すごいものを頂いてしまいました。
先日、仕事関係でお世話になっている地元企業から「日頃の感謝」として贈り物を頂いた。
その贈り物というのがこちら。
ブランド椎茸の「天恵菇(てんけいこ)」だ。
巨大椎茸「天恵菇」
天恵菇というのは一言で言うと巨大な椎茸。
元々は「形が悪い」とされて見捨てられようとした品種を8年かけて改良した結果、丸く整った大きな椎茸が生まれたという。
原則として、直径7cm以上の大きさがあり、形が丸くて綺麗なものだけ「天恵菇」という称号を与えられる。それは全栽培量の2割にも満たない希少なものなのだとか。
天恵菇は徳島以外にも、栃木や新潟などでも栽培されている。
この1パックで1600円相当です。こういう贈答でもないと、なかなか食べる機会はないですね。
どれだけ大きいかというと、なんと手のひらサイズ。大柄な成人男性の手のひらサイズと言うと、いかに大きいか分かって頂けると思う。
そんな天恵菇をあらゆる方法で味わってみました。
天恵菇グルメ①天恵菇のステーキ
天恵菇を栽培しているキノコ農園のホームページで見つけたおすすめの食べ方。フライパンに天恵菇を入れ、料理酒をふりかけて蒸し焼きにする。最後に醤油とみりんで味付て完成だ。
肉厚な天恵菇は香りが良く、噛みしめるとじゅわっと旨みの汁が浸みだしてくる。
食感が良くジューシーだが、大きいから大味なのかというとそんなことはない。キノコ農園のホームページによると、うまみ成分も多く含まれているとのことだ。
軸の部分もシャキシャキ、コリコリの食感がとても楽しい。
天恵菇グルメ②天恵菇のホイル蒸し
どこからか「キノコのホイル蒸しがたべたぁ~い♪」という声が聞こえてきた気がしたので(笑)
材料は玉ねぎ、天恵菇、豚肉で、味付けは那賀町の四季美谷温泉の製造したジビエ肉味噌「鹿みそ」とバターで行った。
天恵菇の香りも味も、味噌やバターに覆い隠されることなく主張していた。それでいて主張が強すぎるわけでもない上品さ。強い食感も健在で、ボリュームたっぷりのものを美味しく頂いた。
天恵菇グルメ③天恵菇の肉詰め
椎茸といえばやっぱりこれ。巨大な天恵菇で作ったから、巨大な肉詰めになった(笑)
牛豚の合挽肉に、卵と生姜と天恵菇の軸を細かく刻んだものを混ぜ合わせて、つみれを作り、天恵菇と合体させてフライパンで蒸し焼きにする。
やっぱりボリュームたっぷり。天恵菇はつみれの味に負けない食感とうまみがあって、とてもおいしかった。
しっかりした味わいと食感があるけれど、主張しすぎない上品さもあります。とても素晴らしいものを味わうことができてよかったです!今後、贈答品を送る際には天恵菇を有力候補にしたいと思います!
コメント