名駅で沖縄料理!旨いもの台所 南風 名古屋駅前店(名古屋市中村区名駅4丁目)

ご当地グルメ
スポンサーリンク

皆様は「沖縄そばの日」を知っていますか?

沖縄生麺協同組合は、毎年10月17日を「沖縄そばの日」としています。

沖縄そばは当初、公正取引委員会から「そば粉を使っていないのに『そば』を名乗るとはけしからん!(意訳)」と指摘を受けていたのですが1、沖縄生麺協同組合は東京の公正取引委員会本庁に足しげく通って交渉を続け、その結果として特例で「沖縄そば」の名称を使用することを認可されました。その認可が下りたのが1978年10月17日だったことから、1997年にそれを記念して毎年10月17日を「沖縄そばの日」と定め、現在に至るようです2。沖縄ではこの「沖縄そばの日」に、スーパーマーケットの麺コーナーや、沖縄そば専門店などが盛り上がりを見せ、多くの県民が沖縄そばを楽しむようです。

この話を、Instagramなどでフォローさせていただいている、沖縄そば愛好家のさんぺいさんのブログ記事で10月14日に知った僕は、すっかり沖縄そばの口になりました。

そして迎えた10月17日、沖縄そばの日の当日。様々な用事が立て込んでいて、気が付けば夜になっていましたが、幸いにも名駅の近くで、沖縄そばをはじめとした沖縄料理を楽しめそうな店を見つけることができました。

今回お邪魔したのは、柳橋中央市場から近い場所にある沖縄料理居酒屋「旨いもの台所 南風 名古屋駅前店」です。沖縄そばはもちろんのこと、泡盛カクテルや、鉄板で仕上げたゴーヤチャンプルーなども楽しんできました!

スポンサーリンク

鉄板で焼いたゴーヤチャンプルーと、泡盛カクテルで沖縄飲み!

南風は名古屋市周辺および岐阜県多治見市に店舗を展開する、沖縄料理居酒屋です。

今回お邪魔した名古屋駅前店は、1階と地下1階に客席が設けられており、地下1階のほうには「南風 名古屋駅前店 はなれ」という名前が付いています。今回は地下1階の「はなれ」を利用しています。

注文はモバイルオーダー方式です。卓上のQRコードを読み取って、オーダー用ページにアクセスします。

この日は多忙だったので、かなり疲れていたんですよ…。この日に丁度大きな仕事が終わり、ずっと探していた落とし物も見つかったので、気持ちに一区切りつけるべく、いろいろと注文していきました。

南風 さんぴん茶割り(610円)

最初にやってきたのは「南風さんぴん茶割り」です。この南風は店名ではなく、泡盛の名前で、南風30度をさんぴん茶(沖縄のジャスミン茶)で割っています。

すごく飲み口が軽やかでびっくりします!風味は完全にジャスミンティーのそれなので、泡盛がしっかりと入っているのにもかかわらず、爽やかに飲めてしまうんですよ。

泡盛本体の尖った切れのある風味は、さんぴん茶の華やかな香りと爽やかな苦味にとてもよく馴染んでいました。

ふわふわ玉子のゴーヤチャンプル(880円)

沖縄料理と言えば、これも外せません。数あるチャンプル系のメニューから「ふわふわ玉子のゴーヤチャンプル」を注文しました。

南風名古屋駅店の店内には、1階にも、地下のはなれにも、大きな鉄板カウンターが設けられています。その鉄板の上で、チャンプルなどの焼き料理を目の前で調理してくれるんですよ。視覚と音の両方で食欲を刺激されます。

出来上がった熱々のゴーヤチャンプルの上では鰹節が躍っており、鰹の良い香りが漂ってきます。

鰹節を除けて、改めてビジュアルチェックです。具材として、もやしやランチョンミートも入っています。

このゴーヤチャンプルが、かなりの完成度でしたね。火の通り方が絶妙なので、玉子はふわふわですし、豆腐も食感を残しつつ、やはりふわふわです。ゴーヤの苦味も強すぎず、されどしっかりと感じられる仕上がりです。全体の味付けはあっさりとした薄口でありつつも、ふわりと香るにんにくの香りがアクセントとなっており、一口、また一口と、箸が伸びて止まりませんでした。

