道の駅紹介
新潟-03 神林
第1回(1993年4月)登録、1993年開業
※記念きっぷは販売していません
所在地:新潟県村上市九日市809
農産物の集う穂波の里
神林は新潟県村上市(旧岩船郡神林村)の国道7号線沿いにある道の駅です。
村上市神林エリアは長閑な田園地帯で、道の駅神林の直売所「とれたて野菜市かみはやし」では地域の農産物を幅広く取り扱っています。
マンホールのデザインにもある通り、このあたりは特に米どころでもあり、お米の品揃えが非常に良好でした。地物の良質な米「岩船米」や純米酒を販売しています。地物の野菜も非常に多く揃っており、実際に訪問時にも野菜を買っているお客さんが多かったです。
入口の所には大きなカボチャがたくさん飾ってありました。
このカボチャって食べてもあんまり美味しくないって聞いたことがあるんだよなぁ。ちょっと勿体ない気がするよ。
食べるためではなく、大きく育てることを楽しむためのカボチャなんでしょうね。
今回は訪問しませんでしたが、道の駅神林にはレストランもあります。レストランは古民家風の佇まいで、タレカツ丼等のボリュームあるメニューを提供しているようです。
村上市特産の鮭の燻製 鮭ごころ
お土産にこんなものを買ってみました。鮭の燻製「鮭ごころ」です。鮭は村上市の特産品の一つで、鮭ごころは越後荒川を遡上する鮭を原料に、塩漬けにして寒風に晒し、山桜のチップで燻製して熟成させて作っています。
早速一口、食べてみます…
しょっぱぁぁぁぁぁ!!!!
これはちびちびと齧って楽しむ珍味ですよ!!
いやぁ、ビーフジャーキーみたいな感覚で一口で食べたら、塩辛くてびっくりしました(笑) 鮭ごころは、お酒のおつまみやお茶請けに、ちびちびと食べるのが正しいですね。
改めて、小さな一口で食べてみます。
良い香り!鮭の旨味が凝縮されてる!
山桜のチップの香りが口いっぱいに広がり、ちびちびと噛むほどに塩気と一緒に鮭の味わいが染み出してきます。聞くところによると、越後荒川を遡上する鮭は海で採れるものよりも脂が抜けており、それゆえにすっきりとした味わいなのだそうです。
ちなみに、鮭の旨味が凝縮された鮭ごころはアレンジしても美味しいようです。こちらの記事(↓)を参考に小松菜のおひたしを作ってみました。
茹でた小松菜と油揚げに、みりんと醤油を少量入れて、あとは水で戻した鮭ごころを戻した水も一緒に和えて馴染ませるだけです。
鮭ごころの旨味とスモークの香りが全体に馴染んで、とても美味しいおひたしになります!鮭ごころも良い具合に塩気が抜けていて、食べやすい味になります。水で戻す前に少し刻んでも良いかもしれないですね。
それにしても、鮭ごころひとつでこんなに美味しく味が決まるとは。越後荒川の鮭、恐るべしです。
道の駅神林 まとめ
道の駅神林は地域の農産物を豊富に揃えた、地域の台所のような道の駅です。地元の野菜や良いお米が豊富に手に入りますね。道の駅に対して「地元の野菜が安く手に入る場所」というイメージを抱く方は多いと思いますが、神林はまさにそのイメージにぴったりとあてはまる道の駅です!
鮭は寒風に晒して塩干すると美味しくなるんだね。なんだか修行みたいだ…
熟成が進んで旨味が引き出されますね。
地上侵略を成し遂げるために、僕も修業をしないと!灼熱の空間で蒸された後、氷のように冷たい水に全身を浸して、最後は自らの身を寒風に晒す!これを何回も繰り返して精神を鍛えるんだ!!
よく聞くとただのサウナじゃないですか!!
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