2025年11月4日。愛知県岡崎市、名鉄名古屋本線本宿駅のすぐ近くに「三井アウトレットパーク岡崎」がオープンしました。東海エリアではジャズドリーム長島(三重県桑名市)に次ぐ2店舗目の三井アウトレットパークとなります。
本宿駅がある岡崎市の東部は、住宅街と農地からなる完全な郊外だったので、貴重な大型商業施設であるといえます。さらに、名鉄名古屋本線はもちろん、新東名高速道路の岡崎東ICからも近いので、県内外の様々な交通手段の客が訪れやすい立地です。
開業から少し経過した頃(2025年12月、2026年2月)に訪問してみたのですが、すごい場所でした。アウトレットモールらしく幅広い有名ブランドの商品を押さえつつも、岡崎市や三河地域といった地域の特産品の品揃えも厚く、各地からの来場者に岡崎市や三河の魅力を発信できる場所にもなっています。さらに言うと、犬の散歩ができる公園のようなエリアもあり、地元住民が憩いの場としても使えるようになっています。
そんな三井アウトレットパーク岡崎にて、買い物と食べ歩きを楽しんできました!
公園のような憩いのアウトレット

三井アウトレットパーク岡崎の最寄り駅である、本宿駅にやってきました。東岡崎駅からは5駅離れています。特急は止まりませんが、急行停止駅ではあるので、名古屋や金山からは、豊橋や豊川稲荷行きの急行を使うと乗り換えなしで辿り着けます。
本宿駅とアウトレットの間は無料シャトルバスが結んでおり、平日は9時台から19時台まで1時間に2本ペース、休日は9時台から19時台まで1時間に3本ペースで運行しています。もっとも、徒歩でも所要時間は15分程度です。
名鉄の高架より北側は水田の広がる風景ですが、しばらく歩くと目の前に巨大なアウトレットが現れます。駐車場はかなり広く設けられており、2月下旬の平日午前には結構空いていました。

とはいえ、駐車場は空いているように見えても、来場客は多かったです。まあ、自家用車で来場する人だけでなく、僕のように公共交通機関で来場する人も多くいるわけなので…。
三井アウトレットパーク岡崎は、「オカザキマーケット」と「アウトレットゾーン」の2つのエリアに分かれています。


エントランスから入場してすぐの場所はオカザキマーケットのエリアで、公園を取り囲むように店舗が配置されています。
公園にはドッグランもあり、犬の散歩をしている人もいました。犬がマーキングをしてもよい場所と、犬のフンを捨てるための専用ボックスもあり、買い物客と犬を連れてきている方が共存できるようなつくりになっています。また、噴水イルミネーションやベンチなどもあり、天気の良いときは座って一息つけます。

オカザキマーケットはその名の通り、岡崎市や三河地域をはじめとした、愛知県内の事業者が多く集う区画です。主に飲食店と、テイクアウトのテナントと、食料品売り場から構成されています。食料品売り場といってもスーパーマーケットのような感じではなく、どちらかというと道の駅や産直市場のイメージですね。安城市に本店のある人気ベーカリー「スペイン窯 パンのトラ」に多くの方が訪れていました。


(クリックで拡大)

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オカザキマーケットからさらに奥に進むと、アウトレットゾーンになります。アウトレットモールとしての本体の部分になります。僕でも聞いたことのあるような、有名ファッションブランドがたくさんテナントとして入居しています。
Ankerとか…。T-falとか…。THERMOSとか…。
どれもファッションのブランドではないのですが…。
あ、あとあれもあったね!イングニ!!イングニの服はフェミニンな感じでかわいくて好きよ!
……もしかして「INGNI」のことを言ってます?