楽園ベイベー(660円)

このあたりでお酒のおかわりです。泡盛カクテルの「楽園ベイベー」を注文しました。泡盛とオレンジジュースとマンゴージュースのカクテルのようです。世代的にこの名前を見ると、RIP SLYMEの楽曲を思い浮かべてしまいますね。

味の方は、まさに「常夏の楽園ベイベー♪」って感じでした(え)オレンジとマンゴーのトロピカルで濃厚な甘さを、泡盛が軽やかな口当たりにしています。泡盛カクテルはアルコールを感じさせずにスルスル飲めてしまうので、ペース配分を考えながら飲まなければいけませんね…。

グルクン南蛮漬け(780円)

一品料理はこれでフィニッシュです。「グルクン南蛮漬け」を注文しました。グルクンは沖縄以外だと「タカサゴ」と呼ばれる魚で、関東以南の太平洋側で水揚げされています。特に沖縄で盛んに食べられており、沖縄県の県魚にも定められているようです。(県鳥や県花は聞いたことがありましたが…。ちなみに愛知県の県魚はクルマエビなのだとか。)

そんなグルクンの南蛮漬けは、身がギュッと引き締まっています。脂はこってりと乗っているわけではないものの、皮目あたりに程よく感じます。何より、身の味がとても濃く、旨味がたっぷりと詰まっているんですよ。引き締まった身を噛めば噛むほど旨味が広がり、南蛮酢の味にも全く負けていませんでした。

スポンサーリンク

すっきりと澄んだ沖縄そば

泡盛や沖縄料理も最高でしたが、この日の目的はなんといっても沖縄そばです。

ソーキそば(950円)

「ソーキそば」を注文しました。スープがすごく透き通っています!!そして、シーサーの顔のかまぼこがかわいらしいです。

麺は南風オリジナルの生麺で、とても滑らかに啜れるストレート麺です。それでいて弾力も強く、満足度の高い食感です。スープとの馴染みも良いんですよ。

スープはその透き通った見た目の通り、とても優しい味わいです。抽出された豚の滋味と、必要最小限の塩分で、最大限の美味しさが引き出されているように思います。

上に乗ったソーキもホロホロに柔らかく、存在感が抜群です。スープと比べると塩気が強めに仕上がっており、そばと一緒に食べたときの味のバランスも絶妙でした。

たっぷりと飲んで食べて、会計は3880円となりました。沖縄そばの日に、美味しい沖縄そばや沖縄料理を楽しめて大満足の晩酌でした!

なお、会計はキャッシュレスやQRコード決済にも対応しています。

スポンサーリンク

南風 名古屋駅前店 まとめ

南風名古屋駅前店は、名古屋駅の近くにある沖縄料理居酒屋です。柳橋中央市場の辺りから南下して錦通を渡り、広小路通に差し掛かる手前あたりにあります。

店内には大きな鉄板が設置されており、その鉄板の上でチャンプルやお好み焼き、ステーキなどを焼き上げてくれます。鉄板で焼きあがったゴーヤチャンプルは、食感も味付けもとても絶妙です!

沖縄そばは、南風オリジナルの配合で作られた生麺を、滋味豊かな透き通ったスープで楽しめます。

旨いもの台所 南風 名古屋駅前店
愛知県名古屋市中村区名駅4丁目24-26

営業時間:17:00~24:00

定休日:不定休

※訪問時点での情報です。

南風の公式サイトはこちら↓

  1. 生めん類の表示に関する公正競争規約に基づき、材料にそば粉を30%以上使用していない生麺は「そば」と表示することができません。
  2. 参考:沖縄そばの日 – 沖縄生麺協同組合 | 地域団体商標(沖縄そば)取得団体

ブログランキングに参加中です!

にほんブログ村 グルメブログ 愛知・名古屋食べ歩きへ
日本全国ランキング
ご当地グルメ愛知県
スポンサーリンク
この記事を書いた人

日本各地を渡り歩くさすらいのなまこ。食べ歩き、道の駅巡り、スーパー銭湯巡りが好き。流れ着いた地域の飲食店、道の駅、スーパー銭湯情報をブログにて発信中。【これまでの拠点】徳島、仙台、名古屋

namakomanをフォローする
namakomanをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました