名古屋のパワースポット!熱田神宮を参拝(名古屋市熱田区神宮)

熱田神宮 観光・イベント

そういえば、2024年はまだ初詣に行っていませんでした。なので、先日行ってきました!夏休みの宿題を2学期の終業式前に提出するような気まずさがありますが、これが本当に「初」なんだから初詣と言い張ったって構いやしないでしょう!(え)

そんな初詣の行き先に選んだのは、熱田区にある「熱田神宮」です。三種の神器のひとつとして知られる草薙剣を祀る神社です1。ちなみに草薙剣というのは八岐大蛇を倒すのに使われた剣ではなく、八岐大蛇の体内から見つかった剣らしいです。ずっと勘違いしていました!

織田信長が桶狭間の戦いを前に戦勝を祈願し、見事に勝利を収めたというエピソードもある熱田神宮にて、僕もパワーをもらってきました!

熱田神宮での写真撮影について

熱田神宮を参拝するにあたって、可能ならばブログに感想や紹介の記事を上げたいと思い、事前に熱田神宮官庁に問い合わせ、境内での写真撮影やブログ掲載の可否を尋ねてみました。

結論から言うとNGが出ました。SNSにアップロードされる分はきりがないので止めきれないとしつつも、やはり境内は神聖で厳粛な場所であり「感想を書く分には構わないけれど『ブログで公開するために写真を撮りたい』と問い合わせがあった場合は立場上断らざるをえない」とのことでした。とはいえ、せっかくなら雰囲気は伝えたいです。なので、聖域をみだりにネットに掲載せず、皆様に雰囲気は伝える折衷案として、パンフレット類を活用したり、なるべく頑張って忠実に絵を描いたりします(え)

なお、公開目的でなく、個人的な鑑賞目的での写真撮影は認められていますが、拝殿の石段を登ったところや、こころの小径等、そもそも写真撮影自体が禁止されている場所もいくつかあるので要注意です。

熱田神宮

というわけで、熱田神宮の写真は外から撮ったこれが最後です!

熱田神宮の境内を散策

熱田神宮へは、名鉄名古屋本線の神宮前駅やJR東海道本線の熱田駅、地下鉄名城線熱田神宮西駅、熱田神宮伝馬町駅等からアクセス可能です。

熱田神宮パンフレット1

周囲は聖域として自然が保存されており、鎮守の森が鬱蒼と茂っています。

境内は観光客でいっぱいでしたが、厳かさと不思議な静けさを感じられました。

熱田神宮拝殿イメージ
本宮

拝殿へと向かい、まずは願いを捧げます。思うことはいろいろありますが、全てを引っくるめると「仕事とブログとを無理なく両立できますように」という願いに集約されますかね。草薙剣、熱田大神がこんな俗な願いも聞き入れてくれるのでしょうか。ともかく、まずは働き続けられるように仕事を頑張らないといけませんね。

熱田神宮お守り1
熱田神宮お守り2

お守りも購入しました。今の自分に一番必要だと思った「仕事守」です。この仕事守は、前述の織田信長と桶狭間の戦いのエピソードから、開運・金運・成就運・勝ち運・仕事運・信長の男らしさにあやかるものとなっています。仕事が円滑に進むように。人との関わりが上手にいくように。そして仕事に就けるように… 仕事に関する様々な憂いや不安はありますが、そこで負けずに踏ん張って成長するための勇気を分けてもらおうと思いました。

続いて向かったのは、熱田神宮の中でも一番のパワースポットとされている遊歩道「こころの小径」です。本殿をぐるりと囲むように通っています。前述の通りここは聖域なので、個人的な鑑賞が目的だったとしても写真撮影は禁止されています。ご注意ください。

一歩足を踏み入れると、とても静かで、空気が張り詰めているように感じます。名古屋の人口密集地の中にあるとは思えないほどに自然が豊かです。落ちた椿の花が地面を彩っていて、それがまた幻想的でした。失礼が無いようにと思いながら、ゆっくりと歩きました。道中に「清水社」という、目に御利益のあるお社があったのでお賽銭を入れました。仕事でもプライベートでも目を酷使するので。

