名店グルメにテントサウナ…いろいろありすぎ!キャナルリゾートでほっと一息【岩盤浴・グルメ編】

キャナルリゾートテントサウナ2 温泉・サウナ・ホテル

中川区の中川運河のほとりは倉庫の建ち並ぶ物流エリアとなっていますが、その中に名古屋屈指の大型日帰り温浴施設「キャナル・リゾート」があります。

前回の記事ではキャナル・リゾートのお風呂とサウナを紹介しました。お風呂は体の温まるナトリウム塩化物泉で、サウナは非常に大規模です。10分に一度という頻度でオートロウリュが作動する熱々のサウナと、水深2mの潜れる炭酸水風呂と、全長6mの泳げる水風呂はとんでもないインパクトを放っていました。

ですが、キャナル・リゾートにはまだまだ楽しいことがたくさん待っています!今回の記事では、グルメや岩盤浴といった、キャナル・リゾートのお風呂上がりの楽しみを紹介していきます!

前編の記事はこちら↓

湯上がりの休憩スペース

浴室入口のすぐそばには湯上がりの休憩スペースがあります。休憩スペースには寝そべることのできるクッションや椅子、畳スペースが設けられているほか、アロマと水素を浴びられる部屋「アロマテラス」があります。体を預けるとダメになってしまいそうなクッションがたくさんあって、だらだらと過ごせることうけあいです!

ちなみにアロマテラスの真隣は喫煙所となっています。本当に水素が発生していたら大変なことになってしまうので、おそらくH2が高濃度で発生しているわけではないのでしょう(笑)

有名店の料理を楽しめるフードコート

エントランスとお風呂の間に、フードコートスペースがあります。キャナル・リゾートのフードコート「CANAL FOOD’S DEPARTMENT」には、様々なメニューが揃います。メニューのジャンルは大きく分けてうどん、丼、ハンバーグ、ステーキ、オムライス、ピザ、カレー、韓国料理、ラーメンといった感じで、ガッツリとした食事から、おつまみの需要まで、幅広く答えています。また、かき氷やクレープを提供するスイーツスタンドのコーナーもあります。

それだけではありません。フードコートには「麺屋はなび(台湾まぜそば)」「フジヤマ55(ラーメン・つけ麺)」「ゴーゴーカレー」「THE CORNER(ハンバーガー)」「PIZZA Napoletana」「スパゲッティハウスそーれ」「肉の杉本」「焼肉冷麺ユッチャン」といった人気飲食店とコラボしたメニューも揃っているのです。「有名飲食店とのコラボメニューが揃うフードコート」の噂も本当だったのですね!

キャナルリゾートつけ麺レッド

というわけで、お風呂上がりのサウナ飯に、フジヤマ55の「濃厚つけ麺レッド」を注文してみました(1100円。500円のオロポも追加)。

サイズはお店で食べるものと比べるとやや小ぶりですかね。魚介豚骨のガツンと来る旨味に、食欲をそそる唐辛子の辛味が効いているので、あっという間にペロリと食べられてしまいます!

キャナルリゾートクレープ

キャラメルナッツクリームクレープも注文してみました(670円)。せめて中身の見えるアングルで写真を撮るべきでしたね(笑)

クレープなんてずいぶん久しぶりに食べましたよ。ホイップクリームの中で、ナッツの香ばしさと食感が良いアクセントになっていました。ご飯だけで無くスイーツまで美味しいなんて。隙がなさ過ぎますよ。女子会やスイーツ会なんかで訪れても楽しそうですね!

