【今年もお世話になりました】2024年記事傑作選

2024傑作選サムネ なまこマンの日常

2024年に投稿した記事の中から、思い出深い記事や見て欲しい記事を独断と偏見でピックアップした傑作選です。

この記事と、一つ前の総括記事を除くと、2024年には実に188本もの記事を投稿しています。ですが2024年は、冒険の範囲も、出かけた回数も、体験の濃さも、おそらく過去イチではないかと思っています!!

正直、今年は心に残った記事を10本に絞るのに非常に難儀しました。だったら全部紹介すれば、とも思ったのですが、それはいくらなんでも乱暴すぎるので、優柔不断であるなりに、特に心に残った10本の記事をチョイスしてみました。

皆様もなまこマンと一緒に、2024年のなまこマンブログを振り返りましょう!

第10位

【良すぎる】天然温泉 三峰でほっと一息(岐阜県可児市)

岐阜県可児市にある日帰り温泉施設「天然温泉 三峰」の紹介記事です。こちらへは、2024年7月に、職場の方と一緒に岐阜県八百津町の五宝滝公園にてハイキングをした帰りに立ち寄りました。

訪問日は猛暑日となる予報で、気温が上がりきる直前に切り上げたとはいえ2時間歩きっぱなしだったため、かなり汗だくでした。午後の予定は決まっていなかったため、温泉で汗を流すことを提案すると、同行者もその案に乗ってくれました。

あわよくば、日帰り温泉のある美濃加茂市の道の駅みのかもへ立ち寄れたらと思っていたものの、結局その案は同行者から却下となり、代わりに向かったのが三峰だったのですが… 三峰、良すぎました!

外観も内装も、古民家を思わせる、渋くてシックな雰囲気です。間接照明がお洒落に空間を彩っていて、居るだけでもかなり癒される感じなのですが、お風呂も最高でした。森を背にした、緑溢れる日本庭園のような露天風呂には数多くの浴槽が揃っており、さらにサウナの大きな窓からは森が見えます。浸かりながら森林浴気分も楽しめるお風呂は、ハイキングで汗をかいた体を心地よく癒してくれました。

基本的に、ブログの記事のネタにしようと思って出かける場所については事前に調べることがほとんどなのですが、こういう「偶然の出会い」の素敵さを改めて実感できました。ぜひとも再訪したいですが、行くとしたらレンタカーで岐阜方面に遠征したついでですかね…

第9位

【閉店】ガッツリ二郎系ステーキ!ガガステーキ(名古屋市千種区今池)

名古屋市千種区今池にあったステーキ店「ガガステーキ」の紹介記事です。2024年はいろいろと体を張ってきたなまこマンでしたが、こと食に関して、最も体を張ったと言える出来事は、ガガステーキの1kgステーキ攻略でした。

ガガステーキでは低温調理したポークステーキに、背脂を絡めたもやしとキャベツの炒め物を添えて提供していました。そのビジュアルからも察しがつくように、二郎系リスペクトのステーキ店となっています。

ステーキ肉のサイズは何段階か選ぶことが可能ですが、最大値は1kgとなっています。さらに、野菜炒めの量も「マシ」にすることができます。もちろん全て最大で注文しました。低温調理のポークステーキはとても柔らかく、食べ応え満点です。ポン酢やおろしソース等、数々の卓上味変調味料を駆使して、半分までは非常に美味しく余裕を持って食べ進めることができたのですが、そこを過ぎると30代の胃には急激に重たくなってきます。美味しいし、食べきりたいけれど、体が受け付けない。それでも、お店からの粋なヘルプもあってなんとか完食することができました。2024年に挑戦したデカ盛りメニューの中でも、最も過酷な挑戦でしたね…

そんなガガステーキは残念ながら2024年3月末をもって閉店してしまいました。視覚的なインパクトがあり、たくさん食べることもできる店ではあったのですが、良くも悪くもポークステーキだけで勝負しすぎて、リピーターが付きにくかったのでしょうか… なお、2024年12月現在、跡地は海鮮居酒屋(サカナのハチベエ今池店)となっています。

第8位

【登山】珍グルメの聖地 喫茶マウンテン(名古屋市昭和区滝川町)

名古屋市昭和区滝川町の喫茶店「マウンテン」の紹介記事です。奇妙なメニューを提供する喫茶店として全国的に有名な店ですね。ずっと興味があったのですが、ようやく訪問できました。

文字だらけのメニュー表には、一般的な喫茶店メニューに混ざってしれっと「バナナライス」「甘口メロンスパ」等のいかにも危険そうなメニューが記載されています。まあ、バナナライスは名前から正体を推測しやすい分有情と言えますが、中には「ひめちゃん」のようにメニュー名からその正体を推測できないものもあるので油断は禁物です1

マウンテンを代表する名物ともいえる、甘口抹茶小倉スパの味は一生忘れないと思います。見た目は綺麗なんですよ。モスグリーンに染まった太麺パスタの上に、粒餡とホイップクリームと缶詰のフルーツが乗っています。麺をしっかり炒めてある点は好みが分かれそうな気もしますが、混ぜておかしな味になるもので構成されているわけではないので、不味いとは思わなかったです。ただ、甘いものだけで構成されていて、そのどれもがこってりとした甘味なので、甘味から逃げる術がありません!一緒にストロングコーヒーを頼むと遭難2のリスクが下がるのでおすすめです。

ですが、山の謎、もといマウンテンの謎はまだまだ多く存在しており、僕が体感したのはまだまだ氷山の一角に過ぎません。今後も深掘りしていく予定です!

第7位

【道の駅巡り】どんぐりの里いなぶ(愛知県豊田市)

愛知県豊田市の道の駅「どんぐりの里いなぶ」の紹介記事です。道の駅どんぐりの里いなぶは、名古屋市と長野県塩尻市を結ぶ国道153号線沿いにあります。名古屋市から猿投グリーンロード経由で長野県方面へ向かう際に、山道を越え「そろそろ休憩したいなぁ」と思い始めた頃にタイミング良く現れます。

日帰り温泉があったり、豊田市の農産物を豊富に扱っていたりと、見所の多い道の駅なのですが、特に印象に残ったのはフードコートにて提供されていた郷土料理「へぼ飯」です。へぼ飯というのは、愛知・岐阜・長野の方言で「へぼ」と呼ばれるものをご飯や調味料と一緒に炊いた炊き込みご飯です。

「へぼ」の正体はクロスズメバチです。クロスズメバチの幼虫、サナギ、成虫が入った、伝統的な昆虫食です。僕はこれをずっと食べてみたかったんですよ!

原料はご飯とへぼと調味料だけなのですが、炊き上がったへぼ飯を一口頂くと、鶏五目飯を思わせるような、濃厚な動物系の旨味が染みています。へぼ、もといハチがとても美味しい昆虫であることを再確認できましたね。これはぜひ、皆様にも先入観を捨てて試して頂きたいです!

第6位

【名古屋最強サウナ】ウェルビー栄でほっと一息

栄のサウナおよび男性用カプセルホテル「サウナ&カプセル ウェルビー栄」の紹介記事です。ウェルビー栄はサウナ愛好家たちから非常に人気の施設で、僕もサウナ愛好家の端くれとして非常に気になっていました。

実際に宿泊し、サウナもカプセルもサウナ飯もじっくりと堪能してみました。すると、全国のサウナ愛好家たちが「イキタイ」と思う理由がとてもよくわかりました!

ウェルビー栄のサウナには、サウナ浴の時間を楽しくする工夫が詰まっています。サウナ内に足湯や寝そべることのできる席を設けてみたり、サウナの本場であるフィンランドの自然を再現した冷凍サウナ(ラップランド)があったり… ロウリュサービスをしてくれる熱波師(アウフギーサー)も、ただこちらに熱風を送るだけにとどまらず、舞い踊るようなダイナミックなパフォーマンスで、汗をかく時間をとても楽しいものにしてくれます。

サウナが好きなら、ぜひともウェルビー栄のサウナを体験していただきたいです。「サウナってこんなに自由に楽しんで良いものだったのか!」と、目から鱗が落ちます!また、カプセルホテルとして考えても、栄という立地ゆえに利便性が非常に高いです。

第5位

【プチオフ会】カプサイメン 名古屋守山店(名古屋市守山区白山)

名古屋市守山区白山のラーメン店「カプサイメン 名古屋守山店」の紹介記事です。

カプサイメンは岐阜タンメン系列の店舗で、店名からも想像できるように、辛いラーメンを提供しています。看板メニュー「カプサイメン」は、いかにも辛そうな見た目であり、実際に辛いのですが、それでも辛味が最初から強めにガツンと殴りかかってくるわけではなく、じわじわと広がってきます。にんにくの風味に刺激されていくらでも啜れてしまうのですが、それでも辛味がボディーブローのように効いてきて、気が付くと大量の汗をかいてしまいます。また、サイドメニュー「カプ菜炒め」はにんにくのゴロゴロと入った肉野菜炒めで、食欲を大いに刺激してくれる味わいです。

ただ辛いラーメンを頂いただけでなく、名古屋旅行にいらしていたyaoさんと合流し、ラーメンを啜りながら近況報告をしました。yaoさんはグルメアプリSARAHの東北エリアオフ会にて知り合った方です。話は尽きず、グルメという共通の話題で改めて盛り上がることができました。

何より嬉しかったのは、yaoさんが名古屋での食事を選ぶ際に、このブログの記事も参考にしてくださったことですね!蔘好来一力に訪問したそうです。書いた記事が誰かの役に立ったことを、目に見える形で知ることができた喜びがとても大きかったです。

第4位

つぐ高原グリーンパークでソロキャンプ!

愛知県設楽町のキャンプ場「つぐ高原グリーンパーク」でのソロキャンプ記録です。

2024年に決行した様々な冒険の中でも、特に印象に残ったものの一つが初めてのソロキャンプでした。元々漫画「ゆるキャン△」が大好きで、作中にてリンや野クルのメンバーが様々なスタイルのキャンプを楽しんだり、美麗な中部地方の自然を満喫したりする様子を見て、僕もキャンプに憧れていたんですよ。つぐ高原グリーンパークでは様々なキャンプギアを貸し出しているだけでなく、バンガローもあるため、初めてのキャンプにはうってつけの場所でした。

キャンプ予定日は雨の予報だったのですが、当日には見事に晴れてくれて、キャンプ場内を散歩したり、ニジマス釣りをしたり等、自然を楽しむことができました。

しかし、雨予報をはねのけたかと思いきや、夕方から深夜にかけて土砂降りとなってしまい、夕食に予定していたキャンプ飯作りが全くうまくいきませんでした!本当はニジマスのホイル焼きを作りたかったのですが、雨で調理どころではなく、時短のために結局全ての具を一緒くたに煮込んだ味噌汁を作りました(笑)

他にも、米を忘れて慌てて隣接の道の駅売店にて購入したり、せっかく大自然の中にいるというのに、いつも通りにYouTubeを見たりアプリゲームをしたりして過ごしちゃったりと、グダグダな要素がいくつもありましたが、それも含めて楽しい思い出です。

このグダグダキャンプを成仏させるために、今度は晴れた日に、準備も万端の状態でキャンプにリベンジしたいなぁとも思っています!

第3位

岐阜の夏の風物詩!ぎふ長良川の鵜飼

岐阜県岐阜市の長良川にて開催されている「ぎふ長良川の鵜飼」を観覧した記録です。名鉄に乗り、日帰りで行ってきました。僕の遠出はほぼ道の駅巡りなので、なんというか久しぶりに観光らしい観光をした気がします。

闇夜に篝火を浮かべながら、鵜を操って鮎を捕獲する鵜匠たちの匠の技からは目が離せませんでしたね!鵜飼は手法も装備も全てが鮎を捕獲する上で理に適ったものであり、パフォーマンスのために誇張しているわけではありません。篝火は川の中の鮎を驚かせて鵜が捕獲しやすい状態にするために焚きますし、紺色の装束を身に着けるのは鵜を驚かせないためです。さらに、鵜飼観覧船の船頭さんは都度、鵜飼の解説をしてくれます。すぐ横で知識を得ながら鵜飼の様子を見られるので、目の前の光景がより高い解像度でもって心に刻まれます。

鵜飼観覧船の上では、鵜飼弁当を頂きました。奮発して、ちょっと良い弁当を買っています。船に揺られ、鮎を使った豪華な鵜飼弁当を頂ながら眺める鵜飼は、五感で感じる全てが幻想的で、非日常の体験でした!

第2位

徳島駅前の大衆居酒屋「安兵衛」で徳嶋ダイスケさんとサシ呑み!(徳島市一番町)

徳島県徳島市、徳島駅前にある居酒屋「安兵衛」の紹介記事です。

ずっと行ってみたかった店だったのですが、そんな安兵衛にて、ブログを始めた最初期からずっと仲良くさせて頂いている徳嶋ダイスケさんと初めてお会いし、サシ飲みをしました。初対面だというのに積もる話題だらけで、話は盛り上がりました。ダイスケさんはブログやSNSから受ける印象の通りに明るく真っ直ぐなお兄さんでした。そして、そんなダイスケさんも僕と同じようなことで悩んでいることや、それでもなお、いつも前向きに発信されていると知ることができたので、救われた気分になりつつも、改めて見習っていきたいと思いました。

同志との宴を盛り上げてくれたのは、美味しい料理の数々でした。安兵衛では串焼きや海鮮が人気で、刺身はざっくりとした食感で鮮度の良さを感じられますし、串焼きはタレが肉の旨味を活かす絶妙な塩梅だったり、つくねがふわふわに挽かれていたり等、仕事の丁寧さを感じることのできる仕上がりでした。あとはウツボ料理も美味しかったですね。ウツボのからあげとたたきを頂きました。ぷるぷるの食感がとても楽しかったです。ちなみにダイスケさんはウツボ初体験だったようですが、とても気に入っていました。

徳島へ行ったら、また安兵衛でダイスケさんと集まりたいです!

第1位

【初心者登山】鎖場の先に待つ絶景!愛知の名峰・明神山登山

愛知県東栄町と新城市の境にある、明神山(三ツ瀬明神山)に登った記録です。

2024年の様々な冒険の中で、最も体を張ったと言えるのが明神山への登山でした。明神山は標高1016mの山です。登山道の途中には鎖を頼りに崖を登っていく鎖場も数多く設けられており、標高の割に歯応えのある登山を楽しめます。唐突に現れる急な崖にひるみつつも、勢いに任せて登頂しました。

辿り着いた山頂からの景色には、非常に感動しました!ここまでの険しい道のりも、全てこの瞬間への前振りのようなものだったのかもしれません。

実は、一番大変だったのは下りでした。登りで足が疲れた状態から歩いて行くので、割と早い段階で足が悲鳴を上げ始めますし、鎖場も下りは先が見えないため、非常におっかなびっくりとした歩みになってしまいました。麓まで下りてこられたのは暗くなる寸前だったという… 下山途中、遠くの茂みの中を、明らかに人間でない獣が動いている様子を目撃したのは、無事に下山できた今となっては笑い話です。多分あれです(え)

僕が登山に挑戦したのは、職場の方(一緒に天然温泉三峰へ行った方)と北アルプスの前穂高岳に登るためです!前穂高岳は難しい山なので、鎖場のある山で登山の経験を積んでおきたかったんですよね。前穂高岳へ挑む前に、御在所岳や伊吹山あたりで登山経験値を稼いでおこうと思います。

2025年も楽しいネタをたくさん見つけます!

毎年言っていますが今年も言います。日記やブログの良いところは、読み返すと、その日に何があったかを鮮明に思い出せるところだと思います。なんなら、記事の本文に書いていない記憶も蘇ってきます。だから読み返すごとに「濃い一年だった」と感じるわけなのですが、2024年の濃さは過去一番でしたね…

もちろん、これを最高値にするつもりはありません!2025年も、前年(2024年)が霞むほどの濃い一年にしていくつもりでいます。挑戦したいことも、温めているネタ候補も、まだまだたくさんあります。それに、表現の幅も、まだまだ広げていきたいと思っています。自分の楽しい体験を、ブログに来てくださったたくさんの方にも楽しく読んでいただけるように、そして、ブログにもっとたくさんの方が遊びに来てくださるように、なまこマン自身も当ブログもまだまだ進化を続けていくつもりですので、どうぞこれからもよろしくお願いいたします!

過去の傑作選はこちら↓

  1. ちなみにひめちゃんはフルーツピューレの入った炭酸水でした。何のフルーツか聞いても「ひめちゃんはひめちゃん」とはぐらかされました(笑)
  2. マウンテンの珍メニューの完食を諦めること。

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なまこマンの日常
この記事を書いた人

日本各地を渡り歩くさすらいのなまこ。食べ歩き、道の駅巡り、スーパー銭湯巡りが好き。流れ着いた地域の飲食店、道の駅、スーパー銭湯情報をブログにて発信中。【これまでの拠点】徳島、仙台、名古屋

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