道の駅紹介
長野-35(長野南部-10) 花の里いいじま
2002年8月13日(第18回)登録・開業
訪問:2025年10月19日
道の駅 花の里いいじま
長野県下伊那郡飯島町七久保2252
営業時間:
直売所
9:00~18:00(4~10月)
9:00~17:30(11~3月)
味処みよし
10:30~15:00
ふるさとの味いいじま
10:00~17:00
10:00~16:00(冬季)
アップルパイラボ
9:00~16:00
休憩所
10:00~16:00
定休日:月・火曜日(ふるさとの味いいじま)
※訪問時点での情報です。
【スタンプ】

【記念きっぷ】
(2025/10/19)


【道の駅カード】


【記念指定券】


二つのアルプスを望む道の駅
道の駅花の里いいじまは、長野県下伊那郡飯島町の長野県道15号線(飯島飯田線)沿いにある道の駅です。
飯島町の市街地は、天竜川西岸の河岸段丘上に位置しており、長野県道15号線はJR飯田線に沿うように河岸段丘の上を通っています。ほぼ天竜川沿いに北上する国道153号線との標高差はおよそ100mほどありますが1、それゆえに、道の駅からの眺望は良好です。建物の背後には中央アルプス木曽山脈を、駐車場からは南アルプス赤石山脈の遠景を望み、伊那谷を囲む山々の雄大な自然を感じられます。
そのはずだったのですが…。


訪問時にはとても厚い雲が覆っていたので、どちらのアルプスもよく見えませんでした(笑)



綺麗に晴れていたら、このように見えていたようです。
道の駅施設は直売所、食堂「味処みよし」、おやきや五平餅などを味わえるスナックコーナー「ふるさとの味いいじま」、ソフトクリームやたこ焼きを味わえるファーストフードコーナー、信州りんごを使ったアップルパイの専門店「アップルパイ・ラボ」から構成されています。その他、テーブルと椅子と小上がりのある休憩スペースも完備されています。

「花の里」という駅名の通り、直売所内にフラワーショップがあり、生花やプリザーブドフラワー、ドライフラワー、リースなどを取り扱っているほか、道の駅の建物の裏手には大きな温室「フラワーハウス」もあります。シクラメンやアルストロメリアを栽培しており、10月から11月にかけてはシクラメンの直売を行っています。フラワーハウスに咲いている中から、好きなものを選んで購入できるようです。

小さな水車小屋も設置されています。モニュメント的なものかと思いきや、ちゃんと精米用の動力として使用されているようです。
閉店間際に訪問したので、直売所以外のほとんどが閉店してしまった後でしたが(特にアップルパイは買っておきたかった…。)、直売所でいろいろと面白いものを見つけることができたので良しとします。直売所では地場野菜や果物のほか、伊那谷名物の濃厚な牛乳「すずらん牛乳」や、伊那谷にルーツのある養命酒製造の製品など、地元の物産が多く揃っていました。

牛乳は飲み切れる自信がなかったので、小さなサイズの「信州駒ヶ根高原のむヨーグルト」を購入しました。まろやかで、とてもドロッとしていて、さながら食べる方のヨーグルトを飲んでいるかのようです。それでいて後味はすっきりとした、心地よいヨーグルトでした。

ファーストフードコーナーが閉まる前に、急いで「すずらん牛乳ソフト」を購入しました。巻き多め、クリームたっぷりのこのサイズで350円はお得と言わざるをえません!ミルクの甘味と乳脂肪分が濃く甘く口の中に広がりつつも、後味は軽やかでした。
馬肉の燻製「うまか節」

購入したものの中で、とても美味しくて、ぜひともリピートしたいと思ったのがこちらの「うまか節」です。これは馬刺しを燻製にしたもので、伊那谷をはじめとした馬肉を食べる文化のある地域で珍味として製造されています。
今回購入したうまか節は飯島町内で製造されたもので、ブロックの状態で真空パックされています。必要な量をスライスして、そのまま食べられます。

これがもう本当に、うまか節の名に違わぬ旨さなんですよ!みっちりとした、密度の高い赤身にかぶりつくと、燻煙の風味と、赤身肉の旨味がじわじわと広がります。燻製にして干すことで、馬肉の旨味が凝縮され、燻煙の風味も付き、味付けせずにそのまま食べても美味しく仕上がっています。燻製といえど、ビーフジャーキーやサラミのように固いわけではなく、ローストビーフを彷彿とさせるような柔らかさがあり、ちゃんと「お肉」にかぶりついているような満足感も得られます。

それこそ、ローストビーフのように食べると美味しかったです。玉ねぎポン酢をかけたり、サラダに添えてみたり…。赤身ゆえに高タンパク低脂肪で、あっさりと食べられるのが素晴らしいです。大切に、ちびちびと食べていたつもりだったのですが、1週間ほどで食べつくしてしまいました!なので、再訪問の暁にはもう一度購入することを心に決めています。
道の駅花の里いいじま まとめ
道の駅花の里いいじまは、長野県下伊那郡飯島町の長野県道15号線(飯島飯田線)沿いにある道の駅です。
河岸段丘の上の高台に位置し、天気が良い日には中央アルプス木曽山脈と、南アルプス赤石山脈の両方を綺麗に望むことができます。
「花の里」という駅名の通り、フラワーショップと温室があります。生花、ドライフラワー、プリザーブドフラワー、鉢植えなどが揃う本格的なフラワーショップです。温室ではシクラメンやアルストロメリアを栽培しており、シーズンには温室でシクラメンの直売が行われます。
物産館では地元の野菜や農産加工品を幅広く取り扱っています。伊那谷名物の濃厚な中温殺菌牛乳「すずらん牛乳」や、伊那谷にルーツのある養命酒酒造の製品などもあります。
おすすめはファーストフードコーナーの「すずらん牛乳ソフト」と、物産館で買える馬刺しの燻製「うまか節」です。すずらん牛乳ソフトは濃厚でありつつも後味が軽やかですし、うまか節は高タンパク低脂肪で、柔らかく旨味たっぷりの一品です。
心残りはアルプスをきれいに望めなかったことと、アップルパイ専門店「アップルパイ・ラボ」に訪問できなかったことですね!飯島町にはもう一か所道の駅があるので(道の駅田切の里)、そこへの訪問ついでにリベンジできたらと思います。
道の駅花の里いいじまのWebサイトはこちら↓



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