なまこマンは「伝説」という言葉が大好きです。子供の頃に好きだったテレビ番組は、テレビ朝日系の「いきなり!黄金伝説」でした。「伝説のポケモン」というワードには30歳を迎えようとしている今でもテンションが上がります。
ところで、仙台においてなまこマンは未だに無名です。ありがたいことに徳島ではいろいろな方に認知して頂いており、徳島関連のワードで検索した時に上位に表示されることもありますが、仙台関係ではあまり認知されていません。なので、仙台でも何かしらの名前を残したいと思っています。
そんな時、以前紹介した唐揚げ丼の「日の家」にてとんでもないものを見つけてしまったのです。それは、以前挑戦した1kgの特盛り丼を上回る、1.5kgの「メガ盛り丼」。しかも、30分以内に完食した場合、店内に名前が掲示されるのです!
これだ!仙台に名前を残すには、これしかない!
こうして、仙台の地に伝説を残すべく、なまこマンの挑戦が始まったのでした!
1.5kgの唐揚げ&焼き鳥丼に一度は敗北!
日の家は2021年10月にオープンしたばかりのまだ新しい店で、最初に訪問した2022年3月から、現在(2022年7月)に至るまでの間に、新しいメニューやサービスを導入し続けています。
例えばその一例としてこちらのスタンプカードがあり、来店ごとにスタンプを押印していくことでトッピング追加や割引等のお得なサービスを受けられます。
ですが、追加されたメニューやサービスの中で一番の目玉であると思われるのは、重量1.5kgの「メガ盛り丼」ではないでしょうか。実は、最初に訪問した3月の時点で登場が予告されていたのです。店内の掲示物にて、店長さんは「1kgの特盛り丼は、大学生にいとも簡単に食べられてしまうので、それなら1.5kgのメガ盛り丼を出してしまおう(要約)」というコメントを残していたのです。
そのメガ盛り丼は2022年4月頃に正式にメニュー化され、さらに30分以内で完食することによって店内に名前が掲示されるチャレンジメニューとなりました。
僕はこの「名前を掲示される」というのに非常に心を惹かれました。食欲にはそこそこ自信のある方ですが、この手のチャレンジメニューに名前を刻んだことはありませんでした。1kgの特盛り丼を食べきった僕には、1.5kgのメガ盛り丼だって攻略することができるでしょう…!メガ盛り丼を攻略して、店の壁に「なまこマン」の名前を刻んでやります!!
(店員)好きなタイミングで始めてくださいね。
よしきた!
こちらが日の家のメガ盛り丼です。700gのご飯に、唐揚げと焼き鳥とねぎを乗せており、文字通り山のようにそびえている一杯です!ちなみに日の家の焼き鳥というのは、唐揚げを作る際に出てくる鶏肉の切れ端を塩コショウベースの味付けで焼いたもののことを指しています。
じんわりと甘いタレに浸かったサクサクの唐揚げも、さっぱり塩コショウ味の焼き鳥も旨く、ご飯を進めてくれます。肉ばかりだと多少くどくなりがちですが、丼の頂上に盛られたねぎが口をさっぱりとさせる薬草のような役割を果たしてくれます。そういえば、ポケモンアルセウスでも薬草はネギみたいな形をしていたな…(え)
だけどこの山、喰っても喰っても減らないよ!!
山を端から削るように食べ進めていくのは良いのですが、ある程度食べたところで崩すと、器の中は(食べたことで減っているとはいえ)再び一杯に戻ってしまいます。これはなかなかに心を折ってきます…!
いくら美味しくても、揚げ物が連続するとさすがにくどくなってくるものです。
……お持ち帰りって、できますか。
結局、初回の挑戦では半分残したところで無念のギブアップとなってしまったのでした…
「お持ち帰りできますか」なんて聞いていますが、今思えば日の家はテイクアウトの店なのでお持ち帰り用の容器はあって当然ですね(笑)
これを食べたのと同じ頃に、二日町食堂でのチキンハンティングにも失敗しています。どうやらたくさんの唐揚げを満喫するには、作戦が重要そうです。出直すぞ…!