率直に言うと、そんなに信心深いほうでもなく、本当にパワーがあるのかどうかはわかりません。一方で、人知を超えた存在や、現代の科学では証明できない不思議なことの存在について信じてはいます。こころの小径を歩きながら感じた、心の透き通るような感覚こそが「パワー」だったのかもしれませんね。

剣の宝庫 草薙館

熱田神宮には草薙剣にあやかって、日本各地から刀剣が奉納されています。その刀剣を展示しているのが「剣の宝庫 草薙館」です。熱田神宮に奉納された刀剣を月替わりで展示しています。入場は有料で、入館料は大人500円、小中学生200円、後述の宝物館との共通券は大人800円、小中学生300円となっています(20人以上の団体は100円引き)。

草薙館パンフレット1
(草薙館パンフレットより)
草薙館パンフレット2
(草薙館パンフレットより)

とても驚いたのは、鎌倉時代や室町時代あたりに打たれた刀剣が未だにピッカピカなことです。根元の部分(柄にはめるところ)はさすがに錆びているのですが、刃の部分はツヤツヤと輝いており、紋様もくっきりと見えます。使われていないうえに、大切に保存され続けてきたからこうなっているのだとは思いますが、それにしても長い期間その姿をとどめすぎですよ。

日本刀の重さを体験できるコーナーもあります。置かれているのはレプリカではなく、本当の日本刀なのだから驚きます(安全対策はされています)!脇差のような小さい刀でもしっかりと重いですし、太刀に至っては持つだけで精一杯の重さでした!振り回して戦うなんて不可能です。船のオールとかのほうが多分軽いです。昔の日本人は現代よりも小柄だったと言いますが、そんな小柄な侍が刀を振るって戦っていたということを思うと、侍は相当屈強だったのですね。

奉納された宝物の揃う熱田神宮宝物館

熱田神宮に奉納された様々な物を展示しているのが熱田神宮宝物館です。皇室や時の将軍から一般の人まで、様々な人が、宝、鏡、装束、能面、絵画等、様々な物を奉納してきました。入場は草薙館と同じく有料で、単館での入館料は大人500円、小中学生200円、草薙館との共通券は大人800円、小中学生300円となっています(20人以上の団体は100円引き)。

宝物館パンフレット1
(宝物館パンフレットより)
宝物館パンフレット2
(宝物館パンフレットより)

信仰の源となっているからこそ様々な宝物が集まりますし、奉納するための舞の面を見ると、逆に信仰が芸術を生んでいる節もあるのかなと思いました。

この宝物館の宝物も草薙館の刀剣と同じく、長い時間を大切に保存され続けてきたので状態が良いです。ここで改めて感じたのは、アーカイブの大切さですね。古い時代は、熱田神宮のような重要な宗教施設でなければ、様々な物を状態良く保存できなかったというところはあるかと思いますが、現代では個人が揮発しないデジタルデータや大容量のクラウドストレージを扱えるようになっています。だからこそ、どんなに些細な「需要が無い」と思うようなことでも、記録しておけば後々素晴らしい資料になるのではないでしょうか。僕がブログを書くモチベーションにはこれも含まれています。さすがに何百年も残るとは思いませんが、10年20年経ったときに、記事や写真が熱田神宮の宝物のごとく何かしらを物語る財産になっていたら嬉しいですね。

熱田神宮 まとめ

熱田神宮は熱田区にある神社で、三種の神器である草薙剣を祀っています。

名古屋の下町の風景の中に突如現れる広大な鎮守の森は、自分が今都会にいることを忘れさせてくれるような包容力があります。特に本殿を取り囲む遊歩道「こころの小径」は厳かな空気で、パワーをもらえるような気がします。

「剣の宝庫 草薙館」や「熱田神宮宝物館」といった有料展示もあり、熱田神宮に奉納された貴重な刀剣や宝物を見学することができます。

他にも、今回は立ち寄りませんでしたが、熱田神宮には飲食コーナーもあります。きしめんが名物とのことで、訪問時にはとても賑わっていました。

というわけで、2024年も無事に初詣ができました!いろいろなことが上手くいったら、また報告に訪れたいです。

熱田神宮
愛知県名古屋市熱田区神宮1丁目1-1

  1. 厳密には草薙剣を依り代に降臨する天照大神『熱田大神』を祀っているようです

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