大曽根駅やバンテリンドームからほど近いところに「矢田かつ」という人気のとんかつ店があります。以前から「美味しい」という話を聞いていたので、ずっと行きたいと思っていたのですが、近くを訪問する用事のあるときに限って定休日だったり、あるいは行列ができていたりして、食べるのを断念することが多かったです。
「行きたい」と思い始めてそろそろ1年経とうとしていることに気付いたので、思い切って開店時間に合わせて行ってみました。
ようやく巡り会えた矢田かつのとんかつは、柔らかくてジューシーで、大満足の味わいでした!
柔らか!ジューシー!豚肉に感激する「味噌とんかつ定食」
矢田かつは東区矢田にあります。バンテリンドーム方面から名古屋環状線を大曽根駅方面へと進み、メッツ大曽根の手前あたりで右に曲がってしばらく真っ直ぐ進むと見えてきます。
ちなみに、2016年頃まで矢田かつは「矢田とん」という店名だったのだとか。確かに矢田にあるとんかつ屋ではありますが!いくらなんでも紛らわしいから改名したんでしょうか…
夜営業の開店時間である17時半の少し前、17時20分頃に店の前へ行くと、既に入店待ちの列ができ始めていました。店舗は丁度十字路の角にあるのですが、気が付けばいつの間にか、路地に入る方向にずらっと列が続いていました。
幸い、列の前方に並ぶことができたので開店と同時に入店することができました。店内は街の定食屋といった感じの風情ある雰囲気で、壁にはサインが数多く飾られていました。
メニューは主にとんかつやフライの定食から構成されており、とんかつはロースかつとヒレかつから選べます。さらに、フライはエビフライ、貝柱ほたてフライ、魚フライがあり、とんかつとのセットにもできます。とんかつの味付けは味噌もしくはソースを選べます。
その他、アルコールも充実しており、ビールやチューハイのみならず、梅酒、日本酒、ハイボール、焼酎を飲めます。とんかつやフライを単品で注文することもできるので、それらをつまみに呑む需要もあるのでしょうね。
ソースカツも良いですが、味噌カツが食べたくてここに来ました。注文するのはもちろん「味噌とんかつ定食(上)」です!ご飯、赤だしの味噌汁、漬物、野菜、スパサラが一緒にやってきます。からしの乗り方がなんだか芸術的です!
まずはとんかつから… といきたいところですが、ベジファーストです。野菜から頂きます。千切りキャベツはとんかつの相棒といえますが、矢田かつのキャベツには千切りにんじんと、かいわれと、プチトマトが乗っています。これらの色が加わることで、一気に華やかになりますね!スパサラはブラックペッパーの効いた味わいです。
「ベジファーストには意味がない」という説もあるらしいですが、免罪符を奪わないで!(え)
野菜を食べたところで、お待ちかねの味噌カツにかぶりつきます!おおっ、タレに濡れているけれど、衣はカラッと揚がっていますね。
甘い!なんだこれ!!肉が良い!!!
一口齧って真っ先に感じるのが、豚肉の甘味です!むっちりと柔らかくて、脂身が甘いんですよ!生キャラメルを食べているかのような満足感があります!矢田かつの豚肉は、厳選された和豚もちぶたの肉で、それを丹念に下ごしらえしています。
岡崎の八丁味噌を活かした味噌ダレは、甘くてコクがあるのですが、それでいて後をひかない味わいで、豚肉の旨味を活かしています。
一口一口味わうごとに、味噌カツ職人の丁寧な仕事ぶりを感じられる、そんな一品でした。食べ終わってしまうのが惜しいほどです!これは並ぶのも頷けますね… 入店待ちの待機列は、食事を終えた後(最初に並んでから約1時間後)にも途切れずに続いていました。
……なお、お会計のときにお財布を忘れたことに気付き、慌てて隣のファミマにお金をおろしに行ったのは内緒です(え) キャッシュレス決済には対応していないのでご注意ください!
何やってるんですか!
矢田かつ まとめ
矢田かつは、東区矢田にある人気のとんかつ店です。
厳選された豚肉を使ったこだわりのとんかつをはじめとした、各種フライメニューが揃っています。看板メニューは味噌カツで、衣はサクサク、豚肉は柔らかくて甘くてジューシー、味噌ダレはコクがありつつも豚肉の旨味を活かす味わいです。構成要素の一つ一つのクオリティが高い絶品です!
ランチタイムにはお得なランチメニューがあるほか、1日5食限定の黒豚とんかつ「六白黒豚ロース定食」もあります(店の人気を思うと、お昼の開店と同時に注文するのが確実だと思います)。
また、とんかつ弁当のテイクアウトも可能です。
お酒の品揃えも充実しているので、とんかつをつまみに呑むのも良いかもしれません!
矢田かつ
愛知県名古屋市東区矢田2丁目5-1
営業時間:11:30~14:00/17:30~21:00
定休日:月曜日、第三火曜日
※訪問時点での情報です。
矢田かつのWebサイトはこちら↓
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