一宮市萩原町の「焼肉丈太郎」にてミニ5種丼ランチへのリベンジを成し遂げた帰り道。Googleマップを見てみると、近隣に一宮市の公衆浴場「ゆうゆうのやかた」があることがわかったので、ついでに行ってみることにしました。まあ「ついで」と言いつつお風呂セットはしっかりと持参していたんですけどね(笑)
ゆうゆうのやかたには、人工温泉のトロン温泉をはじめとした3種類の浴槽に、サウナと水風呂があります。そんな本格的なお風呂に、なんと400円という破格のお値段で入ることができてしまうのです!ちょっとリーズナブルが過ぎるのでは!?
温かくて肩こり腰痛にも効くトロン温泉に入浴!
ゆうゆうのやかたは一宮市の郊外、旧尾西市エリアにある公衆浴場です。住宅街の中にあり、幹線道路から離れているうえに看板も無いので、自家用車でアクセスする際にはカーナビを活用することを推奨します(駐車場は無料駐車場が82台分あります)。公共交通機関の場合は、一宮市のコミュニティバス「i-バス」の尾西北・尾西南コースに「ゆうゆうのやかた」というバス停があるのでそこで下車すると便利です。最寄り駅は名鉄尾西線二子駅ですが30分歩きます(1敗)
冒頭にて述べたように、大人(中学生以上)の利用料は400円と、とても安いです。70歳以上の方や障がい者の方、小学生の利用料は200円です。券売機式ですが、決済は現金だけでなく交通系電子マネー決済にも対応しています。スタンプが貯まると入浴無料券がもらえるスタンプカードもあるようです。
訪問時は9月末で、ようやく暑さが落ち着き涼しくなり始めてきた頃合いでした。とはいえ歩いて汗をかいたので、早速入浴することにしました。浴室は施設2階にあります。脱衣室には100円玉が返ってくるタイプのコインロッカーがあるので、100円玉を用意しておきましょう。また、重要な注意点として石鹸とシャンプーが備え付けられていないので事前に用意しておきましょう(入館時に購入可能)。
ここからはお風呂の中の様子を紹介していきますが、中の写真はお届けできません!写ってはいけないモノが写り込んでしまうおそれがありますからね!何かは知りませんが!(え) というわけで、内部の様子はパンフレットの写真を使って紹介します。
浴槽は全身浴、檜風呂、トロン温泉(人工温泉)の3種類があります。いずれの浴槽も大きく、足を伸ばしてゆっくりと入浴できます。全身浴の浴槽の窓際あたりはジェットバスとなっており、水流で体をほぐすことができます。
訪問時は平日の昼間だったことも関係しているとは思いますが、利用客は少なめで、僕以外のお客さんのほとんどが地域の方と思われるご老人でした。
檜風呂は木の香りが心地良いです。森林浴をしているような気分で入浴できます。
こちらはゆうゆうのやかたの目玉、トロン温泉です。トロン温泉というのは、トロン原石という鉱石と、その他数種類の鉱石とを混ぜ合わせて作った砂状の「トロン浴素」というものを使用した人工温泉です。腰痛、神経痛、肩こり、打ち身、くじき、痔、水虫、冷え性、しもやけ、疲労回復といった10種類の症状に対する効能が厚生労働省に認められているほか、遠赤外線による保温効果で湯冷めしにくく、保湿効果で湯の質も滑らかとのことです。確かにかなり温かく、肌触りも柔らかなお湯でした。
サウナは90℃オーバーと、かなり熱めです。内部にテレビはありません。座れる場所は2段ですが、上段も下段もしっかりと熱いです。
個人的に、ゆうゆうのやかたのサウナは、非常に気持ちよくととのうことができる穴場的なサウナだと思います。水風呂こそ20℃ほどなのですが、屋外のととのいスペースが非常に快適なのです。バルコニーにととのい椅子が4つほど並んでいるのですが、このバルコニーが屋根完備なうえに、日除けもあるので、直射日光が当たりません。日除けの間を風が心地良く吹き抜けていきます。スーパー銭湯のととのいスペースって、季節によっては直射日光が当たりまくりで、熱すぎてととのうどころではないような場所もあるんですよ。なので、ゆうゆうのやかたの「全天候型のととのいスペース」は非常に理想的な環境です。
お風呂上がりにもゆっくりできます
ゆうゆうのやかたは、湯上りの休憩スペースも充実しています。
1階と2階にテレビとソファがあり、座ってゆっくりとすることができます。
湯上りのストレッチができるストレッチスペースもあります。
マッサージ器や漫画のある休憩室もあります。80~90年代の少年漫画がメインの品揃えですが、最近の漫画もある程度揃っています。
その他、碁盤と将棋盤のある和室もあります。様々な方法で充実した湯上りのひと時を過ごせます!
ゆうゆうのやかたに食事処はありませんが、カップ麺と冷凍食品を販売しており、休憩室で食べることができます。新潟県の道の駅関川の温泉「ゆ~む」を思い出します。
ドリンクの自販機も充実しており、カップの自販機もあります。リアルゴールドとカルピスをミックスしたやつを購入しました。これって20年以上前から度々見かけますが、旨いですよね。カルピスが良い働きをしてまろやかに仕上がっています。しかしながら、リアルゴールドはコカ・コーラ社の、カルピスはカルピス社1の製品なので、今思うと「マリオ×ソニック」ばりに攻めたコラボだと思います。20年以上前の時点で、実現までにどんな大人の話し合いがあったのだろうかと、ふと思いました。
その他、ゆうゆうのやかたに特徴的な施設としてカラオケルームがあります。1曲100円で歌うことができます。カラオケは好きなのですが、訪問時には先客がたくさんいたので今回は利用しませんでした。まあ、地域のご老人たちに電波ソングを聞かせるわけにもいきませんからね(え)
何を歌うつもりだったんですか!!
ゆうゆうのやかた まとめ
ゆうゆうのやかたは一宮市の公衆浴場です。利用料は大人(中学生以上)400円で、70歳以上の高齢者、障がい者、小学生は200円となっています。幼児は無料です。現金のみならず、交通系電子マネー決済にも対応しています。スタンプを40個貯めると入浴無料券がもらえるスタンプカードもあります。
浴室にはトロン温泉をはじめとした3種の浴槽があるほか、サウナも楽しめます。ととのいスペースがとても快適です。石鹸とシャンプーが備え付けられておらず、事前に準備しておく必要がある点には要注意です。
休憩スペースは広く、ソファ以外にも囲碁や将棋を楽しめる和室に、ストレッチスペースに、漫画コーナーがあります。カラオケコーナーもあり、1曲100円で歌えます。
定期的にカラオケ教室や抽選会等のイベントも開催されています。地域の住民が集まる、憩いの場的なお風呂です!
ゆうゆうのやかた
愛知県一宮市北今再鳥一23
ゆうゆうのやかたのWebサイトはこちら↓
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