愛知県は、ココイチことCoCo壱番屋の本拠地であり、愛知県のココイチにはバラエティに富んだ限定店舗限定メニューが揃っています。
「愛知ココイチ限定メニュー探訪」は、そんな愛知のココイチの個性的な店舗限定メニューを楽しんでいく企画です!
第5弾をお送りする前に、今回は再び番外編をお送りしようと思います。
ココイチにて、期間限定であの「世界一の美食」の提供が始まりました!?
前回の限定メニュー探訪はこちら↓
世界一の美食「マッサマンカレー」
2023年9月1日より、全国のココイチにて期間限定メニュー「マッサマンスパイスカレー」の提供が始まりました。
マッサマンカレーといえば、かつてアメリカのとあるWebサイトの企画「世界の美味しい50の食べ物」にて1位に選ばれたことから「世界一の美食」と呼ばれたこともあるタイカレーの一種です。ココナッツミルクの甘味とまろやかなコクを感じられるルーに、大粒の鶏肉とじゃがいもとナッツが入っているのが特徴です。
キャッチフレーズは「香り芳醇」です。それにしても、日本風のカレーを提供しているココイチが、こんなエキゾチックなメニューの提供をするなんて、とても気になります!定期的に提供されるスパイスカレーとはまた違った味わいを楽しめるのでしょうか。
価格は980円で、ご飯の量は100g単位で注文できる通常メニューとは異なり、大盛り(350g・+110円)、普通(250g)、小盛り(150g・-52円)から選ぶようになっています。なお、辛さの選択やトッピングは可能です1。
改めてココイチってすごいなぁ…
待つことしばし。注文したマッサマンスパイスカレーがやってきましたが… 目の前に置かれた瞬間に、いつものカレーとの香りの違いに驚きました!シナモン等のスパイスや、ココナッツミルクといった、甘くまろやかな香りがふわりと漂ってきます。芳醇な香りとはこのことだったんですね。
ココイチのカレーにはもれなく福神漬けもついてきますが、マッサマンスパイスカレーには福神漬けの代わりに「大根と生姜のピクルス」がついてきます。いつもの福神漬けとどう違うのか、そこも楽しみです。
とりあえず、早速一口頂いてみることにしましょう!
おお、いろんなスパイスの味がするぞ!ココナッツミルクの甘さとコクもありつつ、スパイスたちが後引く辛さを演出している!
以前、仙台のタイ料理店「サバイ・サバイ」にて頂いたマッサマンカレーは、どちらかというと甘いカレーだったように思います。今回は2辛で食べているのでしっかりと辛いのですが、その中にもしっかりとココナッツミルクの甘さとコクが活きています。そこに、唐辛子だけでない様々なスパイスの辛さが後を引く味わいとなっています。
具材として、鶏肉、じゃがいも、いんげんが入っており、いずれもスパイスで下味を付けてあるようです。いずれも大粒で食べ応えは十分です。ナッツは入っていませんが、代わりに「デュカ」という、ナッツと3種のスパイスがミックスされた調味料がかけられています。これがまたカレーの複雑な風味を増強してくれています。
付け合わせの大根と生姜のピクルスは、酸味と塩味が強めです。唾液がたくさん出てくるタイプの酸っぱさです。甘さと旨味と酸味が絶妙な、いつものココイチの福神漬けとは印象がかなり異なっていますが、今回のマッサマンスパイスカレーに関して言うと、むしろこの大根と生姜のピクルスのほうがマッサマンスパイスカレーの甘味とスパイシーさを際立たせてくれて相性良好であるように思いました。
こちらのマッサマンスパイスカレーを頂いて、改めて「ココイチってすごいな!」と思いました。通常メニューに使われているポークソースやビーフソースは、どちらかというと「日本の家庭の味」や「日本の洋食店の味」寄りのカレーだと思いますが、今回のマッサマンスパイスカレーをはじめとしたエキゾチックなスパイスカレーも美味しく仕上げてくるところに、ココイチの「カレーのプロ集団」としての誇りを感じましたね。
なお、ココイチのマッサマンスパイスカレーは10月以降無くなり次第提供終了の予定とのことです。気になる方はお早めにどうぞ!
第5回へ続く…↓
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