突然ですが、皆様は記事サムネイルのお菓子の事を何と呼びますか?
生地の中に粒あんがたっぷり詰まった、小腹にうれしい焼き菓子です。
大判焼きですよね。
まあ、やっぱりそうなるのかな。
今川焼、回転焼きなど様々な名前がありますが、徳島の方はこのお菓子を「大判焼き」と呼ぶことが多い気がします。徳島駅前、アミコビルの1階にある人気の店「あたりや」にて「大判焼き」の名前で販売されていますからね。
ですがこのお菓子は「御座候」とも呼ばれていて、徳島駅クレメントビルにも実は御座候の店があるんです。
なので今回は、大判焼きと御座候を食べ比べてみました!
徳島の老舗!あたりやの「大判焼き」
まずは大判焼きから。あたりやはアミコビル1階、徳島駅の駅前通りに面したところにあります。とても人気のある店で、休日に訪れると店の前に列ができていることもしばしばあります。店頭には大判焼きを量産する装置があり、眺めているだけでも楽しいです。
大判焼きの値段は1個80円。今日日100円を割る値段で小腹を満たせるところなんてなかなかないですよ。
できたての熱々をさっそく一口頂いてみました。
甘くて熱々でふかふかだ!!
やっぱりできたてはとても美味しいですね!生地はもっちりとしていてほんのり甘く、食べ応えがあります。そして、熱々の粒あんの甘みと生地のほのかな甘みがマッチしてとても美味しいです。間違いない組み合わせですね。お茶が欲しくなります。
甘いものが苦手でなければ、間違いなく楽しめる一品だと思います!
やっぱりあたりやの大判焼きは美味しいです!
だけど、徳島駅にはあたりやの大判焼きに真っ向勝負を挑む刺客がいるんだ…
それが例の…?
そう!御座候!!
大判焼きと御座候を食べ比べ!
一方で徳島駅クレメントプラザの1階には、御座候が出店しています。もともとはそごうに入居していたようですが、そごうの閉店後にクレメントに移転したとのことです。人気のあたりやが近くにあるというのに、この場所に出店するというのはなかなか挑戦的じゃないですか。負けない自信があるということなのでしょう。
御座候は姫路に本部がある和菓子店で、全国各地にて御座候という名の大判焼きを販売しています。
あたりやが大判焼き専門店なのに対し、御座候では御座候以外にも各種和菓子を販売しています。また、御座候の中身も赤餡と白餡の二種類を販売しているのが特徴です。
今回はあたりやとの比較という意味で、赤餡を食べてみました。
御座候の値段は95円。リーズナブルさではあたりやの大判焼きに軍配が上がりますね。
こちらも甘く香ばしく美味しそうな匂いが漂っています。早速頂いてみましょう。
おお!あんこにすぐ辿り着いた!
御座候は餡の占める体積が心なしか大きいような気がしますね。生地の部分が薄めというか、一口で餡にすぐ辿り着けます。中身は粒あんなのであたりやの大判焼きと一緒ですね。餡の甘さはどちらも同じように甘く上品でです。
食べ比べてみた結果、結論としては「どっちもおいしい」というのは大前提として、あたりやの大判焼きのほうが生地が厚く生地の食感を楽しめるのに対して、御座候は生地が薄めで餡にすぐ辿り着ける点が両者の違いかなと思いました。大判焼きや御座候のどの部分を楽しみたいかによって、チョイスが変わってくるのかなと思いました。生地の部分の食感も含めてたっぷり楽しみたいならあたりやの大判焼き、とにかく餡に溺れたいなら御座候、ですかね。あとは1個当たりの価格もポイントになってくると思います。
いずれにせよ、徳島観光のお供に片手に携えて楽しめるお菓子であることには変わりありません。いろいろ落ち着いた際には、あたりやの大判焼きや御座候をつまみながら徳島散策してみてください!
徳島県徳島市元町1丁目24 アミコ専門店街
徳島県徳島市寺島本町西1丁目61 徳島駅クレメントプラザ1階
コメント