【ワンコインで作業スペース確保】名古屋市内各地にある無人カフェ「セルフカフェ」に助けられています

次の予定まで思いのほか時間が空いてしまったとき、皆様はどのように時間を潰しますか？

カフェやファストフード店は、混んでくると長居しづらいですし、図書館も原則的には本を読むための場所なので、おもむろにパソコンを広げてブログの記事を書くというようなことはしづらいです。ネットカフェも会員登録の手続きなどが煩雑で、初めての店には気軽に入りにくかったりします。

そんな「ちょっとだけ時間を潰したい」というシチュエーションで便利に使える場所が、名古屋市内各地にあります。その名も「セルフカフェ」です。会員登録不要で、ドリンクを1杯購入すれば時間無制限で利用できるうえに、電源もWi-Fiも完備されています。僕はこのセルフカフェに、とても助けられています！

ワンドリンクで時間無制限！ふらっと訪れて長時間作業も可能

外出先での時間潰しに、今まではレンタルのコワーキングスペースを利用していました。そこも悪くはなかったのですが、利用のためにはあらかじめ予約をする必要があるうえに、時間厳守でもあるので、ふらっと気軽に利用するにはややハードルが高かったのです。

そんなときに見つけたのが、セルフカフェでした。愛知県の方にはグランピングなどでお馴染みの「ウッドデザインパーク」の会社が運営しており、愛知県のほか、大阪府、静岡県、東京都、千葉県、岩手県に出店しています。

「セルフカフェ」という名前の通り、飲料の提供は全て自動販売機のセルフサービスで行われる、無人のカフェとなっています。そして、冒頭でも述べた通り、ドリンクを1杯購入すれば時間無制限で滞在できます。ただし、完全に無人というわけではなく、定期的に警備スタッフや管理者による見回りがあるほか、監視カメラでのモニタリングもされています。

利用方法も実に簡単です。座る席を決め、ドリンクを購入するのみです。1回の利用につき、ドリンクは必ず一人1杯以上購入する必要があります。当然ながら、外部からの飲食物の持ち込みは禁止されています。長時間の離席時にはドリンクを購入しなおす必要がありますが、トイレ程度の短時間の離席（30分以内が目安）ならドリンクの再購入は不要です。

ただし、決済手段は電子マネー、QRコード決済、クレジットカードタッチ決済といったキャッシュレス限定です。基本的に現金は使用できない点にご注意ください。

そもそもコンセプトが、以下のような大変素晴らしいものとなっています。

お家のような寛ぎはないけれど、設備が整った集中できる環境がある。

カフェのような食事はないけれど、時間を気にせず美味しいコーヒーが飲める。

図書館のような静けさはないけれど、適度な賑やかさがある。

目指すのは、それぞれの良いところを掛け合わせたような空間。

セルフカフェは仕事、勉強、頑張る人を応援します。

（セルフカフェWebサイト『セルフカフェとは』より引用）

カフェやファミレスやファストフード店だと、あまり長い時間席を占有するのは、食事目的のお客さんの邪魔になりそうで気が引けてしまいますが、セルフカフェはそもそも長時間の利用を想定しているので、安心して何時間でも居られます！さらに、発生する料金はドリンク代のみであり、滞在時間に応じて課金されるわけではないので、そういう意味でも安心して何時間でも居られます。あとは、他の利用者の目があるという点も、人によっては安心できるのではないでしょうか。

セルフカフェを実際に利用してみる…。

ここからは、セルフカフェを実際に利用した感想を紹介していきます。今回紹介するのは、中村区のマーケットスクエアささしまにある「セルフカフェ ささしまライブ店」です。立地的には名古屋駅からの徒歩圏内にあり、とても便利です。僕も仕事前の期限の迫った資料を慌てて仕上げる追い込み優雅な休憩や、映画上映時間¹までの時間潰しで、とてもお世話になっています。

出入口は道路に面した側に自動ドアがあるほか、屋内のゲームセンター（GiGO）側からも入場できます。ゲームセンター側の入口は壁や扉などで仕切られてはいません。ゆえに、店内は完全に静かというわけではなく、多少は喧噪やゲーム筐体の音などが聞こえてきます。

