なまこマンの1泊2日道の駅巡りドライブの旅【豊橋~御前崎~富士山】

静岡道の駅旅サムネ 日記

夏のボーナスが出ました。そして、連休がやってきました。こりゃあもう、冒険するしかないですよね!というわけで、かねてより計画を練っていた道の駅巡りの旅に出発しました!

目的地は愛知県の道の駅1か所と、静岡県の伊豆半島より西側に位置する道の駅13か所、計14か所の道の駅巡りです。

ゴールデンウィークの冒険では多少観光地にも立ち寄りましたが、今回は完全に道の駅だけを目的としたストイックな道の駅巡り旅です。こんな旅程は自分一人の旅でないと組めません!弟すら連れていけません!!女の子なんてもってのほかです!!!

今回の記事では、1泊2日のドライブ旅行の概略をお伝えしていきます。旅行で巡った様々な道の駅の詳細は、次回以降の記事にて紹介します。

1日目 初見の山道をカーナビの無いデイズで爆走

なまこマンの中の人の道の駅巡りの相棒は、毎度おなじみ「ニコニコレンタカー」です。朝8時に借りて、翌日の20時に返却するというスケジュールなのですが、道の駅巡りのタイムリミットは、道の駅の閉店時間である夕方5時や6時になりがちです。ゆえに、効率よく巡るには、道の駅の開店時間である9時頃には最初の目的地に到着できているのがベストなのですが、ほとんどのニコニコレンタカーの開店時間が朝8時である都合上、1日目はどう足掻いても出発を前倒しすることは難しいです。

ならば、どうするかというと… レンタカーに乗る前に、自分が目的地の方向に移動すれば良いのです!今回は広い静岡県を最大限効率的に移動するために、名古屋ではなく豊橋市のニコニコレンタカーにて車を借りることにしました。

デイズ

今回借りたのは、軽自動車のデイズだったのですが、乗った瞬間に問題に気付いてしまいました。

この車、ナビが無い…!

普段よく利用する、ノートやヤリスにはデフォルトでカーナビが備え付けられているので、油断していました!そうじゃん。デイズってカーナビ無いんだった…

というわけで、Googleマップのナビの音声だけを頼りに目的地へ向かうという、ハードモードのドライブが確定してしまったのでした… スマホを固定する場所もなく、地図画面を見ることもできなかったので頼れるのは音声だけでした。まあ、Googleのナビは本当に曲がらなければならない交差点について「曲がる前の、修正の効くタイミング」で指示を出してくれるので、そこが優秀でした。ドライバーは優秀ではありませんでした(3敗)

鳳来三河三石外観

最初の目的地は、愛知県新城市の「道の駅鳳来三河三石」です。

このあたりは「長篠の戦い」の戦場です。寺で飼われていた鶏が、武田軍の追っ手から徳川家康の命を救ったという逸話があり、道の駅の名前の由来にもなっています。

くんま水車の里外観

ここから静岡県に突入します。浜松市天竜区の「道の駅くんま水車の里」は、どこからアクセスするにも曲がりくねった山道を越えなければならない山奥にありますが、心洗われる長閑な山村の風景が広がっています。

天龍相津花桃の里外観

同じく浜松市天竜区にある「道の駅天竜相津 花桃の里」は、船明ダムを臨むレイクビューの道の駅です。

夢のかけ橋

駐車場からは船明ダムを跨ぐように架かる吊り橋「夢のかけ橋」へとアクセスでき、景観を楽しむことができます。

いっぷく処横川外観

みたび浜松市天竜区の道の駅です。「道の駅いっぷく処横川」はとてもこぢんまりとした道の駅ですが、横川地区の特産品であるしいたけ関連の製品が充実しています。横川産の干ししいたけのみならず、しいたけ入りの蒸しパンや、しいたけソフトクリームといった、気になりすぎるしいたけグルメも充実しています!?

道の駅いっぷく処横川からは、国道362号線を次の目的地である川根本町方面に進みました。国道362号線はいわゆる「酷道」で、おまけに訪問日の静岡県はにわか雨も降っていたので、運転していて緊張感がありました。と言いつつも、小回りのよく効く軽自動車だったのでむしろ開き直って、思い切りよく進んでいきましたが。

フォーレなかかわね茶茗館外観

途中で全面通行止めの国道の迂回路を間違えてしまうというお茶目をやらかしつつも、次の目的地である「道の駅フォーレなかかわね茶茗館」に無事到着しました。

フォーレなかかわね茶茗館水出し川根茶

川根本町(旧中川根町)は銘茶・川根茶の産地です。道の駅ではとても美味しい水出しの川根茶を頂きました。お茶の真のポテンシャルを初めて知りました!

