「ラーメン東大」は徳島県内でも有名な徳島ラーメンの店です。徳島県内のみならず徳島県外にもチェーン展開しているので、徳島県外にお住まいの方にも知られているかもしれません。地元の岡山県にも出店していたので、僕も昔から利用していました。
ですが、昔から行っていた店に限ってブログで全然触れてなかったりするんですよね(笑) 「可成家」といい「一番亭」といい… なので、今回は満を持してラーメン東大をレポートしてみたいと思います!
徳島の大手「徳島ラーメン」チェーン
ラーメン東大は株式会社東大が展開するラーメン店です。株式会社東大はラーメン東大の他にも「徳島ラーメン 麺王」を徳島県内外に出店しています。
ラーメン東大は1990年代後半に徳島市応神町にて創業し、後に現在の本店がある徳島市大道に移転しました。
創業地の応神にあった店舗は大道に本店を移転する際に別資本に売却されており、現在は株式会社東大から離れていますが、屋号は現在も「ラーメン東大」として営業しています。
今日も買い物をしていたら遅くなっちゃいましたね。
じゃあ、せっかくだからそこの東大で食べていこうか。
いいですね!東大、久しぶりです!
今回は徳島市城東町にある「ラーメン東大 住吉店」にお邪魔しました。
ラーメンのラインナップは「特性醤油花びらチャーシュー麺」「東大 醤油とんこつ」「東大 塩とんこつ」「赤辛とんこつ」「濃厚魚介とんこつ」の5種類。醤油とんこつがいわゆる徳島ラーメンにあたります。
東大の特徴は、生卵の無料サービス。卓上に生卵が置かれています。
ラーメンに落とすもよし、一緒に頼んだライスにかけるもよし。
卓上の調味料の中には卵かけご飯用の醤油も置かれています。
あとはごま唐辛子で味変するのも美味しいんだよね!
わたしは辛いのは苦手なのであまり入れませんね… でも卵は入れます!
甘辛くまろやかな一杯!
今回は「醤油とんこつ」と、トッピングの「辛ネギ」を注文しました。(590+180円)
注文の時ににんにくの有無を聞かれたので、にんにくもトッピングしてもらいました。
辛ネギ、思ったよりたくさんありました。嬉しい誤算です。
まずは卵を落として一口。
やっぱり東大といえばこの味だよなぁ。
まろやかで甘くて豚骨のうまみを感じますね。
東大のスープは醤油ダレの味が比較的甘めで、 豚骨の旨味がまろやかに広がります。麺王と比較すると濃いめですね。その濃いめの味とにんにくの味もよく合います。
豚バラ肉も甘辛い味がしっかりしみていて、すごく柔らかいです。
卓上にはこんな掲示もありました。生卵を使った、徳島ラーメンの美味しい食べ方です。
「小鉢に卵を溶いて、麺や具材をすき焼きのように食べる」というのは初めて見ましたね。
徳島ラーメンは一部で「すき焼きのよう」と例えられることがありますが、言うほどすき焼きに似ているだろうかと思っていました。共通点も精々、生卵を使うところぐらいだし。
……ひょっとすると、徳島ラーメンが「すき焼き風」と呼ばれるのはこの食べ方も理由の一つなのかもしれませんね(笑)
それではここから味変です。辛ネギをドーンと乗せてみました!
か、辛いっ!!
うん。旨辛!これは単体でもおかずやつまみによさそうだね。
ラー油でしっかり辛めに味付けられた辛ネギですね。ラーメンが一気に刺激的になります。スープに辛味が溶け込み、食欲をさらに刺激してくれます。
退店時にはこのようなクーポン券をもらえます。次回来店時にライス(小)、ネギ増量、メンマ増量のサービスを受けられるほか、このクーポン券を3枚集めると餃子またはチャーハンのサービスがあるようです。
久しぶりに味わった東大のラーメンでしたが、安定感がありますね。タレの甘辛さと豚骨のまろやかさのバランスが丁度良いと思います。徳島県民からは「昔と比べて薄くなった」という声も聞きます。確かに、昔の東大の味に近いとされる応神の東大はかなり濃厚な一杯でした。ですが、薄いとされる現在の形式も、それはそれで「女性や他地域の方でも食べやすいように進化した結果」と言い換えることもできるかもしれないと思っています。「徳島ラーメンは濃すぎて苦手だ」って言う人も知人に居ますし、そういう方にとっても比較的食べやすくなっているのではないのかと。
個人的には、東大のラーメンを食べて徳島ラーメンに興味を持ったら、ぜひとも他のいろいろな中華そばを試してみて、お気に入りを見つけてもらいたいと思います。僕が徳島ラーメンにはまったきっかけも、麺王や東大のラーメンでしたので。
確かに、東大のラーメンは徳島の外でも食べられる徳島ラーメンですからね。東大のラーメンで徳島ラーメンに興味を持って徳島まで食べに来てもらえたら、わたしもうれしいです!
それで徳島ラーメンや徳島のことを好きになってくれたら、さらにうれしいです!!
徳島県徳島市城東町1丁目2-5
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