道の駅紹介
愛知-10 立田ふれあいの里
2005年8月10日(第21回)登録、2005年10月1日開業
道の駅 立田ふれあいの里
愛知県愛西市森川町井桁西27
営業時間:
9:00~18:00(3~9月)
9:00~17:00(10~2月)
定休日:木曜日
【スタンプ】
【記念きっぷ】
【道の駅カード】
【記念指定券】
※訪問時点での情報です。
2026年にリニューアル予定!
道の駅立田ふれあいの里は、愛知県愛西市(旧海部郡立田村)の愛知県道125号線(佐屋多度線)沿いにある道の駅です。岐阜県境および三重県境から近い場所にあります。
愛知県は大きく、名古屋や知多半島等のある県西部の尾張地方と、岡崎や豊橋のある県東部の三河地方に分けることができますが、愛知県の道の駅はそのほとんどが三河地方に偏って設置されており、道の駅立田ふれあいの里は長きにわたって、尾張地方で唯一の道の駅でした。なお、2011年に瀬戸市に道の駅瀬戸しなのがオープンしたので、現在は尾張地方で唯一の道の駅ではありません1。
施設は情報コーナー、レストラン「レストラン立田」、ベーカリー「立田のパン」、惣菜店「はす工房」、農産物直売所、愛西市観光協会より構成されています。
農産物直売所では愛西市およびその周辺地域の野菜を幅広く取り扱っています。
愛西市の特産品の一つに、れんこんがあります。愛知県産のれんこんのほとんどが愛西市産です。愛西市は木曽川のもたらす肥沃な土壌に恵まれていた反面、海抜が低く水害が起きやすかったため、稲作の代わりにれんこんの生産が広まりました。訪問時(2024年10月下旬)には、特産品のれんこんが土付きで売っていました!このサイズで350円は破格では!?
山芋のむかごも売っていました。先日道の駅信州新野千石平にて「むかごそば」を購入してから「そういえばむかごってどんな味だっけ?」と思っていたので、興味を惹かれて購入しました。
皮を少し落とし、水洗いしてから塩ゆでするだけで簡単に食べられます。少し土の香りこそありますが(おそらく皮の余計な部分を落とすのをサボったから)、じゃがいものごときホクホク食感で、なおかつ里芋や山芋も彷彿とさせるようなねっとり感もあります。バターやマヨネーズ等、じゃがいもに合う調味料は大体むかごにも合う印象です。
そんな道の駅立田ふれあいの里ですが、訪問時にはリニューアル準備のため工事中でした!新しい建物を作っていたほか、道の駅から川を挟んで東隣に都市公園を整備していました。
愛西市は2020年より道の駅立田ふれあいの里のリニューアルに取り掛かっており、令和8年(2026年)に新たな姿でリニューアルオープン予定とのことです。
リニューアル後は「道の駅ふれあいの里HASUパーク」に改称され、フードコートが新設されるほか、子供の遊べる遊具広場や、蓮畑を眺められるフォトスポット等を備えた公園(前述の整備中の都市公園)もできます。2年後も名古屋に住んでいたら再取材に行こうと思います。
レンコンかば焼きにれんこんのパン!特産のれんこんグルメを満喫!
道の駅立田ふれあいの里は、特産品のれんこんを前面に推した道の駅です。前述の通り、れんこんそのものを安価に購入できるだけでなく、れんこんを活かしたフードメニューをふんだんに取り扱っています。というか、ここでれんこんを使っていないフードメニューを見つける方が難しいかもしれません!
個性の異なる様々なれんこんグルメを頂いたので、紹介していきます!
こちらはレストラン立田の「レンコンラーメン」です。メニューには「レンコンうどん」もあります。
一見すると、よくある醤油ラーメンの上にれんこんのきんぴらが乗っているだけにも見えてしまうのですが、実は麺にもれんこん粉が混ぜられているのです。れんこん粉のブレンドされた麺には透明感があり、ツルツルとしたのど越しを楽しめます!なお、生めんタイプのレンコンラーメンは農産物直売所でも購入可能です。
同じくレストラン立田にて「レンコンかば焼き丼」も頂きました。なすを開いてかば焼きにするというのは聞いたことがありましたが、れんこんをかば焼きにするというのは初めてです!どういうものが出てくるのか気になっていましたが、その正体は海苔の上に、れんこんをすりおろして卵とつなぎの小麦粉を加え練り合わせたものを塗り付け、焼き上げて蒲焼のタレを塗ることで、うなぎの蒲焼に見立てたものです。「秘密のケンミンSHOW極」や「相葉マナブ」といった全国放送のテレビ番組でも紹介されたことのある、愛西市のご当地グルメです。
ふんわりとした食感のれんこん団子の中に、刻んだれんこんが入っていて、食感がとても楽しいです。卵が良い仕事をしており、肉が入っているわけでもないのに、動物性たんぱく質が感じられ、さながら肉団子を食べているかのような満足感ありました。蒲焼のタレとの相性も良く、ご飯もお酒も進みそうな味わいです。
こちらは立田のパンにて購入した「蓮豚パン(はすぶたパン)」です。愛西市内にある愛知県立佐屋高校の生徒が考案した、豚肉とれんこんの餡が入ったパンです。
餡はぎっしりと入っており、刻みれんこんの食感が良いだけでなく、豚肉の食感もゴロリとしており食べ応えが十分です。マーガリンの香るもっちりとしたパンの甘味と、しょっぱめに味の付いた餡の味の対比で食欲が刺激されます。
こちらは「蓮根きんぴらパン」です。中央部にれんこんで作った甘辛いきんぴらが詰まっています。パンときんぴらって意外に合うんですよね。前述の蓮豚パンと同じように、バターの香りと、和食の甘辛い、もしくはしょっぱい味付けの相性には様々な可能性を感じます。
個性的なれんこんグルメの数々を紹介してきましたが、道の駅立田ふれあいの里で食べられるれんこんグルメは、これでもまだほんの一部です。レンコンチップスに、れんこん味噌漬け、れんこんソフト、ハス粉2を使ったシフォンケーキ、れんこん入り塩パン、れんこん入り焼きカレーパンなどなど… ちなみに、前述の2種のパンを含む、立田のパンにて販売されているパンにはもれなくハス粉が使用されています。
ここまでれんこんにこだわって、様々なグルメが生まれているところに、愛西市民のれんこん愛が余すところなく伝わってきます!
道の駅立田ふれあいの里 まとめ
道の駅立田ふれあいの里は、愛知県愛西市の愛知県道125号線沿いにある道の駅です。
愛西市の特産品であるれんこんを前面に推した道の駅であり、レストラン「レストラン立田」やベーカリー「立田のパン」、惣菜店「はす工房」では、レンコンかば焼きや蓮豚パン、れんこんサラダといった、ご当地れんこんグルメの数々を楽しめます!
現在、リニューアルオープンに向けて工事が進んでおり、2026年に「道の駅ふれあいの里HASUパーク」として生まれ変わる予定です。現時点でも愛西市の魅力をたっぷりと伝えてくれる道の駅ですが、これからさらなる進化を遂げていくのが楽しみです!
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