せんだい散歩 仙台城跡

青葉山23 気になるスポット

仙台のシンボルと言えば、青葉山の仙台城跡ではないでしょうか。ちなみに青葉山というのは厳密に言うと特定の山の名前を指しているわけではなく、東北大学青葉山キャンパスや仙台城跡があるあたりの丘陵のことを指しているそうです1

ゴールデンウィークの中日。気持ちの良い晴れ空の下、仙台城跡を散策してきました!

頂上までの道のりは足腰にくる!

今日は青葉山を登って仙台城跡へ行こう!

仙台城からはどんな景色が見えるのか、楽しみです!

青葉城1

仙台城跡へのアクセスは、地下鉄東西線国際センター駅からが便利です。仙台国際センターの向かいのあたり一帯が仙台城跡となっており、そこから山の上のほうへ登っていくと本丸の跡地へと行くことができます。

青葉城2

2022年3月16日の地震の影響で大手門跡ルートが封鎖されていますが、巽門跡ルートから頂上へ登ることが可能です。

青葉城3

ここから山登りが始まるのですが…

青葉城4

さ、坂がきついです…!

坂の勾配が猛烈で、なかなか足腰に来ます!仙台の郊外は丘陵になっていて坂道だらけではありますが、仙台のシンボルたる仙台城跡へのルートもこんなにきつい坂とは… こんな環境で生きてきたら、そりゃあ、足腰も強くなりますって!(え)

青葉城5

写真ではなかなか勾配の急さが伝わりにくいですが、ヒィヒィ言いながら登りました(笑)

青葉城6

ある程度登ったところで、大手門跡ルートと合流します2

青葉城7

坂道を登っていくと、綺麗に整った石垣が見えてきます。ここまで来たら、頂上まであと少しです。

絶景のご褒美!仙台市街を一望!

着きました!

青葉城8

「宮城県護国神社」の鳥居が、仙台城跡へのルートのゴールです。

青葉城9

仙台城の天守閣は現存しておらず、跡地は公園になっています。

青葉城10
青葉城12
青葉城11

このように、現在は遺構を残すのみではあるのですが…

青葉城13

VRで疑似的に、当時の風景を楽しむことができます。また、ボランティアのガイドさんも常駐しており、詳しい話を聞くこともできます。

青葉山17
青葉山16

本丸のある頂上からは、仙台の街を一望することができます!この風景は、きつい道のりを頑張って登ったことへのちょっとしたご褒美ですね。

青葉山18

中山にある、100mの巨大な観音像「仙台大観音」も見えます。ここもいずれ紹介したいのですが、例によって丘陵の上のほうにあるので道が険しくて行くだけで一苦労なんですよね(笑)

後日、仙台大観音を見物してきました↓

青葉山19

頂上には有名な伊達政宗の騎馬像がありますが、残念ながら先日の地震で被害を受け、現在は修復中です3。ですがこの覆いに覆われた状態は今しか見られないのである意味レアかもしれません!

青葉山20

護国神社には、明治維新以後の諸事変、戦役における宮城県関係の戦没者が祀られています4。拝殿はとても鮮やかで絵になりますね。そして、厳かな気持ちになります。

青葉山21

護国神社の奥には、青葉城本丸会館があります。青葉城(仙台城)に関する資料が展示されているほか、売店やフードコートなどの休憩スポットがあります。

青葉山22

フードコートのずんだシェイクの張り紙に、見覚えのある女の子がいました(笑) いったい何子ちゃんなんだ…

青葉山15

仙台城跡から仙台の街を見て、改めて感じたのは、仙台は自然に囲まれた都市なのだということですね。広瀬川によって形作られた地形や、丘陵地帯に沿うように建物が並び、その中に多くの緑も存在しています。仙台が「杜の都」と呼ばれる所以がよくわかりました。

移り変わる時代と共に街の風景も変わっていくとは思いますが、この場所はどれだけ時が経っても、仙台のシンボルとして愛され続けることでしょう!

城下を一望できる、良い立地だよね… 

きっと夜景もきれいでしょうね。

そういえば、函館山や六甲山から見える夜景をよく「100万ドルの夜景」なんて言ったりするけどさ…

確かに、よく聞きますね。

あの100万ドルっていうのは「100万ドル分の電気代で作られた夜景」って意味らしいよ…5

そう聞くと世知辛いですね… でも100万ドルじゃ済まないような気もしますけどね6

仙台城
宮城県仙台市青葉区川内1

  1. 参考:青葉山 (仙台市) – Wikipedia
  2. 通行止めのためバリケードで塞がれています
  3. 2022年7月5日に修復が始まりました。東京都で修復を行い、2023年3月に仙台へと戻ってくる予定とのことです。
  4. 参考:宮城縣護國神社 – Wikipedia
  5. 参考:夜景 – Wikipedia
  6. 100万ドルは言葉が作られた1953年当時の相場で換算しており、現在は当時と比較してレートが変動し、神戸市も繁栄しています。そのことから、他の夜景スポットとの差別化のために神戸の夜景は「1000万ドルの夜景」と呼ばれているそうです

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