アウトレットゾーンもオープンモールとなっており、屋外の通路の両サイドに店舗の入った建物があります。各所に休憩スペースや、子ども用の遊具も設けられており、やはり天気の良い日には気持ちよく買い物をしたり、あるいは連れの買い物を待ったりできそうです。
アウトレットゾーンにも、随所に岡崎市の魅力をPRするコーナーがあります。2階の東エントランスそばには岡崎市の観光案内所「岡崎おでかけナビ」があるほか、トイレに通じる通路3か所に「OKAZAKI STREETS」と称した、岡崎市にまつわる情報を展示する壁面展示エリアが設けられています。

こちらは2階のトイレに続く通路にある「サウンドストリート」です。岡崎市本宿町で幼少時代を過ごした作曲家、故・冨田勲氏の軌跡が紹介されています。NHKの「きょうの料理」のテーマソングなど、様々な楽曲を手掛けた方です。

こちらのスペースは「立体音響体験スペース」となっており、中央に立つと冨田氏の楽曲が四方から聞こえてきます。
それにしても、よく知っている有名ブランドの商品が、背伸びすれば届きそうなアウトレット価格でたくさん売られています。見れば見るほど物欲を刺激されてしまうので、理性を保ちながら歩くのが大変でした(え)



家庭で使うものを厳選していくつか購入しました。一時的に最低限使えれば良いのなら最安値を選ぶ意味もありますが、「良いものを長く使う」ほうが快適ではないかと、僕は最近考えるようになりました。そして、アウトレットではその「良いもの」がアウトレット価格で手に入るわけです。
愛知の人気店の味も楽しめる!三井アウトレットパーク岡崎のグルメ
三井アウトレットパーク岡崎で楽しめるのは、買い物だけではありません。アウトレットゾーンのフードコート、レストラン、オカザキマーケットのテイクアウトグルメなど、様々なグルメを楽しめます。
愛知県、さらに言うと三河地域のご当地の味も多く楽しめます。ご当地グルメを中心に、気になるものを味わってきました。
1.暴れん坊チキン 宇宙1号店
岡崎市康生通東にある人気のからあげ店「暴れん坊チキン」の支店、「暴れん坊チキン 宇宙1号店」がオカザキマーケットに出店しています。


暴れん坊チキンは、からあげグランプリでの受賞歴もある地域の人気店ですが、岡崎市を拠点に活動するYouTuber・東海オンエアの動画にもしばしば登場し、東海オンエアのファンにも「聖地」として親しまれています。宇宙1号店のカウンターにも、東海オンエアメンバーを模したベアブリックと、チャンネルのマスコットキャラクター「ピースの二乗のアイツ」が展示されています。
宇宙1号店はテイクアウト専門店で、手軽に食べられるからあげや、からあげを使った弁当などを販売しています。

宇宙1号店限定の弁当「暴れ飯」を注文しました。無料で大盛にできるほか、部位をもも肉と胸肉から選べます。(今回は普通盛り、もも肉)

玉子あんをかけたからあげ丼、といった感じのビジュアルです。
からあげは肉に下味がしっかりと染みており、衣はカリッと、肉はジューシーな食感です。玉子あんとタレは甘めの味付けなのですが、この甘みがからあげ本体にしみ込んだ美味しさを引き立てているように感じました。甘さの奥に感じるニンニクの香りが食欲を刺激します。付け合わせのザーサイも絶妙で、酸味とごま油の香りが、暴れ飯の良い箸休めになってくれます。
なお、なぜ「宇宙1号店」なのかは、暴れん坊チキン店主の射り口さんご自身が裏話を東海オンエアのサブチャンネルにて語っています1。
2. ダカフェ
「ダカフェ 三井アウトレットパーク岡崎店」は、岡崎市宇頭町の名鉄名古屋本線宇頭駅前にあるローカルスーパー「ダイワスーパー」が展開するフルーツサンドの店です。こちらもオカザキマーケットの店舗で、暴れん坊チキンの隣に出店しています。
ダイワスーパーの三代目社長である大山皓生氏が、スーパーの名物としてフルーツサンドの販売を開始し、現在ではららぽーと安城、イオンモール豊川、三井アウトレットパーク岡崎にフルーツサンド専門店「ダカフェ」を展開するほどになっています。恵比寿に出店していた時期もあったのだとか。

色とりどりのフルーツサンドがたくさん並ぶ中、目移りしてしまいそうでしたが、様々なフルーツの入った「3年3組」を購入しました。変わった名前の商品ですが、曰く、近隣小学校の「まだ商品化されていないフルーツ同士の組み合わせが欲しい」という声に応えたことにちなんでいるのだそうです。
キウイ、いちご、バナナ、みかんが挟まっています。

