※2022年9月4日に閉店しました。跡地には2022年10月18日に「横浜家系ラーメン 吉田家」がオープンしました。
徳島にもすっかりつけ麺が根付いてきたのではないでしょうか。「SOUP NUTS」を筆頭に、多くの店でつけ麺を提供するようになりました。
今回は南末広町に7月末にオープンした、魚介豚骨つけ麺専門店の「ニボシノキモチ」を紹介します!
つけ麺、久しぶりに食べます!
煮干しと心を通わせよう!
徳島つけ麺界隈のニューフェイス
ニボシノキモチは店名の通り、煮干しベースの魚介豚骨つけ麺を提供する店です。
つけ汁を煮干しスープで割る「スープ割り」、麺を温かい麺に変える「釜揚げ」といったサービスがあるほか、味変をすることも可能です。また、冷めてきたつけ汁を電子レンジで温めることも可能となっています。
つけ麺に使用している極太麺は注文を受けてから一つ一つ茹でているので、茹で上がりに時間がかかります。(オープン当初はたくさんのお客さんが来ていたこともあってオペレーションがとても大変そうでした。)
メニューは大きく分けて、魚介豚骨つけ麺と魚介豚骨汁そばの2種類となっています。さらに豚肉や味玉などの各種トッピングを追加することも可能です。
魚介と豚骨のバランス良好な魚介豚骨つけ麺
看板メニューの魚介豚骨つけ麺を注文しました!
こちらは魚介豚骨つけ麺とトッピングの「炙り豚増し」です。
全粒粉を使った茶色い極太麺が目を引きますね!
トッピングとしてメンマではなくたけのこが入っているのも珍しいです。
つけ汁には煮干しの粉が入っています。
早速一口頂いてみました!
うん!これはいい魚介豚骨だ!煮干しと豚骨のバランスがいいね!
ドロドロとしたつけ汁は、煮干しの複雑な旨味と豚骨のまろやかな旨味のバランスが絶妙でした。濃厚そうな見た目に反して、味わいは意外にもあっさりとしていますね。そんなつけ汁が全粒粉の極太麺によく絡みます!
極太麺は心地よい噛み応えで、小麦の味がしっかりとします。こだわりを感じられる麺でした。
炙り豚も香ばしく、甘辛いタレが食欲をそそりますね!
わたしは旨味塩魚介豚骨つけ麺を頂きました!味玉と炙り豚増しです!1
旨味塩のほうもやはり豚骨と煮干しのバランスがとれた味わいでしたね。つけ汁は比較的優しい口当たりでした。
〆はスープ割り。優しい煮干しスープを注いで、最後の一滴まで残さず頂きました!
一つだけ要望があります
ニボシノキモチの魚介豚骨つけ麺は、煮干しだけではなく豚骨も主役です。煮干しと豚骨の両方の旨味がお互いの良さを引き立て合い、心落ち着く味わいのつけ汁に仕上がっています。そこにモチモチの全粒粉極太麺を突っ込むと、食べ応えも抜群です。
ですが、個人的にはもっと煮干しの主張が強い一杯が欲しいです!
せっかくお店の名前が「ニボシノキモチ」なので、現在の看板メニューの魚介豚骨つけ麺も優等生のつけ麺という感じがしてとても素敵ではありますが、「私の気持ち、どうしてわかってくれないの!?」と迫ってくるかのようなヤンデレ系煮干しを、ぜひあの極太麺と共に味わってみたいです!
具体的には、圧倒的な煮干しの物量により、煮干しのパワーで押し切る、ボトボトでドロドロの灰色のセメント系つけ麺を食べてみたいですね。もし関係者の方がご覧になっていたら、ご検討の程よろしくお願いします!(え)
まあ、ヤンデレの話はともかくとして、ニボシノキモチはおしゃれな雰囲気の中で落ち着いてつけ麺を味わえる店です。女性の方でも入りやすい雰囲気ですね。
皆様もぜひ、ニボシノキモチの魚介豚骨つけ麺を食べて、煮干しや豚骨や麺と対話してみてください!
ごちそうさまでした。
なまこの気持ち。あなたには分かりますか?
お店で同世代、もしくは年下のカップルや家族連れと居合わせると「俺、一人で何しとんのやろ」と我に返ってしまう… とかですか?
(図星)
徳島県徳島市南末広町2-7
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