいんだよ」と思える朝定食でした。

スポンサーリンク

新岐阜サウナ まとめ

新岐阜サウナは、岐阜市一番町にある男性専用サウナです。

見どころはなんといっても、温度が豊富に揃うサウナと水風呂です!サウナは5種類、水風呂は3種類あり、自分好みの温度で安らぐことができます。選択肢が多いので幅広いサウナーのツボにリーチしますし、自分がまだ知らなかった快適な温度を知るきっかけにもなります。今回はスケジュールの都合上参加できませんでしたが、毎時0分にはアウフグースも開催されています。

床面積自体はそこまで広くないのですが、その分、サウナーが「欲しい」と感じるものがたくさん揃った施設です。言うなれば「手の届く範囲に欲しいものが全て揃ったサウナ施設」ですね。

日帰りでの利用料金は、以下の通りとなっています。

入館料
大人:1900円
小学生以下(大人と一緒の入館が必須):1000円

※翌1時以降の利用は入館料+1000円
※5:00〜10:00は朝風呂料金で利用可能(1000円)

立地的に、岐阜駅や名鉄岐阜駅と岐阜公園の中間あたりにあり、柳ヶ瀬商店街にも近いので、岐阜観光の拠点としても便利です!

マスコットキャラクター「ねぎこちゃん」のステッカーを購入しました

新岐阜サウナ
岐阜県岐阜市一番町7

営業時間:11:00~翌10:00

チェックイン/チェックアウト:15:00~/~11:00

※訪問時点での情報です。

新岐阜サウナのWebサイトはこちら↓

ブログランキングに参加中です!

にほんブログ村 グルメブログ 愛知・名古屋食べ歩きへ
日本全国ランキング
温泉・サウナ・ホテル岐阜県
スポンサーリンク
この記事を書いた人

日本各地を渡り歩くさすらいのなまこ。食べ歩き、道の駅巡り、スーパー銭湯巡りが好き。流れ着いた地域の飲食店、道の駅、スーパー銭湯情報をブログにて発信中。【これまでの拠点】徳島、仙台、名古屋

namakomanをフォローする
namakomanをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました