道の駅紹介
岐阜-16 上矢作ラ・フォーレ福寿の里
1997年4月11日(第12回)登録、開業日不明
道の駅 上矢作ラ・フォーレ福寿の里
岐阜県恵那市上矢作町3566-1
営業時間:9:00~17:00(12~3月は16:00まで)
定休日:火曜日(12~3月)
【スタンプ】

【記念きっぷ】


※道の駅カード、スタンプは取り扱っていません。
※訪問時点での情報です。
ドローンの町!?
道の駅上矢作ラ・フォーレ福寿の里(かみやはぎ ラ・フォーレ ふくじゅのさと)は、岐阜県恵那市(旧恵那郡上矢作町)の国道257号線沿いにある道の駅です。
それにしてもラ・フォーレとはずいぶんとお洒落な響きです。原宿でしょうか。
名古屋のパルコに行くときですら周囲のヤングたちから浮かないように服装をかなり気にするってのに、ラフォーレ原宿だなんて行けないぜ…。
服装はいつでも気にして下さい!
なお「ラ・フォーレ」はフランス語で「森」という意味であり、道の駅周辺もまさにラ・フォーレといった感じで、緑に囲まれた景色が広がっています。さらに「福寿」は福寿草を指しています。
道の駅施設は農産物直売所、食堂、休憩スペースから構成されています。


道の駅裏手には川(木ノ実川)が流れており、レストランには川を眺めながら食事ができるテラス席が設けられています。

訪問時には既にランチ営業が終了していましたが、そばや自然薯を使ったメニューを提供しているようです。

農産物直売所では地酒、野菜、惣菜、農産加工品など、道の駅で欲しくなりそうな普段使いの野菜やお土産などが幅広く揃っています。

よくある道の駅の物産館、といった雰囲気の店内の中で、最も異彩を放っているのが、こちらのドローンコーナーです。

恵那市上矢作地区ではドローンで積極的に町おこしをしているようで、道の駅周辺にも「ドローンのまち かみやはぎ」という看板がいくつか立てられています。
過疎の進む山間部の町だからこそ、ドローンを使った作業の効率化が効果的であると考えられており、農業における農薬散布や、測量、建物の点検、空撮などに役立てられています。道の駅で目にするものとしてはミスマッチな気もしましたが、テクノロジーを活かした山村の未来を作る上でなんとも理に適っています。
なまこマンVSトマト 二番勝負
1.トマトたっぷり「福寿パフェ」
・・・・・。
何をフリーズしているんですか。スケジュール詰まってるんだから急いでくれません?
トマトかぁ…。
道の駅巡りの主要な撮れ高になってくるのはグルメです。その道の駅でしか食べられない、その地域の特産品を前面に推したグルメを味わうのが、最も手っ取り早く地域の魅力や特徴を掴む手段なのですが…。

道の駅上矢作ラ・フォーレ福寿の里で推されている特産品はトマトです。なまこマンの中の人が子供の頃から食べられなかった、唯一の苦手な食べ物です。
もう普通に食べられることは知っているんですから、今更そんなリアクションをとられましても…。
普通に食べられなかった期間のほうが、これまでの人生において圧倒的に長いんだよ!?こんなリアクションにもなるって!!

そんなトマトをたっぷりと使った、レストランのおすすめスイーツこそがこの「福寿パフェ」なのです。
赤いなぁ…。

お前、干からびてるなぁ!
トマトが白いアイスに様々な形であしらわれ、白と赤のコントラストが素敵な一品です。一口一口が勝負です。
まずはドライトマトから頂いてみると、その味わいに驚きました。噛みしめると酸味だけでなく、さながらスルメのごとく旨味が浸み出してくるのです。どこかで「トマトには旨味成分のグルタミン酸が豊富に含まれている」という話を聞いたことがありましたが、その話にも納得できます。
赤いものはトマト果肉かと思いきや、トマトジュース味のトマト寒天でした。鮮やかな色が見た目に楽しく、ほのかなトマトの風味がアクセントになる味わいです。

奥底まで食べ進めていくと、トマト寒天のトマト味と同時に、フローズンヨーグルトの酸味も感じられるようになります。爽やかなフローズンヨーグルトの酸味は、トマトの味とも親和性があります。

そして最後は良い具合にソフトクリームを吸ったコーンフレークをかき込んで、福寿パフェに完全勝利です!
福寿パフェは濃縮された旨味や、爽やかな酸味といった、トマトの美味しいところだけを楽しめる一品でした!
2.道の駅オリジナルトマトバウムクーヘン
農産物直売所では、限定の道の駅オリジナルバウムクーヘンを販売しています。上矢作産の玄米の米粉や、山の美味しい空気で育った鶏の卵など、地元の素材にこだわって作ったバウムクーヘンとのことで、フレーバーはえごま、いちご、トマトの3種類あります。3個同時購入の場合、オリジナルの化粧箱に詰めることもできます。

男は黙って!トマト!!
えごまやいちごに逃げることもできた中、ここであえてトマトを選ぶのがなまこマンの男気です。
だから、トマト普通に食べられますよね!!

表面がソースでコーティングされた形状となっています。
鮮やかな赤色のソースに、ドライトマトらしきものがあしらわれており、なんともかわいらしい見た目です。
うまいなこれ!
しっとり、ふんわりと、柔らかなバウムクーヘンにかかったトマトソースは、さながらトマトケチャップのように、酸味とトマトの風味が凝縮されています。バウムクーヘン本体の甘味とトマトの濃厚な風味との相性も良く、甘いカフェオレあたりと合わせて楽しみたいと思いました。
もう、トマト食べられないネタを擦って尺を稼ぐのは無理がありますよ!!
道の駅上矢作ラ・フォーレ福寿の里 まとめ
道の駅上矢作ラ・フォーレ福寿の里は、岐阜県恵那市の国道257号線沿いにある道の駅です。「ラ・フォーレ」は「森」という意味で、川が近くを流れ、木々に囲まれたロケーションにとても癒されます。
農産物直売所には地場野菜や農産物、惣菜、地酒、お土産などが幅広く揃うほか、変わり種としてドローンのコーナーもあり、空撮などに使える本格的なドローンを購入可能です。
名物はトマトで、バウムクーヘンや、たっぷりトマトの「福寿パフェ」といった形で味わうことが可能です。

その他、道の駅のすぐそばには「モンゴル村」という施設もあり、モンゴル遊牧民のゲルでのグランピング体験ができます。
豊かな自然と長閑な風景が楽しい道の駅です!
道の駅上矢作ラ・フォーレ福寿の里のWebサイトはこちら↓
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