疲れを癒したいときや、気合を入れなおしたいとき、自分にちょっとしたご褒美をあげたいときなどに、お風呂とサウナはいつも心強い味方になってくれます。暑かろうが寒かろうが関係ありません。お風呂には年中行きたいです!一人暮らし12年目にして、ようやく「自宅では湯舟に浸からずシャワーで済ませることが多い」という事実に気づいたので、とうとうバス・トイレ一緒の物件を借りるようになりましたが、そうすることでスーパー銭湯の広いお風呂がより一層引き立ち輝くようになりました(笑)
名古屋にも、良い感じのスーパー銭湯がたくさんあります。今回お邪魔した名東区の「らくスパガーデン名古屋」もその一つなのですが、結論から言います。らくスパガーデンは、いい感じどころかヤバすぎました…
なんてったって、この看板に書いてあることが全部マジですからね…!
今回の記事は、前後編の前編です。主に施設の概要と、お風呂の様子を紹介させていただきます!
名古屋市郊外にある、お風呂のテーマパーク
らくスパガーデン名古屋は、全国各地に展開するスーパー銭湯チェーン「極楽湯」の大型店舗です。千種区から名東区にかけて広がる丘陵の住宅街エリアに位置しており「平和公園」からも近いです。
最寄りの地下鉄駅は名城線自由ヶ丘駅ですが、まあまあ歩きます(笑) 市営バスの光ヶ丘バス停からなら徒歩3分ほどで行けますが。広い無料駐車場があるので、自家用車でのアクセスが無難かなと思います。
とはいえ、実は地下鉄東山線の栄駅、星ヶ丘駅、藤が丘駅との間に無料のシャトルバスがあったりもするんですけどね!
入館料は平日が大人1848円、子供660円、休日が大人2398円、子供770円(すべて税込)と、一見するとかなり強気に見えますが、時間制限なしのフリータイム+岩盤浴付きで、タオルレンタル料も込みと考えるとまあ妥当ですかね。
時間制限付きで岩盤浴は別料金となる「90分入館」(平日:大人935円、子供495円 休日:大人1155円、子供495円 すべて税込)や、休日の午前5時~8時の間に安く入館できる「朝風呂」(大人700円、子供400円 共に税込)といった、お得に利用できる料金プランもあります。
その他、21時以降の入館は「夜風呂」として300円割引となります。知らずに20時に行ってしまいました(え)
なお、館内での金銭のやりとりは、チェックイン時に渡されるロッカーキーで管理し、退館時に精算するシステムとなっています。
受付でロッカーキーをもらってチェックインした直後から早速、らくスパガーデンは気分を盛り上げてくれます!
ウヒョー!すごいや!!
入館して一番最初にすることは、この巨大な棚から館内着とタオルを受け取ることなのですが、これがもう「非日常」への入り口といった感じで、のっけからテンションが上がります!館内着も男女共通デザインのものが3種類、女性専用のものが2種類あり、選ぶ楽しみがあります。きっと、ディズニーランドの売店で、パーク内で付けるためのミッキーやミニーのカチューシャを選んでいるときもこんな気分なんでしょうね!(え)
とにかく、まずはお風呂です。受付で渡されたロッカーキーの番号を確認して荷物を置き、早速入浴といきましょう!
