道の駅紹介
徳島-17 いたの
第53回(2020年7月)登録、2021年4月開業
所在地:徳島県板野郡板野町川端中手崎39-5
四国88か所目の「人が参る」道の駅
2021年4月1日。板野町に、徳島県下17番目の道の駅となる「道の駅いたの」がオープンしました!
道の駅愛好家として、心待ちにし続けていたオープンです。早速視察に行ってきました!
道の駅は今やただの経由地ではない!立派な旅の目的地なんだ!行こう!
新しい道の駅、わたしも楽しみです!
道の駅いたのは県道1号線沿い、高松自動車道板野ICのすぐそばにあります。オープン前に見に行ったときには、県道から広い駐車場と大きな建物が見えたので、大規模な道の駅になりそうだと思ってかなり期待していました。実際に道の駅いたのは国土交通省の「重点道の駅」にも指定されており、高松道板野ICと徳島道藍住ICから近いという好立地ゆえに徳島県東部地域の観光拠点として位置づけられているほか、防災の拠点としても機能するように整備されています。
こちらは開業前(2021年2月頃)の様子です。道路標識に貼られた白いシールからは「道の駅いたの」の文字が透けて見えていて、オープンを非常に待ち遠しく思っていました。
そして、道の駅いたのが華々しくオープンして間もない、2021年4月3日。久しぶりに板野IC方面に向かって自転車を走らせていると、たくさんの幟と一緒に、真新しい道の駅の建物が見えてきました。幟にも書かれているように、道の駅いたののキャッチフレーズは「人が参る道の駅」です。これは板野町の特産品であるにんじんにかかっています。また、四国で88か所目の道の駅でもあることから、にんじんの輪切りと数字の88を組み合わせたものがシンボルマークとなっています。
県道からはたくさんの車が道の駅の中に入っていきます。かなりの賑わいを見せていましたが、道の駅いたのの駐車場はキャパシティ326台とかなり広く、駐車スペースには比較的余裕がある様子でした。また、駐車場だけでなく、駐輪場もなかなか広かったです。ロードバイク用のラックも用意されていました。
よし!それじゃあ早速建物の中に入ろうか!
待ってください!
なんだこれは!行列だ!
物産館は密の回避のために入場制限を実施しており、入口には待機列ができていました。まあ、このご時世ですからね。とはいえ列の流れ自体はスムーズだったので、5分も待たずに中に入れました。
それではここから、道の駅いたのの施設を細かく紹介していきます!
近隣の物産が勢揃いする物産館
物産館はさながらスーパーマーケットのようで、特産品、お土産、地場野菜、精肉、水産物に加えて惣菜も販売されています。
徳島県産の新鮮な食材や、近隣の人気飲食店の惣菜がいっぱいです!売り場を見ているだけで楽しい気持ちになりますね。
特に、板野町の特産品であるにんじんは、関連商品も含めて品揃えが非常に豊富です。
「にんじん麺」や「にんじんドレッシング」等、にんじんを使用した製品も幅広く取り扱っています。変わり種では、にんじんを抱きしめたすだちくんのマスコットもあります(笑)
板野町は徳島ヴォルティスのホームタウンでもあることから、徳島ヴォルティスのグッズも販売されています。
鯛の刺身が1パック280円だって!?
お得ですね!
徳島産の鯛の刺身に加えて、サーモンの刺身、鳴門わかめとあおさを使用した味噌汁の具を購入しました。サーモンの刺身は徳島産じゃなくてノルウェー産ですが(笑)
初回訪問時にはオープン記念イベントとして、来場者先着3000名限定で板野町の特産品「春にんじん」を配布していました。板野町の春にんじんは甘くて美味しいんですよね。
道の駅いたのの物産館は品揃えが非常に豊富なので、お目当てを探し歩くのがとても楽しいです!
バラエティ豊かなグルメを楽しむ!
道の駅いたのには3か所のフードコーナーがあり、地元の野菜をふんだんに使用した本格的な食事から、スナックメニューまで幅広く楽しむことができます。
おにぎり専門店「ROUTE88」では、板野産のお米を使用し、バラエティに富んだ具材を包んだおにぎりを提供しています。ドライブ中に食べるのにぴったりです!
レストラン「恵食堂」では、板野産の野菜をふんだんに使用した、体に優しいおしゃれなフードメニューを揃えています。
スナックコーナー「そらいろ」では、ソフトクリームや肉まん等の軽食を楽しむことができます。板野産のにんじんや和三盆を使用したソフトクリーム、イリカスの入った肉まん等、地域の味覚を使ったスナックメニューの数々が楽しいです。
道の駅いたののフードコーナーについては、一つ一つ詳細にレビューしているのでよろしければそちらもご覧ください!
観光、そして防災の拠点として
前述の通り、道の駅いたのは国土交通省の「重点道の駅」に指定されており、地方創生の拠点としての機能を期待されています。実際に徳島東部の観光の拠点としての機能や、地域の防災の拠点としての機能、さらには優秀なドライブ中の補給スポットとしての機能がたくさん詰め込まれています。
駐輪場ではレンタサイクルを借りることができます。道の駅周辺には四国八十八か所巡りの金泉寺(三番札所)、大日寺(四番札所)、地蔵寺(五番札所)があり、長閑な田園風景の中で寺院巡りを楽しむことができます。
物産館内には有人のインフォメーションもあり、常駐スタッフから地域の情報について聞くこともできます。
駐車場の端にはバスストップがあります。大阪神戸方面への高速バスおよび路線バスの停留所となっています。待合室の建物がとても立派で、快適にバスを待つことができそうです。
休憩施設として足湯やドッグラン付きの広場も整備されています。足湯には板野町北部にある温泉施設「あせび温泉」のお湯が使用されています。
その他、広く快適なトイレや、おむつの自販機、燃料電池車向けの移動式水素ステーション1もあり、あらゆる点で補給に適した道の駅と言えるでしょう。
敷地内には「板野町防災ステーション」があります。備蓄施設を併設した災害時の避難所となっており、災害用トイレや飲料用貯水槽が設置されています。また、駐車場の一部はヘリポートとなっています。
広大な敷地および防災に特化した設備から、大規模災害の際の支援基地としての機能も期待されています。
道の駅いたの まとめ
道の駅いたのは様々な機能を持った次世代型道の駅ですね。特に観光の拠点やドライブの休憩拠点として非常に便利な施設だと思います。徳島の名物や特産品も多く揃っているので、お土産を買うにも良いかもしれません。
板野ICのそばという好立地も相まって、旅の休憩地点や徳島県東部の観光拠点として、道の駅いたのは今後も活躍してくれそうな予感です。お近くにお越しの際には、皆様もぜひ立ち寄ってみてください!
やっぱり新しい道の駅は心が躍るよ!オープンしてから、どんなふうに地域が盛り上がっていくのかがとても楽しみになるね!
そういえば、なまこマンさんはどうして道の駅がお好きなんですか?
なまこマンの中の人が子供の頃、祖父母の家に行く道中に道の駅があってね。そこに立ち寄って、大好きなサバ寿司を買ってもらうのがお決まりだったんだ。あとは、中の人が小学生の頃、友人たちと初めて遠出をしたときの行き先も地元の道の駅だったんだよね。楽しい思い出が道の駅と共にあったから、今も道の駅が好きなんだ!
なるほど。とっても素敵ですね!
これからも、道の駅に関する素敵な思い出をたっぷり作っていきたいね!
ぜひ!
場合によっては車中泊もありで!
そ、それは遠慮します~
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