キャナルリゾート宮崎辛麺

こちらは麺屋はなびの「宮崎辛麺」です(太麺990円、激辛で+100円)。辛麺とは、宮崎県延岡市のご当地激辛麺料理です。激辛スープに、ネギ、ニラ、挽き肉、かき玉、にんにくの入ったこの一杯。見覚えがあると思ったら、竜泉寺の湯のドラゴンラーメンではありませんか。あれは宮崎辛麺が元ネタだったのですね。辛さを「激辛」にして頂くと、巨大サウナで汗を流し尽くしたはずなのに、体の至る所から再び汗が噴き出すのだから驚きます。「お前らどこに隠れてたんだよ!」と言いたくなります。

また、今回は訪問していませんが、後述の岩盤浴エリアのすぐそばに「Cafe 37℃」というカフェがあります。軽食やドリンク類、当日に限りおかわり自由のデトックスウォーター等を提供しています。

本当の安らぎはここからだ!パワーアップの続く岩盤浴スペース

エントランスゲートから入館し、お風呂やフードコートは左手側にあるのですが、右手側は岩盤浴スペースとなっています。

キャナル・リゾートは岩盤浴スペースの充実度も最強クラスです。お風呂とサウナとフードコートだけでもかなりお腹いっぱいになるほどの充実っぷりなのですが、それは氷山の一角でしかなかったということです。岩盤浴スペースに足を踏み入れると、そこには広大な癒しの世界が広がっています。

キャナルリゾート岩盤浴
パンフレットより

岩盤浴スペースには、フェイクグリーンとクッションに彩られた2階建ての「森てらす」、大きな窓から優しく光の差し込む、石の上に寝そべるタイプの岩盤浴の「光てらす」、比較的低温で長く寝そべっていられる「夕てらす」、小さなカプセル状の個室で蒸気を浴びられる「讃てらす」と「香てらす」、人工雪の降る「煌てらす」の6種類の岩盤浴があります。

キャナルリゾートキャナルラウンジ
パンフレットより

さらに、岩盤浴スペースを通り抜けると、その先にはゆったりと腰を下ろせる休憩スペース「キャナルラウンジ」があります。モニター付きのリクライニング椅子が完備されているほか、広々としたペアシートやソファー等も設けられています。特に、ペアシートのブースは他の類似施設ではあまり見かけない豪華な設備です。カップル同士でゆっくり過ごすのに向いて… グワーッ!!!

自分で勝手に書いておいて勝手に悶えないでください!!

ところで、キャナル・リゾートの岩盤浴スペースは、広さと充実度のレベルがちょっと桁違いなんですよ。

キャナルリゾートフロアマップ1

パンフレットのフロアマップで言うと、この部分が岩盤浴スペースにあたるのですが…

キャナルリゾートフロアマップ2

2024年4月に、こちら側に新たな寛ぎエリアが誕生してしまいました!その名も「フェスTOバル」です。3万冊のコミックやコンセント付きリクライニング椅子の設置された「GRND CABIN」1があるだけではありません。

キャナルリゾートテントサウナ1

なんと、テントサウナにまで入れてしまうのです!これは、街のスーパー銭湯ではなかなか入る機会がありませんよね。このテントは分厚く断熱性に優れた布でできており、中の想像以上の熱さにとても驚きます。

キャナルリゾートテントサウナ2

それにしても、大自然の中でテントサウナに入ってみたいですね… ここもテントサウナを体験するという意味では素晴らしいのですが、外に出たら目の前がトラックの走る道路なので、一気に現実に引き戻されてしまいます(笑) 清流のほとりとかでテントサウナに入りたいです!

キャナルリゾートエアスカイラウンジ

屋上部分は「AIR SKY LOUNGE」というソファスペースになっています。完全に屋外なので、汗をかいた後に気持ちの良い風を浴びながらクールダウンできます。

まるで屋外に家具を飾りまくった、僕の『あつ森』の島だ!

今までで一番の、誰にも伝わらないたとえです!!

……ただ、雨が降ったらこのソファーは一体どこにしまわれるのか、そこが少し気になりましたね。雨ざらしなのでしょうか。あとは真夏の昼間には外に出られそうにないだろうな、とも。ちなみにエアスカイラウンジにはバレルサウナもあるのですが、先客のカップルらしきペアで埋まっていて入れませんでした(血涙)

キャナルリゾートキャナル横丁外観

エアスカイラウンジからは、第3の飲食テナント「キャナル横丁」が見えます。屋台村のような佇まいです。どちらかというと、飲み需要を意識した飲食テナントですかね。こちらは岩盤浴の利用をしていなくても利用可能となっています。ここは未訪問なのでいずれ利用したいと思っています。

キャナルリゾートファンキーサウナ
キャナルリゾートクールギャング

あまりに色々と揃いすぎているのだから、もう照明ギラギラのパリピサウナや、-20℃の強冷冷凍室があったとて今更驚きません!