広々としたお風呂にたくさんの浴槽!サウナも良い感じ
当然ながら、更衣室やお風呂は撮影禁止です。写ってはいけないものが写り込んでしまったら大変ですからね!それにしても、写ってはいけないものとは何でしょう。心霊かな?(すっとぼけ)
それはともかくとして、ここからはパンフレットの写真を用いて、らくスパガーデンのお風呂を紹介していきます。
らくスパガーデンでは、お風呂のそれぞれに「ごうごう」「さらさら」等の、そのお風呂に入った時の感覚をイメージした擬音が付けられています。
内湯には、ジェットバス、スーパージェットバス(ジェットバスの強化版)、炭酸泉、電気風呂、かわり湯、炭酸水風呂があります。訪問日(2023年6月中旬~下旬)には、極楽湯が漫画「ハイキュー!!」とコラボしており、かわり湯は登場キャラクターの所属チーム(高校バレー部)をイメージした色合いと香りのお風呂になっていました。
炭酸泉の刺激が少し強めで、細かな泡が弾ける感触が心地よかったのが印象的でした。
露天風呂には、絹の湯(細かい気泡で真っ白のお風呂)、壷湯、座り湯、岩の湯(天然温泉)があります。また、サウナのととのい椅子も多く置かれており、通常の椅子のみならず、足を伸ばせるタイプの椅子や、コールマンのインフィニティチェアまであります!平和公園の緑が見えるのも、癒し効果抜群ですね。
天然温泉の泉質はアルカリ性単純泉で、お肌をすべすべにする「美人の湯」としても知られる泉質です。この泉質のお湯に入ると肌がトゥルトゥルのスベスベ、というよりはヌルヌルになる感触が良いですね(え)
お風呂の温度はかわり湯のみが少し高めで、それ以外の浴槽は全体的に40℃弱程度です。熱すぎないので長めに浸かれるのがポイントですね。岩の湯のところにはテレビも置いてあります。
高温サウナは室温が85~90℃で、座る場所が5段になっています。一番上と一番下とで高さに差がかなりあるので、体感温度もかなり違います。室内には紅茶のような良い香りのアロマが漂っているのも印象的ですね。あとは、湿度が高いのか、鼻の粘膜が高温にやられにくかったのも好印象でした。サウナに長く居られない理由には「熱さに耐えられない」というものだけでなく「鼻や喉が熱気でやられて息苦しくなる」というのもあるんですよね。
ちなみに、男湯は高温サウナのみがありますが、女風呂には塩サウナもあるようです。
そんな高温サウナから上がった後には、15℃の炭酸水風呂で体を引き締めましょう。名前の通り、らくスパガーデンの水風呂は炭酸の溶けた炭酸水風呂です。ただし、サウナ上がりの肌では炭酸の刺激はそこまで強く感じられませんでした。
お風呂上がりには水分補給を忘れずに行いましょう。更衣室の自販機では「サウナドリンクセット」を300円で販売しています。
この中身がオロナミンCとポカリスエットの「オロポ」ではなく、アクエリアスとリアルゴールドなのです。その名も「アクリ」で、極楽湯では定番の組み合わせなのだとか。定番となったオロポではなく、あえてアクエリアスとリアルゴールドを組み合わせる「逆張り」感がなんだか良いです。
味わいのほうもオロポとは一味違い、リアルゴールドの特徴的な強い甘味を残しつつも、アクエリアスの清涼感で全体的にすっきりと飲める一杯になっています。オロポよりこちらのほうが好きな方もいるかもしれませんね。
次回、なまこマン堕落!?
らくスパガーデンはたくさんのかわり湯が揃った温浴施設でした。お風呂の温度が全体的に高すぎないので、浴室でゆっくりと長湯できるのが印象的ですね。サウナも広くてとても良い感じでした。通常の入館料はお高めではありますが、入浴に限ればお得に利用できる料金プランもあります。また、路線バスのバス停から近いほか、広い無料駐車場や、栄駅等への無料シャトルバスもあり、アクセスも悪くありません。
しかし!らくスパガーデンの真価はむしろお風呂上がりにあるのです!
たくさんの漫画の揃ったフリースペースに…
ガッツリ系サウナ飯に…
充実した岩盤浴スペース。
これらが湯上りの僕たちを堕落させるのです…!その堕落の園っぷりたるや、仙台で行きつけだった「サンピアの湯」以上かもしれません。
というわけで、2日後に投稿予定の後編では、なまこマンを堕落させた湯上りの楽しみの数々を紹介していきたいと思います!どうぞお楽しみに!
「元々堕落している」なんて言わないでね!!
RAKU SPA GARDEN 名古屋
愛知県名古屋市名東区平和が丘1丁目65-2
後編はこちら↓
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