お待たせしました!本日より名古屋ネタの投稿を始めていきます!
こちらの記事が投稿される頃には、名古屋で暮らし始めて1ヶ月近く経過したことになります。諸事情(後日の記事にて述べます)でしばらくの間グルメネタ収集が難しくなりはしたものの、名古屋暮らしは驚きの連続で、報告できることも多そうでとりあえず安心しています(笑) 改めて、本格的に名古屋情報ブログとして始動していきますので、どうぞよろしくお願いします。
記念すべき名古屋ネタ第1弾は、東海地方の心の味「スガキヤ」のラーメンです!
スガキヤのラーメン専門業態「らーめん寿がきや」
着きました!名古屋、初上陸です!ご飯はどちらで頂きましょうか?
きしめん、味噌煮込みうどん、味噌カツ!思い浮かぶものはいろいろとあるけれど…
まずはスガキヤに行っておこうか!
わたしも名前は知っていますよ。東海のラーメン屋さんですよね。どんなラーメンを味わえるのでしょう?
名古屋市内にスガキヤおよびその関連店舗は実に70店舗近くありますが、今回はJR・名鉄・名古屋市営地下鉄の大曽根駅の近くにある「寿がきや 大曽根キャッスル店」にお邪魔しました。キャッスル大曽根というパチンコ屋の飲食テナントとして設置されています。
寿がきや業態は、通常のスガキヤと提供メニューが少し異なっています。通常のスガキヤで提供されているラーメンは、基本的に白いスープの白ラーメン1であるのに対し、寿がきやのラーメンは白以外にも醤油ラーメンや赤ラーメン等、選択肢が非常に充実しています!また、サイドメニューも、スガキヤにあるデザート類が無いかわりに、寿がきやには餃子やから揚げ等の「ラーメン屋」らしいラインナップが揃っています。
スガキコシステムズのサイトによると、寿がきやは、創業当時の1号店のように、ラーメンに強くこだわった業態なのだそうです。
食券を購入し、カウンター席にて待つことしばし。注文したラーメンがやってきました!
心落ち着く和風豚骨!スガキヤのオーソドックス「白ラーメン」
わたしは白ラーメンを注文しました!
こちらは白ラーメンの餃子6個セットです(670+350円)。前述の通り、スガキヤで主に提供されているラーメンがこの白ラーメンです。
まずはスープから一口頂いてみます。
まろやかな口当たりの豚骨スープに、お魚の出汁が効いていて、優しい味わいですね。お味噌汁を飲んでいるかのようで、心の落ち着く和風の味わいです。
スープの色からして、豚骨や白湯系のまろやかなスープだろうとは思っていましたが、なるほど。そう来ましたか。まろやかな豚骨スープに、節(和風だし)のすっきりとした旨味が乗っかっています。ジャンル的には「魚介豚骨」の括りになると思うのですが、一般的に「魚介豚骨」という言葉から受ける「旨味でガツン!」というようなイメージとは180°異なっており、優しい口当たりであっさりとしつつも、まろやかでゴクゴクと飲めるスープです。
そして、その優しくまろやかなスープに、細めで柔らかめの麺がよく絡みます。スープと一緒に、スルスルと入ってくる麺です。スガキヤの「和風豚骨」スープの白ラーメンは個性的でありつつも、飽きの来ない味わいだと思いました。
セットの餃子も、程よくにんにくが効いていてジューシーな味わいでした。ラーメンが優しめだからこそ、餃子が良い具合にアクセントになってくれましたね。
刺激的な旨辛!「赤ラーメン」
赤ラーメンを注文したよ!
いかにも辛そうです…!
こちらは寿がきやオリジナル「赤ラーメン」です。このいかにも辛そうな色調に心惹かれますね!赤ラーメンに、から揚げ1個とご飯のセットを追加しています(760+350円)。
早速スープを啜ってみると… なるほど。そう来ましたか。
赤ラーメンのスープのベースは白ラーメンと同じ「和風豚骨」なのですが、そこに辛く風味豊かなラー油を加えることで赤く辛く仕上げています。また、ラー油が加わることで、優しかったスープにボリューム感が増して食べ応えもあります。辛いと言っても激辛ではないので、辛い物がとても苦手でなければ楽しめる味だと思いますね。
から揚げには、複雑な旨味の「ほりにし」的なスパイスが付属します。それを散らしてかじると、ジューシーな鶏の旨味とタレの旨味とスパイスの風味が一体化し、間違いない旨さになります。辛い赤ラーメンにも飲み込まれない旨さでした!
寿がきや 大曽根キャッスル店 まとめ
初めて食べたスガキヤの白ラーメンは、まろやかで優しく、ゴクゴク飲める「和風豚骨」スープが印象的でした。
スガキヤのラーメンに特化した業態である「寿がきや」では、そんなスガキヤの定番の白ラーメン以外にも醤油ラーメンや赤ラーメン等のバリエーション豊かなラーメンを楽しむことができます。また、から揚げや餃子等の腹ペコにも嬉しいサイドメニューもあります。
寿がきやオリジナルの赤ラーメンは、白ラーメンをベースに辛味を効かせることで、食べ応えとパンチを増した一杯に仕上がっていました。他のメニューもスガキヤの味をベースに、個性的な味わいに仕上がっていそうなので、ぜひ試してみたいですね。
なお、寿がきや大曽根キャッスル店には、同じくスガキヤ系列の博多うどんの店「木村屋」が隣接しています。いずれこちらもレポートしたいところです!
(おまけ)スガキヤのラーメンフォーク
スガキヤは、ラーメンを食べるための「ラーメンフォーク」なる謎の食器があることでも有名です。
今回紹介した寿がきや大曽根キャッスル店には置いていなかったのですが、後日訪問したスガキヤイオンモールナゴヤドーム前店にてラーメンフォークを発見できたので使ってみることにしました!
ラーメンフォークでスガキヤのラーメンを食べたら、これで僕も東海人の仲間入りですね!なまこマンは形から入ります!(え)
うーむ… なるほど!
ラーメンフォークの使い方は簡単で、スプーン部分でスープを掬いつつ、フォーク部分に麺を引っかけることで、スープと麺を同時に楽しむことができるという代物です。
ざるラーメンだと麺とスープを同時に掬えないじゃないですか!
采配ミス!
フォークで麺を掬いながら、昔読んだ安藤百福氏(日清食品創業者)の伝記漫画を思い出しました。安藤氏はアメリカ人が「これが日本で話題のチキンラーメンかぁ~」なんて言いながら、紙コップに入れたチキンラーメンをフォークで掬って食べている様子を見てカップヌードルを思いついたらしいです。
……実際のところ、フードコートの他のお客さんの多くは、スガキヤのラーメンを普通に箸で食べていました(笑) それもそのはずで、箸とレンゲの方がそれぞれ麺やスープを多く掬うことができるし、皆が使い慣れていますからね!
ですが、ラーメンフォークにも良さはあります。それは一度に掬える量が限られているので、必然的に一口の量が小さくなり、早食いを防げることですね。食事の量について考えることの増えた僕にはありがたいツールでした(笑)
あっ、待った。これ、具が取れないじゃん。
今度からお箸も一緒に持ってきましょうね。
それだと結局「箸でいいじゃん」ってなるじゃん…!
寿がきや 大曽根キャッスル店
愛知県名古屋市東区東大曽根町28-33 キャッスル大曽根店1F
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