(この記事の投稿日はもう秋なのですが)夏休みがやってきました。かなり暑いですが、晴れ空を見ていると冒険したくなりますよね!というわけで、先日の静岡道の駅巡りと並行して計画していた道の駅巡りの旅に出発しました!
目的地は愛知県奥三河エリアおよび、長野県南部の道の駅計9か所なのですが、今回の冒険は単なる道の駅巡りではありません。キャンプ場でのソロキャンプも目的の一つです。というのも、今回の目的地の一つである愛知県設楽町の道の駅つぐ高原グリーンパークにはキャンプ場が併設されています。泊りがけで道の駅巡りをしようにも、ビジネスホテルなんてほぼ無いような田舎なので、それなら宿泊ついでにキャンプもしてみようか、と思ったわけなんですよ。
今回の記事では、1泊2日のドライブ旅行と、人生初のソロキャンプの概要をお伝えしていきます。旅行で巡った様々な道の駅の詳細は、次回以降の記事にて紹介します。
1日目:つぐ高原グリーンパークでキャンプを満喫!
なまこマンの中の人の道の駅巡りの相棒は、毎度おなじみ「ニコニコレンタカー」です。朝8時に借りて、翌日の20時に返却するというスケジュール(36時間)でレンタルしています。前回の静岡旅では豊橋のニコニコレンタカーで車を借りましたが、今回はキャンプの荷物を積み込むために名古屋市内のニコニコレンタカーを利用しました。
計画当初は、小牧市にある「クローバーキャンピングカーレンタル」というところでキャンピングカーを借りて出かけようと思っていたのですが、手ごろなサイズの軽キャンが売却されて借りられなくなったのと、そもそもキャンプ用の大荷物を持って名古屋から小牧まで移動するのが現実的でないということに気付いてしまったのであえなく没となりました(笑) ただ、こちらのキャンピングカーはまた別の機会にレンタルしてみたいですね。
今回はトヨタのヤリスをレンタルしました。おそらくゴールデンウィークの冒険で借りたのと全く同じ車です。静岡旅で借りたデイズと比べて、ナビが付いていたので安心感が段違いでした(笑)
必要そうなものをクーラーボックスやリュックに詰め込んだらやたらと大荷物になってしまいましたが、自宅に立ち寄って荷物をたっぷり詰め込み、いざ出発です!
1日目最初の目的地は、愛知県豊田市の「道の駅どんぐりの里いなぶ」です。
愛知県の道の駅の中で、唯一日帰り温泉(どんぐりの湯)を併設している道の駅です。今回の冒険で、この道の駅には本当にお世話になりました…!
茶臼山方面へ向かう「茶臼山高原道路」の入口に、続いての目的地である「道の駅アグリステーションなぐら」があります。アグリステーションの名前の通り、地元の農産物が豊富に揃っています。
ワインディングロードな茶臼山高原道路を登り続けることしばし。標高約900mの地点に、1日目の最終目的地「道の駅つぐ高原グリーンパーク」があります。キャンプ場を利用しない場合は、小さな道の駅なのですが、キャンプ場はなかなかの規模です。車を乗り付けられるオートキャンプ場に、ソロキャンプサイトに、気軽に利用できるバンガローがあります。今回はプチバンガローを予約し、予約と同時に寝袋や調理台等の必要そうなものをレンタルしておきました。
プチバンガローはその名の通り「プチ」なバンガローで、4畳半より少し広い程度の木の小屋となっています。オオカミが来たらギリギリで吹き飛ばされるかもしれませんが、雨風はしっかりとしのげます!
実は、訪問時(2024年8月下旬)の愛知県三河エリアは天気が不安定で、出発ギリギリまで雨天の可能性があったのですが、蓋を開けてみると気持ちの良い晴れ空となりました。なので、無事に予定していたアクティビティを楽しむことができたのですが、なんと夕方から夜にかけて大雨が降ってしまい、予定していたキャンプ飯のメニューの大幅変更を余儀なくされてしまったのでした。とはいえ、元々雨の予報だったことを思うと、かなり持ちこたえてくれたとは思います。
深い山の中で自然を感じながら過ごす夜は格別の気持ち良さで、非日常を強く感じることができました。
2日目:雨雲から逃げながらの山下り!
1日目の夜間に降った雨は、夜のうちに降りやんでくれたので、安心して後片付けができました。
8時半につぐ高原グリーンパークをチェックアウトし、2日目の目的地である長野県南部の道の駅と、愛知県奥三河エリアの残りの道の駅を回っていきます!
