秋の蔵王ドライブ!【御釜・紅葉の滝見台】

御釜11 宮城

2022年10月末頃に、蔵王まで日帰りドライブに行ってきました。

仙台からたった1時間車を走らせるだけで行くことができる蔵王で、自然に包まれながら非日常を満喫してきました!

今回は蔵王の定番ドライブスポット「御釜」と、道中で見物した紅葉を紹介したいと思います!

御釜を見る「最後のチャンス」!

車を運転するあんず

山の中のドライブも、がんばりますよ!

それにしても寒そうな格好だね!大丈夫か!!

それは「中の人」が秋冬バージョンのドライブイラストを描くのをサボっているだけです!

今回の目的地である蔵王の御釜へは、観光道路の「蔵王エコーライン」経由でアクセスすることになります。蔵王エコーラインは11月から4月にかけて冬季閉鎖されるので、10月末は今年中に御釜を見る「最後のチャンス」だったわけですね!

遠刈田温泉の中心街から国道457号線を西に進むと、蔵王エコーラインが分岐します。トンネルのように生い茂る木々に覆われた、カーブの連続する上り坂をただひたすらに登っていきます。山道ではありますが、2車線が確保されているのでそこまで走りにくくはない印象でした。時期的にもぎりぎり凍結や降雪は避けられました。

むしろ、10月末は紅葉のピークでした!道は赤や黄色の木々に覆われており、全身で秋を感じながらドライブすることができました。

紅葉がきれいだし、少し車を停めて紅葉狩りしない?

良いですね!

滝見台で紅葉狩り!

滝見台1

御釜へ向かう途中で、滝見台という展望台に車を停めて紅葉を見物することにしました。

滝見台の駐車場は、紅葉狩りの車でとても賑わっていました!玉こんにゃく売りの屋台も来ていました(笑)

滝見台2

色づいた木々のトンネルをくぐりながら、展望台まで向かうと…

滝見台3

鮮やかに色づく山を流れる、大きな滝を眺めることができます!

滝見台4
滝見台5

「三階の滝」と「不動滝」という二つの大きな滝が見えるから「滝見台」というわけですね。

徳嶋ダイスケさんに飲んでもらいたい滝だね…

どんな無茶ぶりですか!

色づいた山を大きな滝が流れる様子はとても絵になります。今シーズンはもうとっくに終わってしまいましたが、来シーズン以降の紅葉狩りに、ぜひ訪れてみてください!

山の天気は変わりやすい!御釜見物

滝見台からさらに山を登っていくと、周りの木々も低くなり、高山の様相を呈してきます。周りも曇ってきました。これは曇ってきたというよりは、雲の中に突っ込んだ感じですかね。

これは御釜見えるかな…

とりあえず、行ってみないとわからないですね…

あっ、ここから有料道路みたいだよ!お金ある!?

ち、ちょっと待ってください~!

御釜へ向かうには、蔵王エコーラインをある程度登ったところで、分岐する有料道路の「蔵王ハイライン」へ入る必要があります。通行料は550円です。

そして蔵王ハイラインの終点まで進むと、御釜見物や蔵王登山の基地となる「蔵王山頂レストハウス」の駐車場に辿り着くわけなのですが…

御釜1

ちょっと!これ大丈夫かな!御釜見えるかな!?

わたしにもわかりません!!

御釜13

蔵王山頂レストハウスの周囲は真っ白で、あられまで降っている始末でした!寒い!

これは、せっかく標高1600mぐらいまで登ってきたのに御釜が見えないというオチもあるんじゃないか…

そんな懸念を抱きつつも、とりあえず蔵王山頂レストハウスに入ってみました。

御釜2

蔵王山頂レストハウスには、休憩室、軽食コーナー、レストラン、売店があります。レストランでは豚肉料理が人気なようです。

御釜14

売店には蔵王のお菓子や宮城・山形名物、蔵王関連のアパレル、東北ずん子グッズが充実していました。お土産に蔵王デザインのブルゾンを買いました(笑)

さて、そろそろ御釜を見に行くか。晴れているといいけれど!

こればかりはタイミングの問題ですからね…

ある程度レストハウスを見物し終えたところで、いよいよ本日の主目的である御釜の見物をすることにしました。御釜へは、レストハウスの横の遊歩道沿いに山を登っていくと程なくして到着するのですが…

御釜3

イヤーッ!真っ白!!

……まあ、案の定でした(笑)

御釜4

一応、晴れているとこんな風に見えるらしいのですが…

せっかく来たのに見られないなんてあまりにも残念過ぎます!

とりあえず、もうちょっと見たら帰ろうか…

見られなかったこともまた思い出になりますよ。

そうだね!

残念ではあるけれど、それはそれでおいしいと思い帰ろうとしていたその時でした。

御釜5

なまこマン、知っているか…

御釜7

山の天気は…

御釜8

変わりやすいんだ!!!

御釜11

見、見えた!!

本当に諦めかけていたそのとき。分厚く周囲を覆っていた雲が、みるみるうちに晴れていったのでした…!

そして、目的の御釜を見ることができました!!エメラルドグリーンの湖面がとても美しいです!太陽光の当たり方によって湖面の色が変わることから「五色湖」とも呼ばれているのだそうです。

御釜6
御釜12

喜びのあまり、何枚も何枚も写真を撮っちゃいました(笑) シーズンのうちに見物することができて、感無量です!

なお、御釜の周囲は火山であり、火山活動が活発になる場合もあるので、柵から外に出てはいけません。見物の際にはご注意ください!

仙台から日帰りで楽しめる大自然

冒頭にも書いた通り、蔵王は仙台市から車でおよそ1時間のところにあります。御釜へは遠刈田温泉の中心地からさらに1時間ほど車を走らせて山を登る必要がありますが、それでもやはり蔵王方面へ行った際にはついでに訪れておきたいスポットです。紅葉の季節だけでなく、新緑の季節などに訪れてもきれいな景色を楽しめると思います。

日常を忘れて気分転換するのに、おすすめのスポットですよ!また、蔵王エコーラインおよび蔵王ハイラインも景観が良く「走りごたえ」のある道なので、ドライブ好きの方にとっても楽しいドライブになると思います。

帰りは上り坂が全部下り坂になるから… スピードが出て怖いです~!

エンジンブレーキして!!

どれですかぁ~!

どれですか、じゃないよぉ!!(※エンジンブレーキを駆使して無事に下山できました)

御釜
宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉倉石岳国有地内国有林内

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