パリピサウナこと「Funky sauna」はクラブをイメージしたサウナとなっています。内部はクラブミュージックが流れており、DJプレイの映像が流れています。中にはトランポリンまであるのですが、ここで跳ね回れということなのでしょうか!?「サ黙2」が鉄の掟とされる一般的なサウナとは対照的な存在です!オートロウリュが起動する際には、さらに気分のぶち上がる音と光の演出が入るようです。

-20℃の冷凍室「THE COOL GANG」は本当に冷凍庫に入っているみたいで笑えます。「暑い夏の日にコンビニの冷凍庫からアイスを取ろうと手を突っ込んだら、冷たくて心地よかった」というあの感覚を全身で楽しめるわけですからね… 夏本番が来たらより需要が増すと思います。

いやぁ。キャナル・リゾートは盛りだくさんすぎて、一度や二度行っただけでは全容が掴みきれませんね… お風呂やサウナを楽しむだけでも結構時間を使うのに、岩盤浴スペースに至ってはたった1日の滞在では全ての要素を網羅しきれないのではないでしょうか…

キャナル・リゾート まとめ

キャナル・リゾートは中川区玉川町の倉庫街にある日帰り温泉施設です。

目玉はなんといっても、熱々のサウナと巨大な水風呂です!ロウリュサウナは室温が常時100℃オーバーで、さらに10分に一度というハイペースでオートロウリュが起動するので常に熱々です。巨大水風呂は水深2mの「潜れる炭酸水風呂」と、全長6mの「泳げる水風呂」の2種類あり、普通の水風呂では味わえないような開放感のもとでクールダウンができます。また、お風呂には天然温泉(ナトリウム塩化物泉)が使用されており、源泉の温度の高さも相まって体がとても温まります。

フードコートも非常に豪華です。「麺屋はなび」や「ゴーゴーカレー」等の人気飲食店とのコラボメニューを味わうことができます。取り扱うメニューも、丼ものや麺類、ピザ、韓国料理、スイーツと多岐にわたります。

岩盤浴スペースは非常に広大で、6種類の岩盤浴を楽しめるだけでなく、リクライニングチェアやペアシート等を備えた広い休憩スペースに、テントサウナやバレルサウナを体験できるスペース、風に当たりながら寛げる屋上のソファスペース、さらにはファンキーサウナや-20℃の冷凍室といったよくわからないものまで、たくさんの見所が揃っています。

あまりに要素が多すぎるので、一度の訪問では全てを網羅しきれないことでしょう。僕も行く度に新たな楽しみを発見し続けています!

なお、料金は

入場料

平日:大人900円、子供(4歳以上小学生以下)350円、3歳以下無料

土日祝:大人1000円、子供400円、3歳以下無料

岩盤浴料金

平日:大人950円、子供350円

土日祝:大人1100円、子供400円

となっています。名古屋駅や金山駅方面へと向かうシャトルバスもあります。

キャナル・リゾート
愛知県名古屋市中川区玉川町4丁目1

営業時間:9:00~1:00
※金・土・祝前日は3:00まで営業
※土日祝は8:00より朝風呂営業

※訪問時点での情報です。

キャナル・リゾートのWebサイトはこちら↓

  1. かつてキャナルラウンジ1階にあった漫画やリクライニング椅子がこちらに移動したものと思われます。
  2. 読んで字のごとくサウナ内で黙ること。

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この記事を書いた人

日本各地を渡り歩くさすらいのなまこ。食べ歩き、道の駅巡り、スーパー銭湯巡りが好き。流れ着いた地域の飲食店、道の駅、スーパー銭湯情報をブログにて発信中。【これまでの拠点】徳島、仙台、名古屋

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