最初に訪問したのは長野県売木村の「道の駅南信州うるぎ」です。この後に訪問する道の駅信州新野千石平や、道の駅信州平谷と比較すると小規模な施設ではあるのですが、その分、売木村の方々の普段使いの場所という感じがしましたね。売木村の美味しいものがたくさん揃っています。
売木村から国道418号線売木トンネルを抜けると、長野県阿南町の「道の駅信州新野千石平」にたどり着きます。防災拠点も備えた大型の道の駅であり、とても広い物産館には南信濃エリアのお土産や名物がたっぷりと揃っています。
道の駅信州新野千石平から、今度は国道418号線を北西(売木村方面に戻る方向)に進んでいき、標高1160mの平谷峠を越えると、長野県平谷村の「道の駅信州平谷」にたどり着きます。
ここも大規模な道の駅で、日帰り温泉施設や屋内プール、宿泊施設を併設しています。日帰り温泉「ひまわりの湯」は、ぬるりとした肌触りの美肌の湯です!
長野県を抜け、再び愛知県へと戻ってきました。愛知県豊根村の「道の駅豊根グリーンポート宮嶋」です。コンパクトな施設の中に、自然豊かな豊根村の物産やグルメが揃っています。(諸事情で投稿保留)
……ここで、写真の空に注目していただきたいのですが、まあまあ厚い雲が覆っています。実は、2日目も愛知県三河エリアおよび長野県南部は雨天の予報だったのです。すなわち、ここまで雨雲をすんでのところで回避しながら道の駅を巡ってきたことになるわけなのですが… ここでとうとう雨雲を回避できなくなり、結構強めの雨に降られました!カーナビにとんでもない道に誘い込まれたこともあって、なかなか生きた心地がしませんでした(笑)
ヒィヒィ言わされながらたどり着いた次の目的地は、愛知県設楽町の「道の駅したら」です。2024年8月現在、愛知県で最も新しい道の駅です。設楽町の物産のみならず、全国各地から美味しいものや良いものが集まった、セレクトショップのような道の駅でした。
道の駅したらに着いた頃には、雨もすっかり止んでいました。なので安心して次の目的地へと向かったのですが… カーナビに案内された道はやはりなかなかの狭路でした(笑) 岡崎市と設楽町を結んでいることもあって、意外に交通量が多くてドキドキしながらすれ違いましたよ…
やはりヒィヒィ言わされながら、愛知県新城市の「道の駅つくで手作り村」に到着しました。駅名の通り、様々なクラフト体験のできる道の駅です。国道沿いの施設だけを見ると小さく見えますが、奥の方に広い公園と体験工房があります。
標高500mほどの新城市作手エリアから、一気に標高80mほどの場所まで下っていき、最後の目的地「道の駅もっくる新城」にたどり着きました。思えば朝方には標高1160mのところ(平谷峠)にいたわけなので、1000m近く下りてきたことになりますね!
道の駅もっくる新城は新東名高速道路新城ICに隣接しており、高速道路からの利用も見据えて、新城市および奥三河エリアの物産や美味しいものや観光情報が幅広く揃っています。
高速道路に乗って、19時頃に名古屋に到着しました。2日間の走行距離は357kmです。静岡旅(575km)と比べると大したことないですかね(感覚麻痺)
……いや、やっぱり、かなり走ってますね。
ハプニングもまた撮れ高!
無事に予定を完遂し、名古屋に戻ってくることができたわけなのですが、まあまあハプニングがありました。大雨に降られたのもそうですし、あとはキャンプで忘れ物やガバ(失敗)もありました(笑) 割としっかり計画を立てて準備したにもかかわらずです!当時は「どうしよう!」と慌てましたが、今思えばハプニングも含めて思い出であり、撮れ高なんですよね。
今後、山間部の道の駅を巡る際には、ホテルだけでなくキャンプ場を利用するのも良さそうです。というか、キャンプにリベンジしたいです。ぜひとも晴れの日に…!もう大雨の中で調理をするのはこりごりです(笑) 今回のキャンプで、ソロキャンプの際に最低限何が必要なのかや、逆に何が不要なのかを学べました。次にキャンプをするときには上手い具合に荷物をコンパクトにして臨みたいです。あと、屋外用のライトやランタンは絶対に忘れません(1敗)
次は年末頃に、2泊3日のスケジュールで伊豆半島の道の駅へ遠征し、静岡県の道の駅をコンプリートしたいと思っています!
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