奥大井音戯の郷外観

道の駅フォーレなかかわね茶茗館からさらに山奥の方向へ進んだ、大井川鐵道千頭駅付近に「道の駅奥大井音戯の郷」があります。この施設のコンセプトは「音のミュージアム」で、聴診器を片手に、楽しい音のアトラクションを駆け足で楽しみました。なんたって閉館40分前の訪問でしたので!(え)

川根温泉ふれあいの泉外観

山奥の険路を運転し続けた疲れは、温泉で癒します。島田市の「道の駅川根温泉」には日帰り入浴施設「川根温泉ふれあいの泉」が併設されており、源泉掛け流しの天然温泉を楽しむことができます。時間帯によっては、露天風呂から大井川鐵道のSLが走る様子を見ることもできます!残念ながらサウナはありませんでした。

ホテルルートイン御前崎外観

川根温泉でゆっくりと休んだ後は、宿泊地へと向かいます。今回の宿泊地は、島田市からさらに1時間ほど車を走らせたところにある御前崎市です。山間部から一気に海沿いへと移動しました。宿泊場所は「ホテルルートイン御前崎」です。大浴場があるのが決め手でしたが、残念ながらサウナはありませんでした(デジャヴ)。

ホテルルートイン御前崎晩酌

飲食店やコンビニまでやや歩きそうだったので、チェックイン前に、近くにあったウエルシアにて晩酌用のおつまみを購入しておきました。静岡名物「黒はんぺん」ってかなり旨いですね。骨や皮も余さず材料として使用しているので、魚の旨味が強かったです。

中川根茶畑

1日目は、広大な静岡県の豊かな自然を楽しみながら運転することができました。深い山から、日当たりの良い平野部まで、車窓からの風景はバラエティに富んでいました。他県における水田と同じぐらいの頻度で、広大な茶畑を多数見かけたときには「やっぱり静岡ってお茶どころなんだなぁ」と思いましたね… 訪問した道の駅での撮れ高もほとんどお茶ネタ頼みです(笑) 天候は全国的に雨模様であり、静岡県内もにわか雨が降ることがありましたが、外を歩くタイミングや露天風呂に入るタイミングで丁度良く雨が止んでくれたのも助かりました。ホテルに到着した頃には完全に雨が止んでいたので、この調子で、2日目もドライブ日和になってほしいと思ったのですが…

2日目 富士山が全く見えない!?雨の静岡強行突破

2日目の朝にちょっとした問題が発生しました。なんと、静岡県に活発な雨雲が集まり、早朝から掛川市において土砂崩れの可能性が高まり「緊急安全確保1が発令される事態となってしまったのです。状況次第では旅程の大幅変更が必要かと思いましたが、出発時間が近づいて、御前崎市内の雨脚は弱まったため、とりあえず行けるところまで行ってみることにしました。

風のマルシェ御前崎外観

2日目の最初の目的地は「道の駅風のマルシェ 御前崎」です。御前崎市の農産物が揃う道の駅です。宿泊地を御前崎にした理由はまさに、こちらの開店と同時に突撃するためでした。開店時間はまさかの8時なんですよ。ゆえに、旅程の大幅な圧縮に貢献してくれました。

掛川外観

続いての目的地は掛川市の「道の駅掛川」です。幸いにも雨脚は弱まり、前述の緊急安全確保も出発前に解除されていたうえに、使用したルートも道の駅の場所もその地域とは離れていたため、無事に訪問することができました。

道の駅掛川は国道1号線バイパス沿いのパーキングエリアのような道の駅で、駐車スペースがとても広く、24時間営業のセブンイレブンと広々としたフードコートもあることから、長距離ドライバーの休憩スポットとして優秀です。

玉露の里外観

藤枝市の「道の駅玉露の里」は、京都宇治・福岡八女と並ぶ日本三大玉露、朝比奈茶の産地にあります。さながら駄菓子屋のごとき道の駅で、朝比奈茶の茶葉や、お茶系スイーツを楽しむことができます。

宇津ノ谷峠上り外観

再び国道1号線に戻り「道の駅宇津ノ谷峠」にお邪魔しました。藤枝市と静岡市駿河区に跨がって存在する道の駅です。一見すると、非常にこぢんまりとした道の駅なのですが、実は全国各地の道の駅の中でも非常に珍しい、とある特徴を持った道の駅だったりします(2024年9月15日投稿予定)。

富士川楽座高速側外観

富士市の「道の駅富士川楽座」は、東名高速道路富士川SA(上り線)に併設された大規模な道の駅です(2024年9月17日投稿予定)。

富士外観

同じく富士市の「道の駅富士」は、国道1号線沿いのパーキングエリア的な道の駅です。近年リニューアルされ、小規模な施設の中に富士市の魅力がたっぷりと詰まっています(2024年9月19日投稿予定)。

……市や道の駅の名前からも察しがつくように、富士山を臨むことのできるエリアまで来たわけなんですよ。せっかくならきれいな富士山の写真を撮りたいと思っていたのですが…

富士川楽座曇り
道の駅富士川楽座の展望テラスより撮影

これ、どうすれば良いんでしょうね(笑)

富士川楽座本来の風景

本来ならこんな感じで、見事な富士山が見えるはずなんですよ!

