【道の駅巡り】あかばねロコステーション(愛知県田原市)

道の駅あかばねロコステーション外観 道の駅

道の駅紹介

愛知-11 あかばねロコステーション

2009年3月12日(第30回)登録、2009年3月12日開業

あかばねロコステーションスタンプ
【スタンプ】
あかばねロコステーション記念きっぷ表
あかばねロコステーション記念きっぷ裏
【記念きっぷ】販売中
あかばねロコステーション道の駅カード表
あかばねロコステーション道の駅カード裏
【道の駅カード】販売中
あかばねロコステーション記念指定券表
あかばねロコステーション記念指定券裏
【記念指定券】販売中

道の駅 あかばねロコステーション
愛知県田原市赤羽根町大西32-4

営業時間:
9:00~18:00(物産館、情報コーナー)
10:00~17:00(レストラン・夏季)
10:00~16:00(レストラン・冬季)
10:00~18:30(バーベキュー・夏季)
10:00~16:00(バーベキュー・冬季)

※訪問時点での情報です。

サーフスポット×道の駅!?

道の駅あかばねロコステーションは、田原市赤羽根町(旧渥美郡赤羽根町)の国道42号線沿いにある道の駅です。

愛知県の南東から西に向かって伸びる渥美半島の太平洋側と三河湾側には、ほぼ海岸線に沿うように、国道42号線と国道259号線が走っています。ですが、実際に走ってみると意外にオーシャンビューではなかったりします!まあ、海岸を避けたりする必要があって、完全に波打ち際を走らせるわけにはいかないのでしょうが。

とはいえ、国道から海は直接見えずとも、沿線には海を感じさせるものがいくつもあります。例えば道路標識に「サーフタウン田原」と書かれていたり、国道沿いにあった賃貸住宅が「サーファー向け賃貸住宅」だったり… それもそのはず。田原市赤羽根町は愛知県内でも屈指のサーフスポットであり、その重要な拠点が今回訪問したあかばねロコステーションなのです。あかばねロコステーションは、全長3kmにも及ぶ海岸「太平洋ロングビーチ」の西の端にある海浜公園「赤羽根ロコパーク」に隣接しています。

訪問時はゴールデンウィークでしたが、2024年のゴールデンウィークは既に夏を思わせる暑さだったわけなんですよ。ゆえに、もう既に多くのサーファーが海に繰り出していました。一杯になった駐車場から見えるお客さんたちはみんなイケイケな雰囲気で、独身とオタクをこじらせたなまこマンの中の人とは対極でしたよ!

ひるむな!ひるむな俺!ウワーッ!!

普通はわざわざそういうのを態度に出さないんですよ。

赤羽根ロングビーチ看板
赤羽根ロコパーク駐車場にあった看板

そうだよな!隙を見せたら、狩られる…!他のなまこと同じように!!

誰も狩りませんから道の駅に行きましょうね。

守ってくれるの!?

(無視)

あかばねロコステーションパンフレット
パンフレットより

道の駅施設は直売所、ハワイアンレストラン、サーフショップ、情報コーナー兼休憩スペースより構成されています。道の駅の中にサーフショップがあるなんて!さらに、ハワイアンなキッチンカーも止まっており、なんだか道の駅からもイケイケな雰囲気を感じてしまいます。道の駅巡りに来たというのに、場違い感を感じてしまいますよ!波に乗れない!(うまいこと言ったつもり)

……ですが、いざ館内に入ると、そこに広がっていたのは地域の農水産物やお土産を幅広く取り扱う道の駅の光景そのものだったので、ようやく安心できました(笑)

物産館の中でも特に目立っていたのは、色鮮やかな花の数々です。あじさい、菊、多肉植物などなど… 切り花から苗まで、豊富に揃っています。渥美半島は日本でも屈指の花の産地であるため、地元の花卉を取り扱っているわけですね。中でもあじさいは渥美半島の特産の一つであるようで、色鮮やかなものが数多く揃っていました。

花を植えたら孤独が癒える?

花に愚痴を聞かせすぎて枯らす未来しか見えないのですが…

農水産物やお土産も充実しています。農水産物は主に田原市の地物を取り扱っており、野菜や果物、太平洋産のしらす製品が揃います。お土産は田原市内や三河エリアのものだけでなく、全国各地の道の駅から厳選された物産も取り扱われています1。イケイケなサーフィンのイメージに引きずられていましたが、ここもしっかり道の駅でしたよ。いや、むしろ立地を活かしてサーフィン要素もしっかりと取り入れている分、道の駅としては非常に個性的な取り組みをしていると言えるかもしれません。

田原市名物のメロンを満喫!メロンジュース&メロン漬

それにしても、朝から暑いです。喉が渇いてきました。何か飲み物を買いたいと思っていたときに、フルーツ売り場のほうから「メロンジュースありますよ~」という声が聞こえてきました。

メロンですか!リアルに数年はまともに食べていないかもしれないぞ!!僕は大喜びで、フレッシュメロンジュースを買い求めたのでした。

あかばねロコステーションメロンジュース
フレッシュメロンジュース(800円)

見て下さい。見事な黄緑色のジュースですよ。これが100%メロン果肉からできているわけです。混じりけの無い自然な美しさを感じます。ストローを啜ってみます。シェイクのように少しとろみのあるジュースが、ゆっくりとストローを通って口の中に入ってきます。

あっ、こりゃあ旨いな!

