安芸市を発った後は、ホテルをとった高知市へと向かう。夜は高知市の飲み屋にて、上司の大学時代の後輩(現在は高知で働いている)と飲むことになっていたけれど、それまでに時間があったので、高知市の有名な観光地である桂浜へ向かうことにした。
駐車場にはたくさんの車が止まっていて、非常ににぎわっている様子だった。駐車場から、まずは海の方向へ向かって遊歩道を歩いていく。
まずは有名な坂本龍馬像から。高い台座の上から広い太平洋の彼方を見下ろしている。見上げるような大きさの竜馬像、実は銅像としては日本一クラスの大きさらしい。(銅像は5.3m、台座を含めると13.5m)
得意げにパシャパシャと写真を撮っていたら、ずっと背中を撮っていたことに途中で気づきました(笑)
龍馬像のある丘を越えると、青く澄んだ太平洋が眼前に広がる。
そのまま遊歩道を進んでいき、砂浜に降り立つ。
桂浜は「日本の朝日百選」や「日本の渚百選」にも選ばれた風光明媚な浜だ。海水浴のシーズンにはまだまだ遠いけれど、たくさんの観光客が浜にいた。中にはドローンを飛ばして空撮している人も…
ちなみに桂浜周辺は潮流が速いので遊泳禁止です。
遊歩道をずっと進んでいくと、竜王岬という場所に着く。岬の突端には「海津見(わだつみ)神社」という祠がある。観光客が大勢いてゆっくり写真を撮ることはできなかったけれど、広大な太平洋を見ることができた!
竜王岬から駐車場に戻る途中で、こんなものを発見。高知名物「アイスクリン」の屋台だ。アイスクリンというのは鶏卵や脱脂粉乳などを使ったアイスクリーム風の氷菓のことらしい。せっかくなので頂くことにした。
シャリシャリとしたシャーベットのような食感に、優しい甘みとあっさりとした後味。アイスクリームは後味が残る濃厚さだけど、アイスクリンは後切れが良い。派手さはないけれど、とても落ち着く素朴な味わいだ。子供の頃に作った手作りアイスクリームを思い出す。
桂浜には他にも「桂浜水族館」や「坂本龍馬記念館」などといった施設や、たくさんのお土産屋があります。今回は時間の都合で回れませんでしたが。ちなみに20年前に訪れたときにはどちらにも行きました。あまり覚えていないですが(笑)
桂浜を後にして、ホテルのある高知市街に戻る途中。非常に賑わっている施設を見つけたので、立ち寄ってみることにした。
それがこちらの「かつお船」。桂浜を出て高知市街方面に北上し、浦戸大橋を渡ってすぐのところにある。
鰹のたたきが有名なようだけど、訪れた時間はほぼ夕方だったため、鰹のたたきにはありつけなかった。なので代わりにこちらでお土産を探すことにした。
かつお船では鰹を中心とした水産加工品の他に、高知の名物各種を取り扱っている。
入口には鰹だしの無料試飲コーナーがある。主役の鰹を中心に、昆布やいりこのうまみとも共存している、非常に美味しいだしだった。
買おうかと思いましたが、少し前にドン・キホーテで白だしを買っていたので見送りました(笑)
代わりに購入したのはこちら。「なまり節」とも呼ばれる、鰹の生節だ。
生節は生の鰹を捌いてから加熱し、一度だけ焙煎したもののこと。(焙煎を繰り返すとカチカチの鰹節になる)
醤油味や、高知名物の柚子味など様々なフレーバーがあるけれど、今回はしょうが味を選んだ。
味の感想は後日詳しく紹介したいと思います!
絶景と名産品の両方を楽しむことができる桂浜。なんて楽しい場所なんだろう。水族館や龍馬記念館なども、ぜひともまたゆっくり見てみたい。
桂浜の雰囲気は香川の屋島に似ている気もする。風光明媚な観光地だし、そういえば水族館という共通点もある。各地から訪れた観光客で賑わう桂浜を見て、「これは眉山も負けていられないのでは…?」と思った(笑)
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