久しぶりに徳島大学病院に行く用事があったので、蔵本駅近辺で昼食をとれる場所を探していました。
すると、国道から少し駅のほうに入ったところにこんな店を見つけました。
これは、すごい!レトロな雰囲気!!
というわけで、今回は徳島市蔵本町にある大衆食堂「お食事処 しのや」を紹介します。
レトロな雰囲気の大衆食堂
入口にはメニューと値段が掲示されています。うどん、定食、丼など、メニューのラインナップはまさに大衆食堂といった感じですね。
その中でも、リーズナブルな丼メニューが目を引きます。カツ丼600円ってかなり安くないですか!?
昭和の雰囲気の残る店内はカウンター席10席ほどで、調理場で店主夫婦が調理する様子がよく見えます。
店主はご年配ですが、まだまだ現役といった雰囲気でしたね。てきぱきと調理する姿が印象的でした。
店主が豚肉を切り分け、卵とじを調理し、カツを揚げる様子を見つめながら、注文したカツ丼の完成を待ちました。
こちらが待ちに待ったカツ丼です!前述の通り、値段は600円。丼のサイズは「少し大きめの茶碗」といったところですが、その茶碗いっぱいにご飯とカツが乗っています。
カツを卵とじにしているのではなく、揚げたてのカツの上に卵とじを乗せています。卵とじには汁気があって、結構「つゆだく」なカツ丼に仕上がっています。
そんなカツ丼は卵がふわふわで、つゆの味は程よい甘さで優しく、カツもしっかりした歯ごたえで食べ応えがあります。素朴な落ち着く味わいのカツ丼でした。
昭和を切り取って、時が止まったかのようなノスタルジックな「古き良き大衆食堂」といった雰囲気の店でした。店主夫婦には、これからも元気に、心落ち着く一杯を作り続けていってもらいたいものです。
ちなみにこの日は僕以外にもお客さんがいて、その方はご飯の上に八宝菜が乗った「八宝ライス」というメニューを頼んでいました。これもご飯が進みそうですね。今度行くことがあれば、それも頼んでみたいです!
徳島県徳島市蔵本町2丁目1
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