甘くて爽やかな味ですね。冷たくて美味しいです。

田原市はメロンの産地であり、マスクメロンをはじめとしたたくさんの品種が栽培されています。

しっかりと甘くて、それでいて舌の上でべたつかない爽やかさもある、上質なメロンがそのままジュースになっていますね。舌触りも滑らかで、細かく砕いた氷の粒も入っているので、冷たくてとても爽やかでした。さすが800円するだけのことはありますね… お高いけれど、その分しっかりとしたクオリティです。なお、フレッシュいちごミルクも500円で飲むことができます。

あかばねロコステーションメロン漬

メロンといえば、こんな田原土産もあるんですよ。その名も「メロン漬」です。これはメロンを育てる過程で、早い段階で間引かれた未熟果を漬けたものです。粕漬け、醤油漬け、八丁味噌漬けの3種類が売られており、今回は醤油漬けを購入しました。

メロン漬け

楕円形のメロンがそのままミニチュアサイズになったようなかわいらしい漬物です。断面もそのまんま、メロンですね。なんだか不思議な感じです!

くにゃっと柔らかくも張りのある食感は、まさに瓜の漬物です。そして、噛みしめるごとに優しい甘味が出てきます。メロンも瓜の仲間なのだなと改めて感じるのと同時に、こんなに小さくてもメロンなのだなと思わされる味わいでした。刻んでカレーなんかと一緒に食べたいですね。

道の駅 あかばねロコステーション まとめ

道の駅あかばねロコステーションは、田原市赤羽根町の国道42号線沿いにある道の駅です。

太平洋を望む海浜公園「赤羽根ロコパーク」に隣接しており、サーフィン客や海釣り客にもよく利用されています。

道の駅施設は農水産物直売所、サーフショップ、ハワイアンレストラン、情報コーナーから構成されており、農水産物直売所は渥美半島の花卉を中心とした田原市の農水産物を幅広く取り扱っています。今回は訪問しませんでしたが、レストラン「ルルモアナ」では映える感じのハワイアンプレートを味わえたり、バーベキューができたりもします。

太平洋ロングビーチ景色

少し歩くと、あかばねロコパークから太平洋を眺めることができます。スカッと爽快な風景です!

(おまけ)神仙寺瑛「姉と弟がまぁまぁ仲良く暮らす日常。」

あかばねロコステーション漫画解説

なにこれ!

どうやらこの漫画に、あかばねロコステーションが取り上げられたらしいですね。

神漫画じゃないか…!

確かに道の駅がフィーチャーされる漫画ってあまり聞いたことがありませんし、道の駅好きには…

弟と仲良しのお姉ちゃんだなんて!!

そっちですか!?

休憩スペースにて、気になるものを見つけてしまいました。どうやらまんがライフWINに連載されている神仙寺瑛さんのWeb漫画「姉と弟がまぁまぁ仲良く暮らす日常。」第1話にて、道の駅あかばねロコステーションが取り上げられたようなのです。

姉と弟がまぁまぁ仲良く暮らす日常1

「姉と弟がまぁまぁ仲良く暮らす日常。」という漫画は、名古屋市在住の大学生・政宗が、ちょっと横暴で残念な姉・ねねに振り回されつつ、時に道の駅へドライブに行ったりする日常を描いています。

姉と弟がまぁまぁ仲良く暮らす日常2

道の駅巡りの大好きな、美人だけど残念なお姉ちゃん。最高じゃないですか!中の人は一番上の長男なので兄や姉がいません。いとこやはとこが年上の男性なので兄がどんな感じかは想像できるのですが、姉に関しては全く未知数で、ゆえに憧れがあるんですよね… その憧れを引きずったまま三十路を迎えました。実際に姉がいる人からはよく「姉なんてそんなに良いものじゃない」なんて聞くこともありますが、姉に憧れる身としては、横暴なエピソード含めてうらやましく感じるのですよ。「隣の芝生は青い」なんて言葉がありますが、青すぎて食みたいぐらいです(え)

この作品のお姉ちゃん・ねねは「職場では完璧なOLだけど生活力皆無で、家庭では弟の政宗を振り回す残念な姉」というキャラ造形です。最高です。中の人はMっ気が強いのでお姉ちゃんが居たらハンマー投げのごとく振り回されたいです。ついでに言うと、ねねのブロンドヘアにクール系のファッションは非常に中の人の好みで素敵です。こんなお姉ちゃんがいたら毎日ドキドキしちゃいます。中の人が弟だったら下僕人生待ったなしだったでしょう。大いに結構!(え)

弟の政宗も、ねねに振り回されているようで、実はやられっぱなしではなく、したたかにねねを操縦している節もあり、この姉弟の関係性も非常に微笑ましいです。

作者の神仙寺さんは道の駅巡りが好きで、そのことが高じてついに道の駅巡りの漫画を描かせてもらえた、とあとがきに記していました。実際にエピソードで取り上げられる各道の駅の解像度は(イラスト含めて)非常に高く、魅力が端的に伝わってきます。

今後も推していきたい漫画、見つけちゃいました!お姉ちゃん最高!

これは何の記事でしたっけ?本筋よりもおまけの項の熱量が一番高くないですか…?

独身とオタクをこじらせた中の人が年下のお姉ちゃん2に憧れる話!

年下のお姉ちゃんとか、無茶苦茶言わないで下さい!

道の駅あかばねロコステーションのWebサイトはこちら↓

  1. 道の駅伊良湖クリスタルポルトにも同じようなコーナーがありました。
  2. 作中ではねねは25歳という設定です。

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この記事を書いた人

日本各地を渡り歩くさすらいのなまこ。食べ歩き、道の駅巡り、スーパー銭湯巡りが好き。流れ着いた地域の飲食店、道の駅、スーパー銭湯情報をブログにて発信中。【これまでの拠点】徳島、仙台、名古屋

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