おっ、こんなにクリームが…。舐めたいなぁ…。
フィルムを舐めるのはさすがに自重しましたが(笑)ダカフェのフルーツサンドはクリームが絶妙です。ミルクのまろやかさが豊富でありつつも、甘さは控えめなので、フルーツの香りとフレッシュさを邪魔しません。今回頂いた3年3組は、フルーツの甘さと酸味のバランスが絶妙でしたね。
ちなみに、大山氏が岡崎城西高校で東海オンエアのメンバーと同級生だった縁もあり、ダカフェでは東海オンエアとのコラボ商品も販売したこともあります2。
3. 中華そば つけめん 玉(ぎょく)

ここからはフードコートの店舗の紹介です。フードコートに出店しているのは全国チェーンの店が多めの印象ですね。席は一般的なテーブル席のほかに、小さな子供連れの家族が使いやすい座敷席や、コンセントの付いたカウンター席もあります。

「中華そば つけめん 玉(ぎょく)」にお邪魔して、「味玉つけめん」を頂きました。
ぎょくは川崎のラーメン屋で、愛知県では三井アウトレットパーク岡崎と、ららぽーと安城に出店しています。
茶色く濁った濃厚なスープは、魚介と動物の旨味が力強く噛み合い、醤油のコクが際立つ味わいです。とにかく、鰹の香りが心地良いです。麺も滑らかなうえにコシがとても強いです。「濃厚な魚介豚骨スープで、冷たく締まったツルツルの麺を啜る」という、つけめんの原体験的な喜びを強く感じられる一杯だったように思います。チャーシューも甘く濃いタレの味が染みた、トロトロの仕上がりでしたね。

フードコートの店舗ですが、スープ割りにも対応しています。カウンターに「柚子割り」と「煮干割り」の2種類のディスペンサーがあり、お好みの出汁を注いでスープ割りを作れます。
柚子割りを試してみましたが、魚介豚骨醤油の中にほのかに感じる柚子の香りが心地良かったです。
4. 北京本店
三河安城駅のすぐそばにある、愛知県安城市のソウルフード的な中華料理店「北京本店」がフードコート初進出です。フードコートのテナントでは図抜けて人気があり、どこよりも長い列ができます。

豚からあげとトロトロの炒り卵を特製ダレで味付けし、ご飯の上に乗せた「北京飯」が名物です。三河安城の本店では様々なメニューを提供していますが、三井アウトレットパーク岡崎のフードコート内店舗では北京飯とラーメン(もしくはスープ)のセットを提供しています。
三井アウトレットパーク岡崎店限定で味わえる「台湾ミンチ」が絶妙で、北京飯の新たな美味しさを発見できます。
三井アウトレットパーク岡崎の北京飯については以下の記事にて詳しく紹介していますので、併せてご覧ください。
(おまけ)スターバックスコーヒー
オカザキマーケットの公園に面した場所に、スターバックスコーヒーがあります。


特筆することのない一般的なスタバではあるのですが、天気の良い日にはテラス席でくつろぎながらドリンクやデザートを楽しむことができます。
三井アウトレットパーク岡崎 まとめ
以上、2025年11月にオープンした、三井アウトレットパーク岡崎への訪問記録でした。
三井アウトレットパーク岡崎は、公園のような雰囲気のオープンモールとなっています。雨の日は買い物が大変かもしれませんが、まあこれは別にこのアウトレットに限った話ではないですかね…。逆に、晴れた日は散歩感覚で買い物を楽しめると思います。
公共交通機関でのアクセスの場合、最寄り駅は名鉄名古屋本線の本宿駅です。特急は止まりませんが、急行停車駅なので、急行の利用をおすすめします。本宿駅からは1時間に2~3本のペースで無料シャトルバスが出ていますが、徒歩でも15分ほどで辿り着ける距離です。
素晴らしいと感じたのは、岡崎市や三河地域といった、ご当地の物産および情報の発信にも積極的な点ですね。オカザキマーケットには、地元資本の事業者が多く入居しています。広範囲からの集客も望める立地であることを考えると、愛知県や三河の美味しいものや良いものを広く知ってもらうきっかけにもなるような気がします。
三井アウトレットパーク岡崎
愛知県岡崎市舞木町金森200
営業時間:10:00〜20:00
※テナントによりまちまち
※訪問時点での情報です。
三井アウトレットパーク岡崎のWebサイトはこちら↓



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