つるぎ町半田で半田そうめんを製造する白滝製麺が10月13日、14日の二日間にわたって開催したミニイベント「ヒトリ★アソビ」にお邪魔してきた。
徳島では毎年春と秋に、アニメ制作会社ufotableが主催する「マチ★アソビ」というイベントが開催されている。様々なアニメやゲーム関連会社が出展しており、全国からアニメファンやゲームファンなどが徳島に一堂に会する。マチ★アソビの三日間は徳島駅前をコスプレイヤーが闊歩していたりして、見慣れた街角が非日常に染まる。
今秋のマチ★アソビは本来なら10月12日~14日の三連休に予定されていた。けれどもその日は皆さんもご存知の通り日本列島には台風19号が接近していたため、中止し予定を短縮した上で10月26日、27日に延期された。
ところで、このマチ★アソビには毎年徳島の事業者も参加しており、来場者に徳島をPRしている。白滝製麺もその常連の一つで、マチ★アソビにて徳島産の材料をふんだんに使った半田そうめん料理を提供している。白滝製麺は今回の中止を受けて「マチ★アソビのために仕入れた材料を廃棄するのは勿体ない」ということで、13日、14日に「ヒトリ★アソビ」と称した半田そうめんの大盤振る舞いを行うことにしたのだとか。
(マチ★アソビ予備日の26、27日には娘さんと遊びに行く約束をしていて、マチ★アソビに参加できないから… という意味もあるもよう)
実は僕も白滝製麺の半田そうめんは前々から気になっていたけれど、いつも大盛況でなかなかありつくことができなかった。白滝製麺の森岡さんの素晴らしい心意気にも感動して、食べて応援しに行くことにした!
時刻は昼0時半頃。新町川沿いの会場には長い列ができていた!多くの人が白滝製麺のヒトリ★アソビを楽しみにしていて、応援に駆けつけていたのだ。運営側も想定以上の賑わいにうれしい悲鳴を上げているようだった。
メニューは冷たい出汁(左)と温かい出汁(右)から選べる。(600円)
限定メニュー(下)もあったようだ。
出汁の味わいやそうめんのコシを感じたかったので、冷たい出汁を注文した。
ちなみにコスプレイヤー応援企画と称して、コスプレをしている方は無料で食べることができた模様。
半田そうめんの特徴はその太さ!
初めて見たときはそうめんという名前から、細い手延べそうめんをイメージしていたから、まずそのビジュアルに驚いた。そして見た目の通り骨太な味わいだ。すごくコシが強くて歯応えがある。ほんのり優しいいりこ出汁、干し海老出汁と合わさって、最高に旨い!
徳島産にこだわった具材も、これだけ豪勢なのにさっぱりとした味わいで強く主張しすぎない。「主役はそうめんですよ!」と言わんばかりに、控えめにそうめんを立てている。
10月14日のイベント二日目にも食べに行ってきた。今度は温かい出汁のほうを注文した。鰹節がものすごく乗っている。メニューによると思い付きで乗せてしまったらしい(笑)
にゅうめんのようなほろほろに柔らかい麺を想像していたけれど、白滝製麺の半田そうめんは温かい出汁の中でもしっかりとコシを保っている!
温かい出汁のほうには干し海老の代わりに筋のりが入っている。出汁はトビウオといりこベース。こちらも優しい味がそうめんや数々の具材を優しく包み込んでいた。
ufotable製作のアニメ「おへんろ。」のキャラクターのポストカード。食事した人はもれなくもらえる。全三種。徳島ではFateや刀剣乱舞のキャラと同じぐらいおへんろのキャラのポスターをよく見かける
マチアソビを通して全国にファンを持つ白滝製麺の半田そうめんは、とても素晴らしかった!今回味わうことができて本当によかった。
白滝製麺の森岡さん
ごちそうさまでした。これからも徳島の味を全国にアピールし続けてください!
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