そして伝説へ
良い具合にお腹の空いた日に、メガ盛り丼へのリベンジをすることにしました!
作戦はただ一つ。それは「お腹を水分で満たさない」ということです。思えば、二日町食堂のチキンハンティングでの敗因は、ご飯や味噌汁などの唐揚げ以外のものでお腹を満たしてしまったことでした。メガ盛り丼との対決も同じです。水分はあくまで喉を潤す程度にとどめておいて、なるべくメガ盛り丼の入るスペースをキープしておくことにします。
そして、メガ盛り丼と再びの対面です!というか、前は丼だけだったのに、今度は味噌汁があるぞ!!
ちなみに、通常のメニューと同様に、唐揚げのフレーバーは各種ラインナップから選ぶことができます。味変はサービスで、好きなタイミングで持ってきてもらうことができます。今回は味変なしで注文しましたが、店長さんがサービスで柚子胡椒を付けてくれました。
改めて、お腹の空き具合は良好です。ブログ用の写真を撮って準備万端なところで、タイマーをスタートさせました。メガ盛り丼の攻略開始です!
うぉぉん、俺は人間火力発電所だ!
作戦通りに、水分はのどを潤す程度にとどめつつ、メガ盛り丼の山を崩していきます。半分ぐらいまでは余裕も十分にあるのですが、半分を過ぎてくるとだんだん満腹を感じ始めてきます。美味しいのに、食べたいのに、食べられない…!
ですが、ここで効いてくるのが味変の柚子胡椒でした。辛くさっぱりとした柚子胡椒に食欲を刺激してもらい、唐揚げを再び美味しく食べられるようになりました。前回ギブアップした領域も軽く突破し、順調に食べ進めていきます。
適宜味噌汁やお冷やで喉を潤しつつ、残り時間1分を切ったところで、丼の中に残っていたご飯は一口分。
これは、勝った!
丼を空っぽにして、タイマーを止めたところ、残り時間は55秒でした。メガ盛り丼チャレンジ、成功です!
メガ盛り丼チャレンジ成功者は、100円のキャッシュバックがあります。このような素敵な包みに入れて渡してもらえます。この100円は、挑戦の末に手に入れた、何よりも価値のある100円です…!
店長さん曰く、メガ盛り丼挑戦者は近くの大学の運動部員がメインなようで、僕ぐらいの世代の挑戦者はあまりいなかったようです。確かに、他のチャレンジ成功者の名前を見るとそのほとんどが大学生でした。
後日訪問すると「なまこマン」の名前がバッチリと飾られていましたよ!リベンジ成功です。美味しいメガ盛り丼、ごちそうさまでした!
日の家の挑戦はまだまだ続く
日の家は前述の通り、新メニューやお得なサービスを積極的に取り入れながらアップグレードしている真っ最中です。近隣の大学生からも愛されているようで、最近はイートインを利用する学生さんもよく見かけますね。
店長さん曰く、この夏には「カレーは飲み物」と銘打って、カレーをフィーチャーした新メニューを計画されているようです。なんでも、2kgのデカ盛りカレーも計画されているのだとか…
追記:2022年7月上旬より「ハードチキンカレー」として正式にメニュー化されました!
胃袋自慢の皆様。日の家のメガ盛り丼や、今後出てくるであろうデカ盛りカレーにぜひとも挑戦してみてください!
ちなみに、日の家は唐揚げ丼のみならず「海鮮漁師丼 日ノ本家」として海鮮丼の提供も行っています。インドマグロのトロを使用したまぐろ丼なども提供しており、唐揚げと海鮮丼を気分で使い分けることも可能ですよ!
また、今回の挑戦の際に、店長さんに改めてブログでの店舗の紹介を快諾していただきました。ありがとうございました!
からあげ丼 日の家/海鮮漁師丼 日ノ本家 柏木店
宮城県仙台市青葉区柏木2丁目6-21 サンワイド42
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