販売されているドリンクは、コーヒー（Wロースト）と紅茶（ダージリン）、プレミアムココア、抹茶ラテ、いちごオレです。

また、お菓子の自動販売機²と、PayPayのQRコード決済で購入可能なアイスクリームも設置されています。

コーヒーと紅茶の場合、ホットとアイスでそれぞれMサイズとLサイズがあります。注文したいドリンクのサイズに応じたカップを選び、アイスドリンクの場合はあらかじめカップの8割程度まで氷を入れてから、ドリンクを注ぎましょう。

前述の通り、決済手段はキャッシュレスのみです。カップをセットし、目的のドリンクのボタンを押してから、任意の手段で決済しましょう。

価格は、こういう自動販売機のドリンクとして考えるとお高いです。例えばコーヒーはMサイズ440円、Lサイズ540円、紅茶はMサイズ440円、Lサイズ520円となっています³。ペットボトルの水に至っては500円ですからね！ここは富士山頂ですか！？

……ですが、これを「ドリンク代」ではなく「時間無制限でWi-Fiも使い放題の座席代込み」と考えると、かなりお得です。

参考までに、名駅周辺のネットカフェの料金と比較してみます。

勉強やリモートワークなどで、1時間以上使用する場合、セルフカフェのコスパが際立ってきます。会員登録が必要なく、普通に飲み物を買うだけで利用できるのが楽チンです。（というか亜熱帯もなかなかお得ですね…。）

ちなみに、自販機のお菓子の価格は定価ぐらいで、アイスクリーム（レディーボーデン）は400円です。改めて、セルフカフェにおいてはドリンク代が座席代を兼ねていると考えて良いでしょう。

ささしまライブ店の店内は、複数名掛けのテーブル席や、ブースで区切られた席など、様々な用途に使える席が揃います。ただし、一部の席にはコンセントがありません。

トイレはセルフカフェ店内には無く、マーケットプレイスささしまのものを使用する必要があります。ゲームセンターやびっくりドンキーのほうまで歩く必要があり、まあまあ離れています。トイレを利用する際は、荷物を持って席を立つのが無難でしょう。

僕はアールグレイティーのアイスLサイズをお供に、セルフカフェで作業やブログ執筆をすることが多いですね。1〜2時間程度滞在するので、割とお得に長時間作業ができていると思います。

Wi-Fiの速度は上図のとおりです。なかなか早く、快適に動くため、ブラウジングやクラウドとのデータのやり取りにも困りません。

セルフカフェ まとめ

セルフカフェは、ウッドデザインパーク株式会社が愛知県内を中心に、北は岩手県から西は大阪府まで展開している無人のカフェです。「セルフカフェ」の名前の通り、飲み物の提供はセルフサービスで、店内の自動販売機にて購入するシステムなのですが、この施設の本質は、ドリンク料金だけで、電源やWi-Fi環境の整った作業スペースを時間無制限で利用できる点です。ドリンクは1杯420円からあり、これは名駅周辺のネットカフェを基準にすると、1時間以上の滞在ならセルフカフェのほうが断然お得ということになります。

決済手段がキャッシュレスオンリーという注意点こそあるものの、会員登録不要で気軽に立ち寄れるのが便利です。

今回紹介したささしまライブ店は22時までの営業なのですが、一部、24時間営業の店舗や、深夜および早朝まで営業している店舗もあるので、テスト勉強の追い込みのようなシチュエーションでも使えます。僕はそういう学生時代を送っていました（え）

なお、お得に利用可能なドリンクチケット（実質的な回数券）もあります。

※訪問時点の情報です。

セルフカフェのWebサイトはこちら↓

セルフカフェ - Wi-Fi・電源完備の無人カフェ

仕事・勉強・作業にも使える無人カフェ。会員登録不要、高速Wi-Fi、席時間無制限。月間利用者6万人、50店舗以上展開中。セルフカフェは頑張る人を応援します。

selfcafe.jp

1. 109シネマズがマーケットスクエアささしまの2階にあります。
2. こちらでは現金を利用可能です
3. なお、Lサイズは+100円で量はMサイズの1.7倍なので、長時間滞在予定ならなかなかお得です。また、プレミアムココアと抹茶ラテは440円、いちごオレは420円です。