来たときには真っ白で何も見えなかった蔵王の御釜が時間経過で雲の隙間から姿を現してくれたように、山の天気が変わりやすいことを僕は知っています。ほぼ山梨県境にある最後の目的地、富士宮市の「道の駅朝霧高原」では見事な富士山が姿を現すことに期待したのですが…

富士山が!なんと!!ついに!!!

朝霧高原外観

出ませんでしたー

朝霧高原ミルクソフト

まあ、朝霧高原の濃厚なミルクソフトを味わえたので良しとしましょう!(2024年9月21日投稿予定)

こうして、目的地の道の駅14カ所を回りきることができたわけなのですが。

ここから豊橋まで、181kmもあるんですか!?

まあ、そりゃそうだよね… 東西に長い静岡県の東側まで来ちゃったわけだし!

当然ながら、豊橋までデイズを返しに行く必要があるわけです。新東名高速道路をデイズでダッシュしましたよ。ナビが「100km道なりです」なんて言うの初めて聞きましたよ(え) こんな長距離の高速運転は初めてでしたが、さすがはドライバーにフレンドリーな新東名です。静岡県内は車線が多く、カーブも緩やかだったので、比較的自分のペースで走ることができました。最初は「軽自動車で120km/hも出すなんて怖いよ!2」なんて思っていましたが、新富士インターチェンジで乗ってから静岡市あたりで慣れてきて、普通に120km/hでバスやトラックをビュンビュン抜き去っている自分がいました(笑)

五味八珍柱店外観
五味八珍浜松餃子

ヒーヒー言いながらも無事に豊橋に到着することができました。レンタカーを返却する前に、浜松餃子の「五味八珍」にて夕食をとりました。野菜の食感が楽しい餃子でした!(2024年9月23日投稿予定)なお、スケジュールがタイトだったので、せっかくの静岡行きでありながらも「さわやか」への訪問は端から諦めていました。流れるような移動が必要な道の駅旅では、時間の読めない行列になんて並べません!

最後は名鉄に乗って豊橋から名古屋へと帰り、大冒険を無事に締めくくることができたのでした。

今後の自信にもなる冒険でした

ちょっと張り切りすぎた気もしましたが、今回も楽しい冒険になりました。

走行距離2
出発時点
走行距離1
到着時

冒頭でも述べた通り、1泊2日で走行距離575kmですからね!これは相当張り切ったと思います!

一つ一つの道の駅の滞在時間の感覚も、山道運転や高速運転の感覚もかなり身に付いてきたように思います。とはいえ、もう少しゆとりのあるスケジュールで走っても良かった気はしましたが… 特に「フォーレなかかわね茶茗館→奥大井音戯の郷→川根温泉」は閉店時間が迫っており、結構ギリギリの巻き進行でした(苦笑)

次は愛知県内の残りの道の駅を攻略しようと思っています。「道の駅つぐ高原グリーンパーク」でキャンプする予定です。静岡県内の残りの道の駅は、またの機会に、沼津や三島あたりを拠点にしてぐるりと回ってみたいです。伊豆半島は道の駅巡りと観光とで、少なくとも2回は回ってみたいですね…

  1. 生命や財産などに被害が発生する災害が発生、または切迫しているとき、対象地域の住民に対して直ちに命を守る最善の行動を呼びかける情報。水害、土砂災害、高潮の警戒レベルでは最大のレベル5に相当します。対象地域の住民は警戒レベル4(避難指示)の段階で速やかに安全な場所に避難している必要があり、万が一警戒レベル5の状態で対象地域に残ることになった場合はとにかく安全な場所で命を守る行動をとる必要があります。参考:「警戒レベル4」で危険な場所から全員避難!5段階の「警戒レベル」を確認しましょう|政府広報オンライン
  2. 日本でも数少ない、制限速度120km/h区間があります。

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この記事を書いた人

日本各地を渡り歩くさすらいのなまこ。食べ歩き、道の駅巡り、スーパー銭湯巡りが好き。流れ着いた地域の飲食店、道の駅、スーパー銭湯情報をブログにて発信中。【これまでの拠点】徳島、仙台、名古屋

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